2004年12月 - へびあし。


_ 何ィ? 2004-12-01

とてもよく出来たと自分では思っている。

だって、下書きも何もなくて、いきなり紙とはさみと準備して始めた事なんだから、これだけ出来ればいいと思う。

手作りのクリスマスカードだ。

でも、家でのリアクションが薄いので、「日記で希望者にお送りします!とか書いたら、誰か欲しがってくれるかなー」って言ってみたら、「え、誰も読んでないでしょ?あの日記。」と言われた。

くっそー。

そうなの?

そんな事ないよね?

そんな事ないよ、と言ってくれる方、メールか掲示板に書き込みを。

完成

私がシュンとした。

12/1お弁当

献立

・鍋で煮た大根・白菜

・チキンの味噌照焼

・さつま揚げ

・ハム

・プチトマト

・里芋しいたけ煮

・ポーチド卵

・浅漬けキュウリ

・小魚

今日の歩数。

5850歩。

_ 代理出勤 2004-12-02

12月1日に「クリスマスカードを送る」と書いたら、ご応募がありました。

少なからずとも、片手以上の方が、ちゃんと見ていてくれていることが分かりました。

いや、両手以上いらっしゃいましたよ、はい。

あなたのために書いています、という気持ちでやっていると思ってくださいましね。

自分のためではありますが。

気持ちって事で。

さて、朝、あまりにきつそうなので、「代わりに出勤しようか?」と言ってみました。

「どうやって?」

「そっくりの着ぐるみ作って。あ、でも身長が足りなくて、変なとこから折れたりして(昔、某TVで和田アキコの大きなやつがあった。それを思い出した)」

「いや、それじゃ不自然だから、もうモ○とかの着ぐるみで」

こんな感じ?

代理出勤

こんな事したり?

お仕事できるもん

パソコン、使えるかなぁ。。。

12/2お弁当

献立

・肉シュウマイ

・ハンバーグ

・浅漬けキュウリ

・いり卵

・ひじき

・プチトマト

・手羽としいたけの煮物

・大根とわかめの味噌汁

今日の歩数。

12427歩。

_ レッツ、横浜。 2004-12-03

横浜が好きです。

私がポイントを知らないだけかもしれないのですが、何があるわけではないのです。

でも、ただ行って、街を歩いているだけで、ちょっとした旅行に出たような気分になります。

だから、好きです。

そういうわけで、元同僚S嬢と横浜へ行ってきました。

まずは中華街へ行って、軽く?コースをゆっくり時間をかけて食べました。

うまいー。

そして、散歩を兼ねて、山下公園へ。

横浜っぽい景色なんかをカメラに収めつつ。

横浜その1

横浜といえば、「赤い靴の女の子」ですが、山下公園にいるのでは?

発見。

横浜その2

たそがれてる?

S嬢に聞いた「赤い靴」のお話。

「女の子の名前はきみちゃんといい、アメリカ人宣教師と海を渡るはずだったのですが、9歳の時に麻布十番辺りで亡くなったということでした。あの歌はそれを知らずに、娘は幸せに暮らしていると思っていた母親が野口雨情に話したことがもとになったらしいですよ」

実話だとは思いませんでした。

異人さんが「いいじいさん」というオチにもならないような事しか考えてなかったな。

そのまま話しながら、赤レンガ倉庫へ。

横浜その3

何故か、2人ともここで傘を買う。

普通より骨の多い傘を見つけたのですよ。かわいかったので。

みなとみらいって感じのショット。ランドマークタワーとか。横浜その4 横浜その5

おみやげに赤レンガ倉庫でチョコレートを買いました。

すっごいかわいいの!

