もしもリスト 2001-11-22 - へびあし。


_ もしもリスト 2001-11-22

私と母は、お互いの「もしもリスト」を持っている。

何かと言うと、文字通り、何かの折には、必ず連絡して欲しい人たちのリストである。

それを少なくとも、年に一度は見直している。

PCを所有し、メールだけのお友達が出来てからは、そちらの方は、愚弟が責任を持ってくれる事になっている。

(私のアドレス帳に入っている方全てに、彼が連絡してくれることになっているのだ)

この話をすると、眉をひそめる人がいる。

「縁起でもない」と。

その気持ちも分かる。

でも、別に悪いことだとは思っていない。

むしろ私は、私の大切な人達が私の「もしも」を知らないでいることの方が辛いので、これを作ってから、非常に安心している。

何で突然にこんなことを思い出したのかというと、明日、久しぶりに両親に会うので「臓器提供意思表示カード」のサインをもらいなおそうと思いついたから。

これも、定期的に見直してサインをしなおし、家族のサインももらいなおすようにしている。

前回が2000.5.27なので、一年以上たっているので。

(カードも、汚くなるしね^^;)

そういうことをすることで、私は安心して、一人暮らしが出来る。

自分自身を守りながら生活出来るような気がする。

今年も年末に「もしもリスト」の見直しをすることだろう。

一人一人の名前を見ながら、母に友人達の近況を報告する。

この「もしもリスト」は、家を出て、なかなかゆっくり話す事のない母と娘の会話の糸口にもなっているのだ。

ただ、友人達の「名字」の書き換えをする時の母の「沈黙」が、年々恐くなるのが唯一の問題だったりして(爆)