帰ってきました 2008-10-20 - へびあし。


_ 帰ってきました 2008-10-20

大阪から、帰って来ました。
つっかれたー。

義理の両親と食事をするつもりで行ったのに、義父は不参加。
定年退職して時間も自由なはずだし、体調でも悪いのかと聞いてみるとそうでもないとの事。
何か用事があったのかときくと、「ないわよ。家で洗濯してるんじゃない?」だって。

前々から思っていましたが、本当に彼の両親は変わってる。
不仲とかなら、まだいい。受け止めようもある。
でも、争いとかそういうのは、ない。
感情的に欠陥があるとしか思えない。
あくまでも私の理解する範疇での欠陥ではあるけれど。

よって、私。かなり不機嫌でした。

しかも義母は「今から字を教えろ」だの「数字を覚えさせろ」だのうるさい。
はっきりいって、娘はまだ平面をうまく捉えられていない。
そして、言葉もまだまだ。
そんな相手に字を教えて、いったいどうやって覚えたか確認するの?
っていうか、別にいい。いつかは覚えるから。

そうやって育てたから、彼みたいになるのだと言うならば、私は絶対そうしない。
頭はいいと思うし、その集中力はすごいと思う。
男ならばそれでいいだろう。子育てなどしないのだから。

でも、万に一つでも娘に子どもを育てたりする可能性があるならば、私は彼のようになって欲しくないのだ。
字が分からなくても、数字を数えられなくても、ぬいぐるみをかわいがり、目下のものに思いやりをかけてやり、周囲に感謝し、他を愛し、人の傷が分かる人間であって欲しい。
例え、子育てをしないでも、女性である最大の性的個性である「母性」を大事にして欲しいと思っている。

よって、「あ、無理です。この子は私程度にしかなりませんから」と却下。
やわらかく、無視した。
どうせ、そういう事に気づかないのだ。
つまり、自分の発言で相手がどう反応するかは義母には関係ない。投げっぱなしだ。
彼と同じ。
思いっきり、きつい言葉で切り返されないと反応しきれない。
しかも、反応しても「なぜ?」とは考えない。ひどい、としか。
よく似た親子だ。

歩く時も娘の手をとって、さっさと歩くけど、二歳の娘のペースなんて関係ない。
まるで、引きずられる様に歩く娘。気の毒な。

そんな訪問でした。
疲れました。色々な意味で。
結局、娘の存在って何なんだろう、とずっと考えていました。
全ての人にかわいがってもらおうなんて望みすぎだと思っているけれど、血のつながった人間にかわいがってもらえないなんて、思ってもいないことでした。
会わせる為に行ったのですが、もうその必要があるのかさえ、わからなくなってきました。
娘もそう遠くないうちに、人間関係を把握し始めます。
私はその時に、この子になんと説明すればいいのでしょう?
わかりません。