横浜その6 ⇒ 横浜その7

野口雨情の歌がついている。

12/3お弁当

献立

・肉まきアスパラ

・肉まきピーマン

・肉まきチーズ

・トリ詰しいたけ

・から揚げのトマトソースグラタン

・里芋の煮っころがし

・浅漬けキュウリ

・プチトマト

・わかめととろろ昆布のすまし汁

今日の歩数。

17141歩。

_ 舞台に行きました 2004-12-04

赤坂まで、友人の舞台を観に行きました。

友人って言うのもためらわれる感じだったりはしますが。

舞台は、生の迫力と気迫、勢いがあって、とても面白かったです。

あの「間」の面白さは、舞台特有のものだといつも感じます。

同じ台詞でも、「間」でまったく、力が変わってくる。

その「間」をいかに作り、いかに掴むかと言うのが、実力の差となるのかもしれません。

生意気な事を言うようだけれども、今回に関して言えば、その「間」については荒削りのところがあるように感じました。

ある部分において、数回の上演の中でも「うけなかった日、うけた日」というのが出た部分があったのではないかと感じるところはありました。

でも、その行き当たりばったりな感じも含めて、生の面白さだと思っています。

色々な人の力を集めて物を作る事。

その楽しさは「非現実」であればあるほど、強く惹きつけていく事を私もよく知っているので、夢中になっている人が羨ましくもあったりします。

ただ、いつも忘れてはいけない事があると自分では思っています。

決して、「そこから出る事を恐れない事。自分自身に馴れ合ってしまわない事」

もしも、自分を試し、力を出し切ったと感じた時には、居心地のいい場所を出る勇気と言うものも忘れないでいたい。

そうして、距離を置いてこそ、過去の自分と向かい合い、過去に支えてもらえる自分がいるのだと私はいつも感じています。

継続を否定するのではなく、同じ事の中でも、常に次のステージを見れる自分でありたいという事です。

「五年後の私」を常に意識できるか。

私はそれを自分に問うて生きたいと思っています。

「象面ガネーシャ」怪人社

舞台終了後の友人。

星きらら様

こ、こわい。

よい子はまねしないように。

今日の歩数。

7508歩。

_ 転びました 2004-12-06

朝から用事があって、五反田まで。

途中、ぼんやりしていて、歩道橋から落ちる。

いい歳をして、転んで、足の形が変わるほど打ち付けてしまいました。

本当に馬鹿。

時間が経つにつれ、痛みは増し、歩くのも辛くなってきました。

友達から「とにかくよく冷やすように」との忠告で、ヒエピタを貼っています。

血も出てるし、すごいカッコ悪いよ。

五反田では、大したことない人と話をしなければならなくてかなりの苦痛を感じる。

それなりに経験を積めば分かってくる事もあるので、断定は安易にはしなけれど、相手の言葉の端々で相手の背後にあるものが図れるようになるものだ。

興味のある分野は、ある程度の人になら負けない情熱を注いでいると思う。

プロという看板を背負っているのなら、せめてその程度の私に負けないで欲しいと思う。

12/6お弁当

献立

・豆腐と油揚げの味噌汁

・焼き鮭

・イカとわかめの酢の物

・いり卵

・ちくわの梅詰

・しめじのさっと炒め

・鶏肉のピリカラマヨあえ

・ゆかりご飯

今日の歩数。

9417歩。

_ どんな感じ? 2004-12-07

国立の駅前がきれいにライトアップされている。

それを見て思い出した。

「そういえば、仙台のSさんが、12日からライトアップされるからおいでってメールをくれてたよ」

「Sさんが、ライトアップされてるの?」

いや、違うだろう、それは。

駅前

今日は、「NETdeBIZ.com経営実務セミナー」に参加。

会場に着くと、びっくりするぐらい、おっさんばっかり(失礼!)でギョッとする。

こりゃ、選択ミスしたかな、と思っていたが、最初の講演がナルミヤインターナショナルの成宮社長のお話だったので、逆におっさんたちが場違いな感じ?

ジュニアのファッションだと侮っていたのだけれど、実は商品も非常に高価で、しかも手広く、面白く事業展開されている。

社長ご自身のお話は、決して話し上手という感じではなかったけれど、その分、話のメインテーマであった「マイナーがメジャーに勝つ」という事がよく伝わったように思う。

私達は、10人いれば8人が賛同するものを選ぶ。

これは本当にその通りで(私は商品企画をしていたけれど)確かにそういう商品の方が、社内会議に通りやすく、市場に出た時のイメージを会議参加者に付けやすいというのは曲がりない事実だ。

商品企画部なんて、いくつの商品を出せるかという勝負でもあったりするので、どうしても「分かりやすい商品」を提案しがちになる。

これは、会社の体質によるところも大きいだろう。

会社が新しい発想を好み、チャレンジをモットーとするならば、10人いて2人しか賛同しないものの商品化だって考えられる。

もちろんそこには、企画担当者の情熱や商品への愛情も必要だと思う。

ただ、時間をかけて説得するという手法を用いるわけではなければ、ほとんどの商品化される商品は10人中8人が賛同したものだと思う。

お話から推測するだけで、真実ではないかもしれないが、成宮社長の話からは、そういった「当たり前」は好まれない社風を感じた。

「面白いんじゃないか?」「今までになかったんじゃないか?」「ちょっと、試してみるか?」というフットワークの軽さを感じられた。

だから、あの会社の商品の一部は2人しか賛同しなかったものもあるかもしれないな、と思う。

ただ、その2人の賛同者のうちの一人は必ず、成宮社長であることが条件だと思うけど。

その後は、人材会社の話。

これは、市場の分析等が非常に興味深かった。

憶測が混じっていないとは言い切れないが、それでも実際的な数値と人と接して行われたヒヤリングや経験に裏打ちされた憶測というのは力がある。

お話が非常に上手でした。

エネルギッシュで、強すぎるぐらい強いお話。

これだけの距離を置いて、ゆっくりと他人顔で聞くのなら悪くないと思う。

面と向かって、ああいう人と向かい合う勇気は今の私にはない。

そう感じる事で、我が身を振り返る。

そして、自分自身を思い知る。

家に帰ったら、Linux magazine 1月号が届いていた。

文字校正もどきでお手伝いした「Pythonの連載の1回目」が掲載。

ぜひ、読んでください。

そして、アスキー編集部に「すごく分かりやすかった」とか好印象を持たれそうな感想をメールで送りつけてください。

お願いします。

でも高いよね、この雑誌。

内容はこんな感じ。

サル

ちなみに今日は、お弁当お休みの日です。

今日の歩数。

8888歩。

_ ディズニーシーに行きました 2004-12-08

やっぱり行くなら平日でしょう!と有休まで取らせて、ディズニーシーに行きました。

朝一から行ったはずが着いたら、お昼近く。

とりあえず、インディジョーンズ体験をし(あんなに恐いものだと思わなかった!暗闇を走るコースターって恐い!!)、すぐお昼に。

ビールもってこいって感じですよ!

今日はお休みで、しかもすこぶるお天気もいいわけで、そして夢の国にいるのですから!

というわけで、食事をしながらビールなんぞ飲んだりして。

しかし、並ばなくていいって素敵ですね。

シーその1

お昼を取って、ほろ酔い加減でいたらパフォーマンスをしているおサル?と遭遇。

シーその2

やってる事はあんまりすごくないんですけど、格好が格好なので(そして場所が場所なので)みんな拍手。

いや、ここでは何をやっても受け入れられます。

だって、ここが私たちをまず受け入れてくれているから。

お金を払っているから当然でしょう!という人もいるでしょうか?

でも、ここまでの細やかな設備、ここまでの対応で迎え入れてくれる場所って他にありますか?

私は勉強不足かも知れませんけど、ここしか知りません。これがオリエンタルランドが確立している究極のサービスだと思うんですけどね。

「並ぶ」という不快感を除けば、嫌な気持ちになる事ってないですよ。私は。

シーその3

ほら、目の前は現実を忘れさせる景色!

