お花見で悩んだりする 2002-03-31 - へびあし。


_ お花見で悩んだりする 2002-03-31

私の手話のレベルを英語のレベルで言うと、中学校の一年生ぐらいのものです。

当然、大学生のレベルや大学院生のレベルの方から見れば、まだまだで、見ていて危なっかしい気がするのかもしれません。

ですけど、中学一年生のレベルでも、海外に行くことは出来ます。

住んで、生活する事も出来ます。

分からない事はその都度習えばいいと、私は思っています。

幸いに、私は先生と個人的に話す機会に恵まれてきました。

ですから、通訳者がいなくても、一対一でろうあ者と話すことに抵抗はありません。

初めて会う方なら、きちんと「私は勉強を始めて一年ですから、ゆっくり表現してもらえますか」とお願いするようにしています。

そうすれば、大して問題はありません。

話の内容の全てを訳せなくても、知っている単語を拾い上げて、大筋をつかむ事が出来れば会話は成立するからです。

今日は、手話の会のお花見でした。

初めて会う通訳の方が、親切で、ずーっと通訳してくださるんです。

お心遣いはありがたいんですが、それじゃ勉強にならない。

私と相手のろうあ者の信頼関係が確立できない。

正直言って、ちょっと参ってしまいました。

お気持ちは本当にありがたいし、手助けがなくてもわかると断言出来るわけじゃない。

そんなに過信はしていません。

でも、分かったフリはしていないつもりです。

意味をきちんと取る必要のある単語は、話を中断してでも「ごめん、今の手話表現の意味は何?」と聞くようにしています。

だから、あたたかく見守ってほしいなぁ・・・と思ったりして。

それって、生意気なんでしょうか?

あと、なんか話しに積極的に参加しろと強要されると、嫌な気分になります。

自然にしてればいいじゃないかと思うんですよね。

つくづく、私には団体行動が向かないな~と思ったりして。

こんなんで今年度の活動は大丈夫なんだろうか、などと手話自体以外で妙に頭を抱えてしまった、お花見でした。