ダウン症フォーラム1日目 2004-11-20 - へびあし。


_ ダウン症フォーラム1日目 2004-11-20

ついに当日を迎えました。

びっくりするようないいお天気に恵まれ、気温も高くなりそうです。

実行委員長は、「この天気で8割は成功といっていい」とコメント。

そういうもの?

メインホールの雑用係に任命され、本当に雑用をしていました。

昨年と違って、ほとんど準備に関わっていないので、それは構わないのですが、昨日同様に指示を出す人が指示の内容を理解しないまま言い放つので、本当に意味が分かりません。

大して大掛かりな人数の参加ではないので、もっと余裕を持った方がいいと思うのですが、きっと「私がやらなければ」という思いが強すぎるのでしょう。

なんだか、気の毒な気分です。

昨年の私は、後輩も含め、本当に私を信用してくれて、私の力になってくれる人だけをそばに来てもらって取り組んだので、お願いをする時の言葉遣い、タイミング、指示に対する批判などを考慮する必要が一切なく、余計な気を遣わなくてよかったので、大変助かりました。

でも、彼女はそうではないのです。

きっと、大変な二日間となることでしょう。私自身も彼女をちっとも信用はしていないので。

でも、やるべき事はやりたいと思います。

その為に来たから。

13時に開場。

オープニング。

会場はこんな感じです。

会場の様子1会場の様子2

続いて、プロップステーションの竹中ナミさんの講演。

聴きながら、考えているだけの人間と実行している人間の違いというのを痛感しました。

私はここで、これを聴きながら一体何をしているんだろう、と自分に問うていました。

こういう事に参加するだけで、私は「何か」をした気分になっているのでしょうか。

ボランティアはただの自己満足です。

ひょっとしたら、自分の虚栄心のためにやっているのかもしれません。

でも、それはそれで構わないのです。

だって、お金を払う事があっても貰う事はなく、自分の時間を使ってやっているのですから、それが何の為であってもいいと思っています。

ただ、こういう事を続けていく中で、私は何がしたいのか、という事が問題なのです。

「何かが出来る」と思う事もおこがましくはあります。

それでも、思わずにはいられない。

知れば、怖くないことは多くあるのです。

多くの人は、「知るチャンス」に恵まれていないだけなのです。

「知るチャンス」をもうける事すら、私には出来ないのでしょうか?

そんな事はないと思いたい。

今日、触れ合った多くの子達の笑顔。

これを知ってもらう事は出来るはず。

そう、思いたい。

そう思う為に、私はいつまでも「受け手」でいてはいけないのです。

発信する側になる為には、妄想を超えて、実行しなければいけない。

今すぐは無理でしょう。

でも、どのぐらいでもいいから、発信する側になる気持ちと行動力を持つ為に生きていこうと思います。

アクションの大小はあれ、必ず実行しようと思います。

今、自分に問わなければいけない、この悔しい気持ちを絶対に忘れないでいようと思います。

竹中さんの講演の後は、分科会。

先生方の熱い想いに触れました。

みんな、「何か」をしたいと思っている。

そういう気持ちが感じられてよかった。

講演会の後は懇親会。

とにかく早く休みたくて、がーっと食べて、さっと姿を消す。

20時過ぎから、ゆっくりと眠りました。

今日の歩数。

9078歩。