名前のない怪物 2018-02-11
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ある人曰く、
宮部みゆきは、人物を描くのに長けているといつも思う。
登場人物の一人一人が『どこにでもいるタイプ』であり、時には隣の席に座っていても違和感がない程のリアルさを感じる。どのキャラクタも、その人なりの信念や正義を持ち、あえていえば、その部分だけが作り込まれた事を感じさせるが、それでもそれらが私達の『誰もが少しずつ持っているもの』である為に、反発よりも親しみの方を
- 悲嘆の門(上) (新潮文庫) 宮部 みゆき(著) 新潮社 2017-11-29
- 悲嘆の門(中) (新潮文庫) 宮部 みゆき(著) 新潮社 2017-11-29
- 悲嘆の門(下) (新潮文庫) 宮部 みゆき(著) 新潮社 2017-11-29