歩いたって疲れは感じないのですが、でもゆっくり過ごしたい。

時間をゆっくり使う贅沢を感じたい。

だから、ティータイムなんかも取ってみたり。普段食べない甘いものも食べてみたりしてしまいます。

シーその4

あまあま。

それでも刻々と時間は過ぎていきます。

ライトアップされてきました。

シーその5

さて、思ってる以上に十分楽しみました。

また、明日から頑張ろう。

プー太郎だから、何をって事はないけど、でもそんなんじゃなくて、毎日を幸せに楽しく暮らせる事を感謝する気持ちを思い出して、一日一日を愛しみながら過ごす事を忘れないようにしよう。

一緒にいる人がそう思えるような毎日の生活を創れるようにしよう。

日がとっぷりと暮れてしまいました。

もう一度ぐらい来れるかな。。。

シーその6

もちろん、今日もお弁当なしです。

作るのをサボったわけではないですよ。

_ 追加報告 2004-12-09

今更ですが、11月19日20日、21日のダウン症フォーラム日記追加記録しました。

去年は、あまりにも大変過ぎて何も見てなくて、記録していませんが、今年はちょっと会場で自分が感じた事を書きました。

こういった体験は色あせることなく、自分の中にあるので、後になって冷静になってからの方が書きたい事を書けるような気がしたので、今日の追加となりました。

会場の様子はあまり書いていません。

通常の日記同様、私が何を感じているかしか記録していませんが、宜しければ覗いて下さい。

12/9お弁当

献立

・豚もやし炒め

・えびコロッケ

・コンニャク煮

・プチトマト

・巻き卵

・わかめの酢の物

・カニカマ

・豆腐とわかめの味噌汁

そうそう。

ちょっと、離れたところにあるスーパーに買い物に行ったら、「アラビヤン焼きそば」を見つけました。わざわざ「サッポロ一番の姉妹品です」と書いているのが泣かせます。

千葉県限定発売品なのだそうです。確かに九州で見たことないですからね。

アヤビヤン焼きそば

_ ネットの力 2004-12-10

外に行く時は、ほとんど買い物で、それ以外は家にいます。

遊び回るほど、東京に友達もいなければ、一人で行きたいと思うところが少ないのです。

きれいなもの、好きなもの、珍しいもの。

そういったものを見ることは簡単だけれど、一人で見ても、勿体無い気分になります。

共感は出来なくても、誰かと体験したいし、それについて語り合いたい。

そう思うので、平日はハローワークに行ったり(割と義務)、お買い物に行くぐらいです。

そういうと「何しているの?」と聞かれる事がありますが、家にいてもする事はたくさんあって、時間は足りません。

掃除、洗濯、アイロンがけ、それだけで午前中なんてあっという間だし、クリスマスカードを作ったり、手紙を書いたり、お菓子を作ったり、写真の加工をしていると3、4時間なんて、盗まれたんじゃないかと思うぐらい、すぐに過ぎていきます。

出来るだけ止めようと心がけているのが、ネットサーフィン。

これは、夢中になると、何時間も無駄にPCの前で過ごす事になります。

もっとも、全てが無駄になるわけではなくて、面白い話や興味深い話題もあるのですが、そこにあることの裏づけなんかを取り出すと、大変な時間がかかります。

そういうわけで、気をつけているのですが、今日はぼんやりとネットサーフィンしちゃいましたよ。

そして、こんなサイトを見つけてしまいましたよ。

堂々と、むしろ爽やかなぐらい「ラブドール(今はこう言うのですね)」にコスプレさせている様子を語り続けるサイトまであるとは思いませんでした。

しかも、かわいいんですよ。そのドールが。

ちゃんと「いまどき」の顔をしているのですから、びっくりです。

ネットって本当に個人的な趣味嗜好を匿名で赤裸々に語れるわけですから、こういうサイトを見るたびに、その恩恵と魔力を感じます。

ちょっと前にラジオで「その甘ったれた、ぶった話し方が嫌いなので、変わって欲しい」とメールをされたパーソナリティがいました。

私はそれを聴きながら、「おかしな事を言う人がいるものだ」と思ったものです。

だって、「選択権」は常に私たちにあるのです。

「嫌い」なら、聴かなければいい。私達はスイッチを切るという権限を持っているのです。

それをわざわざ本人に直接送ってみるというのは、おかしな事だと思ったわけです。

もちろん、万人に非難されるような人ならそういう事もあるかもしれません。

ですが、彼女の話し方は万人に非難されるようなものではなかったと思うのです。

私個人としてはあまり好きではなかったのですが(公的な場での話の内容であるという思慮が感じられないタイプだった)、ただ若年層に好まれるタイプでもあろうと思われるので、賛否両論あるわけです。

ただ、ラジオの番組数というのは限界があります。そういう場合に、そう異議申し立てもしたくなるのかもしれません。

ただ、それがネット上となると話は別です。

サイトは本当に星の数ほどあり(日本語のサイトとなると限定はありますが)、語る方もあくまでも「自分自身」について語り続け、見る方も「自分自身」に合うものだけを選択していくわけです。

そうなると批判を受ける率も上がりますが、同時に賛同を得れる可能性も高くなるとも言えます。

また「日常での関わりがない」、つまり「非日常である」という気安さから、日常では好まないものを好んでみたり、賛同する事もあるでしょう。

規制のないこの世界に、多くの批判があり、問題があります。

でも、そういう自由さを感じる時に、ネットのプラスの力というのも強く感じます。

私自身、ネットで日常では出会えない人達と出会い、相手によっては日常になるまでのお付き合いまでさせて頂いている事を考えれば、その恩恵を十二分に受けているのですから。

ただ、道具である以上、常に自分が「使い手である」という自覚とコントロールをし、選択をしていかなければいけないとネットのある生活が今までより身近になって、思い知らされています。

12/10お弁当

献立

・鶏肉のケチャップ和え

・豆腐とわかめの味噌汁

・イカの天ぷら

・さつま揚げ

・だし巻き卵

・こんにゃく煮

・プチトマト

_ クリスマスプレゼント 2004-12-11

朝から用事があって、青山まで。

午後には終るつもりが気がつけば、トイレも行かずに16時。

盗まれた?オレの時間。

そのまま、足を伸ばして銀座・トレセンテでさっと見て、さっと決める。

それでも、18時に。

そして、珍しくそのまま更に足を伸ばし(といっても帰宅する方向に向かって)新宿伊勢丹へ。

ふふふ。

お財布買ってもらいましたー

(バックの中で、小銭がこぼれるようになったので)

シーその3

ポールスミスのメンズ二つ折り。これが中を開けると!

シーその3

カエル色!いいでしょう!私好み

_ 突然ですが。 2004-12-12

来年の2月に結婚式を行うことが決まりました!

