雨音を聴き、梅酒を漬ける 2005-06-26 - へびあし。


_ 雨音を聴き、梅酒を漬ける 2005-06-26

朝起きると、久しぶりの雨音!

ジッと聴いてしまった。嬉しい。

でも、すぐ止んだ。

朝ご飯も食べずに、買い物へ。

今年は誰も私に梅酒を作ったか、とか作るのか、とか言ってこなかったので、作るのは止めようかと思っていたが、結局買ってしまった。いつもより、一ヶ月遅れで作る。おいしいだろうか。

砂糖は控えめにする。

やっぱり、毎年やっている事をやらないとどうも落ち着かない。これで、梅雨を越えるような気分になった。

梅酒ビンを丁寧に熱湯で消毒したり、一粒ずつ、梅を丁寧に拭いたり、そういう作業が私は好きだ。

何かを丁寧に込める作業。先の楽しみを詰める作業だと思う。

梅酒

並行しながら、コーンパンを焼く。

コーンとマヨネーズを載せて。本来ならパセリを載せる所に、青海苔を載せた。別に問題はなかろう。

6/26のパン

お昼ごはんは、かりっと焼いた油揚げとポーチドエッグとかつお節を茹でてお湯を切ったうどんの上に載せて、擂ったしょうがとネギを置き、お醤油をかけて食べた。意外と旨かった。しかも、楽チン。

ダシを使うと暑いし、かといって冷たいものばかりでは体に悪いので、こういうのも悪くない。

夜はちょっと愚図ってしまった。

最終的には私の勘違いだったのだけれど、「何でそうなったのだろう?」と考えてもらえずに、「調整すればいいだけじゃない」と言われたのがショックだった。

原因が分からなければ、また同じ事をするとも思ったし、何でそうなったのか分からないのに、またその楽しいとは思えない作業を続けていく自信が全くなくなり、加えて、今までやってきた全てが無駄になったと強く感じてしまったから。

体調が悪いと余計に些細な事に傷ついてしまう。しかも、自分でコントロール出来ない時期と言うのがあるので、どうしようもない。

男の人にはわかるまい。でも察して欲しいと思う。

コントロール外にいる自分を持て余す事を。

そして、いい加減学習しろ、自分、とも思う。ただ、年々色々な形で体が痛んでいくので、なかなか追いつかないのも事実。

いつまでも、ここに留まっていられないという事を自分の体に知らされる。

可能性はどんどんと減って、選択肢も減っていくと日に日に思い知らされて、ちょっと切なくなる。

それが老いるという事だから仕方がない。受け入れていく思考を手に入れる努力をしようと思う。