どんな感じ? 2004-12-07 - へびあし。


_ どんな感じ? 2004-12-07

国立の駅前がきれいにライトアップされている。

それを見て思い出した。

「そういえば、仙台のSさんが、12日からライトアップされるからおいでってメールをくれてたよ」

「Sさんが、ライトアップされてるの?」

いや、違うだろう、それは。

駅前

今日は、「NETdeBIZ.com経営実務セミナー」に参加。

会場に着くと、びっくりするぐらい、おっさんばっかり(失礼!)でギョッとする。

こりゃ、選択ミスしたかな、と思っていたが、最初の講演がナルミヤインターナショナルの成宮社長のお話だったので、逆におっさんたちが場違いな感じ?

ジュニアのファッションだと侮っていたのだけれど、実は商品も非常に高価で、しかも手広く、面白く事業展開されている。

社長ご自身のお話は、決して話し上手という感じではなかったけれど、その分、話のメインテーマであった「マイナーがメジャーに勝つ」という事がよく伝わったように思う。

私達は、10人いれば8人が賛同するものを選ぶ。

これは本当にその通りで(私は商品企画をしていたけれど)確かにそういう商品の方が、社内会議に通りやすく、市場に出た時のイメージを会議参加者に付けやすいというのは曲がりない事実だ。

商品企画部なんて、いくつの商品を出せるかという勝負でもあったりするので、どうしても「分かりやすい商品」を提案しがちになる。

これは、会社の体質によるところも大きいだろう。

会社が新しい発想を好み、チャレンジをモットーとするならば、10人いて2人しか賛同しないものの商品化だって考えられる。

もちろんそこには、企画担当者の情熱や商品への愛情も必要だと思う。

ただ、時間をかけて説得するという手法を用いるわけではなければ、ほとんどの商品化される商品は10人中8人が賛同したものだと思う。

お話から推測するだけで、真実ではないかもしれないが、成宮社長の話からは、そういった「当たり前」は好まれない社風を感じた。

「面白いんじゃないか?」「今までになかったんじゃないか?」「ちょっと、試してみるか?」というフットワークの軽さを感じられた。

だから、あの会社の商品の一部は2人しか賛同しなかったものもあるかもしれないな、と思う。

ただ、その2人の賛同者のうちの一人は必ず、成宮社長であることが条件だと思うけど。

その後は、人材会社の話。

これは、市場の分析等が非常に興味深かった。

憶測が混じっていないとは言い切れないが、それでも実際的な数値と人と接して行われたヒヤリングや経験に裏打ちされた憶測というのは力がある。

お話が非常に上手でした。

エネルギッシュで、強すぎるぐらい強いお話。

これだけの距離を置いて、ゆっくりと他人顔で聞くのなら悪くないと思う。

面と向かって、ああいう人と向かい合う勇気は今の私にはない。

そう感じる事で、我が身を振り返る。

そして、自分自身を思い知る。

家に帰ったら、Linux magazine 1月号が届いていた。

文字校正もどきでお手伝いした「Pythonの連載の1回目」が掲載。

ぜひ、読んでください。

そして、アスキー編集部に「すごく分かりやすかった」とか好印象を持たれそうな感想をメールで送りつけてください。

お願いします。

でも高いよね、この雑誌。

内容はこんな感じ。

サル

ちなみに今日は、お弁当お休みの日です。

今日の歩数。

8888歩。