昨日、ほとんどの手配を終えました。一日で。

全てが終るまで、ここに記載するまいと思っていたのですが、あまりにも嬉しい事があったので、記載する事にしました。

今の気持ちを忘れないように。

場所は沖縄です。

しかも平日ですから、友人は誰も来れないだろうと思っていました。

それは、とても残念な事ではあるけれど、でも大好きな沖縄で、ちっとも貯金なんかなくて(涙)、でも理解あるパートナーのお陰で何とか人並みに式だけでも挙げられるというのは、幸せな事だと思ったから。

本当は、大好きな人達に祝福してもらいたいし、親の事を考えれば、きちんとした披露宴もしてあげた方がいいんだという事はわかってる。

でも、私にはそこまでの事も出来ないし、そこまでの事が必要だとは思えなかった。

友人の参列は諦めよう。

それなら、いっそ平日の方が、気持ち的にも諦めがつくだろう。

そう思った。

そうして、決めた沖縄挙式。

今日、友人たちにご案内のメールだけ、送りました。

「寒さが増しておりますが、皆様、お元気でしょうか?さてこの度、私事ではございますが結婚する事になりましたので、ご報告致します。

先月13日に略式ではありますが結納を済ませ、来年2月に沖縄にて式を挙げることになりました。

皆様にご参列頂ける場所でと考えておりましたが、諸般の都合により沖縄での挙式となりました。

お忙しいかと思いますが、沖縄に旅行気分でちょっと行ってやるかな、とご参列頂けましたら幸いです。」

そうしたら、なんと、中学時代の友人が2人即答で参加のお返事。

高校時代の友人は、東京・福岡からそれぞれ、4人の参加。

そして、本当にありがたい事に、お仕事でお世話になった仙台のSさんが、わざわざ仙台から来ていただけるとの事。

あと、沖縄在住の後輩が参加。ボランティア友達が検討してくれるとの事。

思ってもみなかったお返事を頂き、本当に幸せです。

もちろん、本来なら、来て頂けないのが当たり前なのです。だって、仕事のある平日ですから。

来ていただけない方、本当にごめんなさい。ものすごい我侭を押し通させて頂きました。

一生に一回の事と目をつぶってやって下さい。

そして、帰ってきたら写真でも見ながら、笑ってやってください。

それを楽しみにしています。

みんなにおめでとうと言って頂けて、本当に幸せです。

_ 学習しようと思う 2004-12-12

家の中でよくやる事。

自分の頭上にある扉を開いたままにしているのを忘れて、立ち上がること。

角で思いっきり頭を打って痛い。

イラスト

今日もやってしまって、泣きつく。

「痛いよー、馬鹿になるよー」

「大丈夫。それ以上はならないから。」

なぐさめてないよね、それ。

_ 忘年会 2004-12-13

忘年会でした。

お世話になった先生と元同僚S嬢と。

ネットで見つけたお店に適当に予約したのですが、意外とおいしくて、よかったです。

でも、予約時にお願いしたコースが通ってなくて、あーやっぱ東京。。。と思ってしまいました。

19時からだったのに、気付けば23時!

楽しくて時間が過ぎるのを忘れるような楽しい時間でした。

12/13お弁当

献立

・生姜焼き

・さっぱりサラダ

・巻き卵

・魚コロッケ

・えびシュウマイ

・長ネギとにんじんの味噌汁

_ お久しぶりです! 2004-12-14

前の仕事の時から、とてもよくしていただいていて、個人的なお付き合いをさせていただいている方に結婚の報告をしました。

毎年、年賀状に「今年こそ?!」と書いてこられるので、非常に辛かったのですが。

とても喜んでいただき、嬉しかったです。

こうして、お世話になってかわいがって頂いている方にご報告でき、喜んでいただけて、また幸せだなと思います。

私は何がお返しできるだろうかとも思いますが、今はただ、幸せですとしか言えないような気がします。

そして、それだけで喜んでくださるので、本当に嬉しいです。

12/14お弁当

献立

・うずら入り丸天

・梅かつおこんにゃく

・ピーマンサッといため

・いり卵

・ピーマンの肉詰め

・わかめとにんじん、長ネギの味噌汁

_ 表現不足 2004-12-15

ちょこちょこと、結婚式関係の事をしたりしています。

まぁ、披露宴がないから、大したことはないのですが。

先日は大分の後輩が参加の返事をくれました。

「ボランティアで兵庫に行けるんだから、友達の結婚式で沖縄ぐらい行けるでしょう!」ですって。

本当に嬉しいです。

あと、昔のボランティア仲間からも参加のお返事が来ました。

なんつーか、もう嬉しいよ。

わざわざ仙台からやって来てくれるSさんは、「人生の一番幸せな時に立ち合せてくれてありがとう」とメールを頂きました。

もう、本当に私は幸せ者です。

どうやってお返ししたらいいかわからないけど、とにかく楽しんでもらえるといいな。

すごく、すごく幸せです。

語彙不足なんだろうけど、でも「幸せ」という以外に今の気持ちを表す言葉を私には思いつきません。

「今が一番幸せな時」と言われれば反発を覚えなくもないのですけれど、こうして「祝福してくれている人がいる」という事を最大限に感じられるという意味ではそうなのかもしれません。

12/15お弁当

献立

・コンニャク煮

・イカ焼き

・いり卵

・肉まきアスパラ

・豚汁

・カブの煮物

_ フリーペーパーについて考える 2004-12-16

12/312/7に加筆。12/8を追加しました。

全然間に合ってなくて、実際の時間と日記が同時進行してませんね。

R25が好きだ。

元々活字が好きなのだから、それがただで手に入るフリーペーパーは大好きなのだけれど、R25は非常に手が込んでいて好きだ。

例えば、表紙。

お金がかかっていて、持っていても「いい感じ」がする。

フリーペーパーというと藁半紙のような紙も多いので、その中で際立っている。

これだけ、世の中にフリーペーパーが出回っていて(その数1,156誌:日本生活情報誌協会調べ)、しかもそのフリーペーパーを支えているのが広告出稿している企業ともなれば、各誌がその広告費を取ってくるために必要なのは、各誌との差別化となるのは当然の事だ。

そこの部分に関してだけでも、このR25は突出していると言ってもいいような気がする。

すでに書いたその表紙はもちろんの事、一つ一つの記事は、ターゲットとしてある25世代(1979年生)が日常接するであろうニュースをただ書いているのではなく(そうするとおそらくタイムラグが生じて記事は生きてこない)それを丁寧に紐解いてあるのだ。

