一人暮らし 2001-10-02 - へびあし。


_ 一人暮らし 2001-10-02

久しぶりにバテて、自分が「一人暮らし」であることを思い出した。

そのぐらい、私にとって、この生活は普通なのだ。

就職して一年半後から始めた「一人暮らし」。

始めは「お前には無理」と言われたものだけど、難なく、もう二年。

よく女性雑誌に「一人暮らしが長くなると、婚期が遠のく」とあったりするが、「なるほど」と自分が一人暮らしになって思ったものだ。

例えば、今日。

すごく、きつかった。

頭の奥の方が痛いし。

でも、家に帰ると「あ、ごみ捨てなきゃ」と思ってしまう。

かわいくない。

もし落ち込んで泣いてても、洗濯物は溜まっていくし、ごみの日にゴミを捨てなきゃ、と思う。

そして、気が付けば、晩御飯を作っていたりする。

「これじゃいけない」

なんだか、自分がひどく「強い」気がする。

落ち込むこともあるのだ。

でも「朝」は、やってくる。

その発想も「かわいくない」。

「強く」て「かわいくない」のは、あまり男性に人気がない。

そして、気が付けば「適齢期」になっている。

「これじゃいけない」

そう思う。

でも自分できちんと稼げさえすれば、入ってくるお金は全部自分のものだし、どんな生活をしていても、咎めるものもない。

そう思うと「一人暮らし」は、楽チンだ。

でも、私はこう見えても(?)料理は得意だし、洗濯も掃除も、まったく苦にならない。

まさに「売り」。

男友達は「飯を作って食わせろ。お前の腕ならイチコロだ。」と言う。

そのぐらい「売り」だ。

安売り過ぎて売れないんだろうか・・・。

「これじゃいけない」

本当に、そう思う。

でも、好きなだけ仕事させてくれて、好きなだけ趣味のものを買わせてくれて、好きなだけ習い事させてくれて、気が付くと小旅行に出ていたりするのを優しく見守ってくれる方がいるでしょうか?

無理だろうなぁ・・・。

こうしてまた「一人暮らしが長くなると婚期が遠のく」を真実にしてしまうのね。

でも、こんな私でも、とっても「一人暮らしをやめたくなる」ときがある。

ビンのふたが開かないときや高いところのものを取りたいとき、病気の時。

こんなことを言っている間は、当分は「一人暮らし」なのだろう・・・。