これって、「新聞読んでも、よくわかんねーんだよね。でも、あれって何ですかって、もう社会人二年目だし聞けないじゃん?」という「普段は活字と馴染まないけど、その必要性は迫られている」層を的確に捉えている。

これは、25世代層だけではなくて、おそらくもっと上の年代の男性にも当てはまるだろう。

主婦層を狙った有料雑誌によくある「今更聞けない冠婚葬祭の常識、マナー」なんていう特集に似通ったものをR25は、毎回「まるでニュース記事のようなふりをして」取り上げている。

でも、「ニュースが分からないから持っているんじゃないんだ」と自分自身を納得させられる「持っていて恥ずかしくないフリーペーパー」のスタイルを確立しているので、皆が手に取ってくれる。

部数を確実に増やす事が出来、それをまた広告出稿企業にアピールする事が出来るわけだ。

さて、では「持っていても恥ずかしくないフリーペーパー」もしくは「何だか欲しくなるフリーペーパー」ってどんなものだろう?

特に、R25がターゲットとしている25世代からの男性にとって。

まず、フリーペーパーが誕生した当初ならまだしも、これだけ普及してくると、その紙質というのが問われるようになる。

「学級新聞」の延長線のようなフリーペーパーは、25世代は持ちたくない。その上の層だって、それなら週刊新潮を読んだ方がスタイリッシュだと思うかもしれない。

そこで、R25は撥水性のある紙を採用している。これは光沢もあって、より高級感が出る。

そして、記事。これは前述の通りだ。

「読むと為になる」というのがその手法。しかも「まるでニュースのように、まるで新聞か何かのように」というのがそのマジック。

取材もたくさんはいらないだろうし、記事のセレクトさえ誤らなければ、タイムラグを気にしなくてもいい。

むしろ記事内容によっては、一週間後にさらにヒートアップしており、ますます「あの記事に書かれているあの言葉の意味って?」と聞きにくいけど日常生活に乱入している可能性だってあるわけだ。

そうなると、それを読み解いてくれる「フリーペーパー」があるなら欲しいでしょう?

分からない単語が増えてくると、あのニュースについて今度はR25に載ってるかな?なんて気になるでしょう?

痒いところに手が届くフリーペーパーですよ、まさに。

そして、ありがちな「どの雑誌もこの広告の出し方だよね」というのが、ひじょーに少ないのが味噌です。

あるでしょ?

いっつも、どこでも、同じ文句・同じレイアウト・同じサイズ・同じ配色の広告。

モー見飽きたよ、というやつです。

その、モー見飽きたよというのも一種の戦略ではあるのだが。

それに何枚も何枚も紙面を稼がれていると、例えフリーペーパーといえど、本当に不愉快。

(ちなみに有料雑誌だともっと不愉快だが、太田垣晴子サンサル②によると、ananは雑誌全体の236ページに対して、広告が146ページという膨大な量!)

それが、R25の広告は一味違う。

芸の細かい事に「読ませる広告」、「ストーリー性のある広告」という形態をとっているのだ。

しかも、実際の読み物である記事関連となんら見劣りしない作りになっているので、「記事かと思って、うっかり読んでしまうという恐ろしい手法。

これなら、「買わせたい気満々」の広告出稿企業も「商品を詳細に知ってもらう」目的が達成できるわけだから、何の文句もなくお金を積むことだろう。

ターゲットを絞り込まなくて、無差別に出している新聞などへの広告と比べると「読ませることが出来る」という事も大変な魅力だが、そのうえ25世代にポイントを絞った「商品の魅力」を余すところなく見せる事が出来る。

読んでる方も、記事と一緒に面白おかしく描かれた新商品の事を誰よりも早く詳しく知れるわけだ。

それって、「読んでもいいかな?」って思うでしょ?

そして、全体に漂っている気負ってない「遊び心」。

「モテリーマン講座」なんて馬鹿げたネーミングで、こうやったらお洒落よ、モテルよ、と至極真面目に書いてあるのだが、その内容のふざけ方といったらなかなか徹底されている。

おかしい事って、普通にやっても面白いが、真面目にやるともっと面白いものだ。

しかも、あたかも本当の「マナー講座」バリに描かれているのだから、おかしい。

その「遊び心」が、真面目だけれど真面目にやるのはカッコ悪いと感じがちな25世代に受けそうではないか!(いや、偏見がかなり入っているけどね)

あぁ、なんて魅力的なフリーペーパーなの!R25!

まさに、持っていてもいい。むしろ、欲しくなるフリーペーパーR25!

まぁ、スタートの段階で、リクルートブランドに支えられているところもあるってのは、もう当たり前なんですけどね。

他でもこういうリクルートに負けない画期的なチャレンジしてくれないかな。

つまんないよね、いっつもリクルートの一人勝ちなんて。

もし、対抗馬が出てきても「リクルート出身者」とかだったりする事も多いから、それももっとつまんないけど。

つまんないと言えば、教えたい事について話せない事ほどつまらない事はないな。

ぺの件で、急にクローズアップされている?ホ・ジノ監督は生で見るといい男でした。

下記、自分用覚え書き。

http://www.seochon.net/korean_movie/column/column037.htm

12/16お弁当

献立

・豚汁

・野菜炒め

・大根煮

・ごぼう煮

・しめじのホイル焼き

_ 何が出来るではなく、何がしたいか。 2004-12-17

エステの資料が届く。

こういうのを見てると「結婚する感じ」が盛り上がってくるのだが、それは騙されているのだろうか。

結婚=エステじゃなくて、結婚するという一大事じゃなきゃ絶対やらないだろう!って事。

それぐらい、本当はあまり乗り気じゃない。

一応女だから、きれいになるのは嬉しいけどさ。

でも、生まれ変わるほどにはならないからさ、絶対。

昼過ぎにハローワークに出掛けると「そろそろ就職しないとヤバいっすよ」と脅される。

うん、まあね。

東京以外のところでね。

しかし、どうもあそこの空気には慣れないなぁ。

私は以前、ハローワークに求人を出す側だったので、色々な内部事情が想像できて嫌な感じだ。

ただ大真面目な話、そろそろ体調も戻ってきた事だし、真剣に仕事探しをしなければいけないな、と思う。

あまり長い間仕事をしないと、働けなくなるのでは?と心配していたが、ちっともそうでもなかった。

むしろお財布の事情とかで働きたくなってきたぐらいだ。

そうなってくると「一体何がしたいのか?」という問題が出てくる。

本当は、これがきっと一番厄介なのだろう。

12/17お弁当

献立

・ゴボウとだいこん煮

・鶏肉のサッと焼き

・牛肉コロッケ

・ゆで卵

・キュウリの浅漬け

・小魚

・大根の味噌汁

_ 散財! 2004-12-18

ホームセンターを回るのが好きです。

でも、東京って郊外店が少ないから、ホームセンターも少ない。

ホームセンターっぽいものといえば、オリンピックぐらい。

つまらないーって家で言っていたら、前にそういうところに行った事があると言い出した。

何と調べてみたら、モノレールに乗っていけば、ニトリがあるじゃん!

しかも、近くにリンガーハットがあるー!

懐かしい、リンガーハット。。。

ちゃんぽん食べたいよ。

というわけで、出掛けてきました。

わざわざモノレールに乗って、たくさん歩いて郊外店がわんさかある所まで。

久しぶりにそういう街並みを見たので、私は大興奮!あちこちを覗きながら、歩きました。

そして、ちゃんぽんを食べ(一緒にご飯も食べたし、餃子も食べて、ビールを飲んだ)、ニトリで年末準備のお買い物。

悪くなっているフライパンの買い替え、お椀の新調、お節を盛るお皿の物色。

しっかり楽しみました。

たくさん買ってしまったし。

そして、何より大きなお買い物。

キャノンのプリンターPIXUSを買いました。

年始に買い換える予定だったのですが、なんと旧プリンターがまともに印刷できなくなってしまったので、諦めて。

すっごい、素敵です。

しかも、ビッグカメラの売り場のおねーちゃんが東京接客と思えない丁寧な対応。

福岡では感動しないですが、東京でされるとサービスって価値が高いなぁ。

すっかり散財してしまい、ハローワークから巻き上げた(!)お金もすっからかんです。

本当にプーか、オレ?

せめて買った甲斐があるようにガンガン使いたいと思います。

嬉しいよー。

_ 憂う。 2004-12-19

毎日、何時間もパソコンに向かっている。

うちは2台パソコンがあるので(正確には3台あるが、残りの1台はキッチンにある)、2人が横に並んでパソコンに向かっている。

事務所みたいだ。

2人の間に会話はない。

うちの本当に面白い人:Qちゃん(仮名)は、無言でパソコンに向かい、びっくりする勢いでキーボードを叩いていたかと思うと、たまに「OH!Fuck!」とか呟いたり、「OH!My God!」とか叫んでみたりして、本当に面白い。

うまくいった時はひとりで拍手をするので、聞かなくてもうまくいっている事がわかるので、基本的に会話も必要がない。

なぜ、英語なのか分からないが、プログラムは横文字の世界なので、どっぶり浸かっていると金髪になった気分になるのかもしれない。

もっとも、そんな当の本人はとっても日本人顔だ。

パソコンのそばに鏡を置く事を検討する今日この頃。

そんなQちゃんを横目に見ながら、パソコンに向かう。

文章を打ち込む時は、もちろんその文章のことを考えているのだけれど、パソコンを使って頭を使わない作業をする時は、大抵違う事を考えている。

昨日は、ちょっと悲しくなる事を考えながら家計簿を付け、独り言を言っていた。

言いながら、どんどん悲しくなって、何だかとても辛くなってしまった。

私の力でどうしようもない事はたくさんある。

「私に出来る事」をやるしかないのだけれど、でも突然「与えられたり、取り上げられたりする」その理不尽さや今までの気持ちを思ったりするとやるせない気持ちになってしまったのだ。

「どうしようもない事」が起こった時にいつも思うのは、「最悪の事態の時」に自分が納得できるだろうか?自分が納得できるベストを尽くしただろうか?という事だ。

他の人は関係ない。自分の基準で計り、自分の基準で見ることしか出来ない事だってあるのだ。

その基準でしか修められない事だってあるのだ。

だから、私はいつもそう考える。

そう思った時に今の状況はちっとも納得がいかなかった。

この件に関して、少なからずとも影響を受けるにも関わらず、私は「蚊帳の外」だった。

このまま、事が収まったとしても、私はきっと納得しない。

最悪の事態の時に、私はとても後悔するだろう。

それでも、今の私に出来る事は何もない。

ここで正論を振りかざしたとして、あの時に「こうしていればよかった」と言ってみたとして、何も事態は好転しない。

だから、黙っているしかないのだ。

黙って、これ以上の負担を当事者にかけないように、自分の生活を守っていくしかないのだ。

そんな時は、黙って勝手に悲しんだりするしかない。そして、この瞬間の悲しい自分を殺して埋めてしまうしかない。

「どーしたー?お酒飲んで休憩する?」

ご飯だよって呼んだって気付かない。

爆音でCDが鳴っていたって気にならない。

そんな風に集中してパソコンに向かうQちゃんが声をかけてくれる。

よっぽど大きな声で独り言を言っていたのかもしれない。そうなんだろう、きっと。

それでも、こんな時にこうして声をかけてくれるのが嬉しい。

「どうして泣くのか?」とか今は説明できないような事を聞いたりしないで、ただそばにいてくれるのが嬉しい。

だって、説明なんて出来ないし、したってつまらない事なのだ。

意味なく悲しい涙だってあるという事を知っている人と巡りあった幸運に感謝している。

私とQちゃんは、年齢も育った場所も趣味も学んだ事も性別も違う「他人」だ。

「他人」って突き放す言葉ではない。だって、「他人」だから、感謝を忘れない。

そして、「家族」はいつだって「他人同士」から構成されている。

初めは誰だって、「他人同士」だったのだ。

どんな事だって、本当のリセットは出来ない。

結婚が決まって、「今が一番いい時だよ」と言われる。

それも本当に悲しい事だ。

だって、結婚は日常だ。これから死ぬまでの時間を積み重ねていかなければいけないのに、「今が一番」だなんてつまらない。

そう言われる度に思う。

今、失おうとしているものもそうだったのだろうか。

一瞬しか一番がなく、誰かがどこかでその事を失ってしまったのだろうか。

大事にしようと誓った気持ちはどこに行ってしまったのだろうか。

本当にリセットしてしまえると思っているのだろうか。

どうやったって元に戻らない事が、そんなに世の中にたくさんあると思いたくない。

話し合えば、向き合えば、その時間を持つ気持ちがお互いにあれば、元に戻らなくても新しいものをもう一度一緒に作る事だって出来るのだと信じたいのだ、私は。

目の前に相手がいれば、憎いこともあるだろう。

目の前に相手がいれば、出来る事もあるだろう。

でも相手を失ってしまったら、何も出来ない。

相手を永遠に失ってしまってから気付いたって遅いのだ。

その事を思い出してくれることを心から祈っている。

_ 初体験! 2004-12-20

エステに行ってきました。

決してブライダルサロンに唆されたとかではなく、まぁ、こんな機会を逃したら二度と経験しないであろうと思ったりして。

あと、考えていた以上の人が参列してくれる事になり、それはやっぱり来ていただく以上はベストな状態で臨むべきだろうと思ったりしたので。

条件は、何十万もするようなものでないこと。

少なくとも直前に一回行く必要があるので、遠くでない事。

以上の条件に当てはまるところに体験に行ってきました。

どうやって調べたらいいかなんてわかんなかったので、やっぱりここは「ゼクシィ」でしょうとネットでひいて予約したんですけど、行ってみてビックリ!

マンションの一室なんですけどー。

大丈夫なのー。

って感じでした。

入ってみると本当に普通のマンションの一室で、そこにベッドが二台。

よくわからない機械がいくつか。

しかも、エステって「オゾン」だとか「イオン」だとか、本当に体にいいんだかどうだかよくわからない名前がたくさんならんでるので、よく分からない。

横になった私の気分としては、改造人間にされてるような気分。

つーか、なんかマジで怖いっス。

まず、ベッドに横になり、メイクを落とされます。

これって人にされると気持ち悪い。

それで、素顔の状態をチェック。

さすがだな、と思ったのは、ここできちんとリスクヘッジされていること。

手鏡を持ってきて、「今この状態で、ここに赤みがありますね」とか「ここに小さなにきびが」とか、ちゃんと本人に確認させる。

こうしておけば、後で「ここのエステをしたら肌が荒れた」「赤みが出た」とか言われないですからね。

(まぁ、言う人は何をしてても言うんですけど。そしてそんな人に「最初に説明したじゃん」は通じないのですが)

これは最初の簡単なヒアリングの時も感じた事で、肌の状態や食生活で普段大丈夫なものでも肌に影響を及ぼす事があるから「絶対」という確約は出来ないって言われるんですよ。

あんまり言い過ぎるとびびるし、この辺のさじ加減が腕の見せ所かもしれません。

ちなみにやってくれた人は、ちっとも目が笑ってないので、親しみが持てない分マイナス評価でした。

そして、十分にスチームに当てられて、マッサージ。

これは、気持ちいい。

あー、こういう風に自分でやればいいのねーなんて思ったりしてました。でも人にやってもらうのがいいんだよね。

次は超音波だかなんだかよくわからないもの。

硬いもので顔中を触られる感じ。

目をつぶって下さい、って言われたので、そうしてましたが、余計に恐怖感が増すって言うか、リラックスするのではなかったの?って感じですが、基本的に人見知りするので、見知らぬ人と2人でいて、リラックスする事はないでしょう。

しかも頬からあごにかけてって、触られると気持ちが悪くって、下半身で踏ん張っていたのでガッチガチになりました。

この時点でクタクタ。

そして、パック。

ここで軽い痛み。

ちょっと言ってみると、急に冷却したせいだということ。びくびくしすぎだけど、でも今肌トラブルは困る!と思うので、いつもより慎重な私。

確かに痛みは数分でなくなりました。ほ。

これで、終了。

感想は、疲れた。

緊張疲れですよ。

肌の仕上がりは確かにモチモチに。

でも、家でパックしても直後はこうなので、これは後はどのくらい継続するかって事でしょうね。

きっと、もっと親しみやすい人がしてくれたら、気晴らしに行くぐらいのことは思ったかもしれません。

いや、ないだろうな。多分。

帰宅したQちゃんも一番に玄関先でじーっと見てましたが「あんまりわからん」と一言。

やっぱり、あと一回、式直前にやれば十分なようです。

12/20お弁当

献立

・野菜炒め

・焼き鮭

・巻き卵

・カボチャの煮物

・枝豆

・えびシュウマイ

・プチトマト

・大根の味噌汁

_ 便利? 2004-12-21

今、ブログってやつがとっても流行っています。

私はよくわからないのですが、どうやら「誰でもとっても簡単にHPが作れるよ」っていうのが売りらしい。

「へー」って感じですが、私は今の状態で十分なので、ちっとも心を動かされません。

ただ、私もずっと使っていた無料日記レンタル「メモライズ」が今年の7月になくなった事によって、このブログへ移った人もいる事でしょう。

私もメモライズがなくなるって事で、色々似たような機能(タイトル・日付をいれてOKを押すだけでそれがサイトへUPされるという簡単なもの。また背景画像を変えたり、日記本文中に写真を入れたり、文字に色を付けたり、文字を大きくしたりする事が出来るもの)を探したのですが、なかなか使い勝手のいいものってないんです。

それで、私は後は自分で打ち込むしか方法がないので、毎回決まった形式でHTMLで打ち込むかな、と思っていたのです。

幸い、そんな話をQちゃんにすると「じゃあ、作ろうか」と思う通りに作ってくれたので(しかも、古い日記の移行も一瞬で!)、今はそれを使っています。

最初は、携帯で書き込みも出来なかったし(今は出来る)、携帯で読む事も出来なかったけど(今は出来る)、それも「こう出来るといいな」といえば、出来る様にしてくれるわけです。

携帯で写真を見せる事が出来ない状態ですが、それも今後改善される事と思います(ここで書いてあるのを彼が読めば)。

遅ればせながら、そこまでしてもらって始めてQちゃんがPCに向かってやっている横文字の暗号が何なのかというのが、おぼろげながら分かったのです。

これが、プログラムなんだーって。

でもね、普通、既製品を使う場合って、諦めるでしょ?

この程度でいいかって。

彼曰く「みんな不便だなーって思わないのかな。既製品は無駄も多いし、実用的じゃないものも多いから」

考えた事もなかったですよ、そんな事。

きっとそういう人達が、プログラムってやつを勉強したり作ったりするのですね。

いえ、別に協調性がないとか思ってません、全然。

それで、今Qちゃんがやりたい事。

「未来の事が書ける日記」

それって、何の意味があるんですか?

「忙しいって分かってる時に、先に日記を書いておく事が出来る!便利でしょう!」

日記ではないと思うんですけど、それ。

「見に来てくれる人に無駄足を踏ませない画期的なシステム!」

この人って、アーティストなんだわ、理解できなくても仕方ないって思うようにしていたのですが、世の中には色々なことを考える人がいるものです。

未来日記を書いている人がいました。

おっかしいよ、それ。

12/21お弁当

献立

・チーズコロッケ

・プチトマト

・いり卵

・かぼちゃの煮物

・キュウリの浅漬け

・ロールキャベツとしめじ

・大根の味噌汁

_ あれれ? 2004-12-22

ちゃんと話しているようで、全然違う事を言っていたりします。

何かの話の流れで、Qちゃんが一言。

「ビスケットを叩くとポケットが二つ?」

いや、ビスケットが二つでポケットが一つ?

「ポケットが一つで、ビスケットも一つ?」

あれれ?

決して、ネタではありません。

日記ネタにしようとは思ったけど。

ちなみに正解は、ポケットを叩くとビスケットが増えるんですよね。

割れるから?

12/22お弁当

献立

・豚肉ともやし炒め

・えびコロッケ

・いりトマト

・ゴボウ、しいたけ、里芋のキムチ煮

・イカ天

・キュウリの浅漬け

・なめことわかめの味噌汁

_ お誕生日おめでとう! 2004-12-23

祝日ですが、Qちゃんはお仕事です。

いつもと同じ一日。

父が誕生日なのですが、プレゼントは前もって贈ってるので、のんびりしてたら、Qちゃんが出勤前に「電報打っといて」と言い放って行ってしまいました。

どれにしようかと悩んで、これを勧められましたが、父なので、普通のミッキーのやつにしました。

すぐに着くので、本当に便利ですねぇ。

ところで毎日お弁当を詰めてるのですが、当然私のお昼も同じものです。

でも、たまに分量配分を間違って一人分しか出来ないものもあって、お昼は食べたけど、ちょっと足りないと思う時もあります。

今日はまさにそんな日で、おやつにヨーグルトなんかを食べたりして。

普通の何の甘みもないヨーグルトにジャムをのせて食べます。

おいしいです。

乳製品って取り損なうものなので、ダイエットしてても平気だと思う。

別にダイエットしてないけど。

12/23おやつ

12/23お弁当

献立

・焼き餃子

・巻き卵

・プチトマト

・キュウリの浅漬け

・しいたけ、里芋、ごぼうのキムチ煮

・長ネギとわかめのすまし汁

・豚と白菜の味噌漬煮

_ Merry Christmas! 2004-12-24

お祝いのメールを貰いました。

もらえると思っていなかった人から。

とても驚いたし、とても嬉しかったです。

逆の立場だったら、どれだけの事を考え、どんな気持ちになったか。

そう思っただけで、このメールの重みがよく分かりました。

そして、本当に祝ってくれているという事が伝わりました。

素敵なクリスマスプレゼントです。

ありがとう。

今までの自分が積み重なって、今の自分があるという事を忘れないようにします。

同じ気持ちで、私も幸せを祈っています。

いい夢をみれますように。

_ クリスマスイブです 2004-12-24

Qちゃんは普通に仕事の上、お友達と忘年会だと言いながら出かけて行きました。

いや、いいんですけどね。

でも二人で過ごす初めての(!!!)クリスマスイブなどという配慮はないようです。

ムッとしたので、プリンとか作ってみました。

プリン

そして、手袋が欲しいので手袋を編むために、手慣らしにマフラーを編み始めたりして過ごしていたら、急に帰ってくるとの事!

晩御飯、慌てました。

一人なら食べなくてもいいけど、帰ってくるならそういうわけにはいかないし。

結局、お鍋一つで出来るグラタンに。

クリスマスムード、盛り上がらないです。

マフラー

献立

・鶏肉のチーズはさみ焼

・肉入り入り卵

・牛肉コロッケ

・しいたけの肉詰め

・キュウリの浅漬け

・キムチのスープ

12/24お弁当

_ ケーキを作ってみたり。 2004-12-25

クリスマスの朝。

土曜日にも関わらず、Qちゃんはいつもより早い時間に家を出発してしまいました。

何度も言うようですが、二人で過ごす初めての(!!!)クリスマスだったりするわけですが。

つーか、去年の今頃は出会ってもいません。

仕方ないので、掃除をしたり、家事をしたりしていつも通り過ごしながら、ケーキなんぞを作ってみました。

ロウソクに見立てたつもりだったのに、そうは見えなかったり。

クリスマスケーキ

クリスマスの思い出と言われて何を一番に思い出すでしょうか?

私は小学校の時のクリスマス会。

家庭科の先生がギターで弾き語りをしてくれたのが印象的だった。

男勝りの先生だったけど、その瞬間だけ「女性なんだなぁ」と妙に思ったりしたせいで忘れられないのかもしれない。

でも今考えれば、今の私とそう変わらない年齢だったんだろうな。

あと、中学生の時の友達と集まってやったクリスマス会。

グループ分けして、出し物の練習までして。

結構真剣だったから、思い出深いかなぁ。

意外と社会人になってからのクリスマスって印象的なものがないかもしれない。

結局、例え、素敵なホテルでディナーとかしてもそれは「よくあるひとコマ」にしかなれないのだ。

大事なのは心に響く時間を過ごす事だと思う。

そういう意味では、クリスマスなのにー!って思いながら、寒い台所でQちゃんの帰りを待ったり、やっと帰ってきたQちゃんと凍えながらケーキをつついたりする「日常の中のクリスマス」の方が日常の大事さを感じられて大切に出来るのかもしれない。

毎日の目印にイベントって大事だと思っているけれど、でも根本的なことは「生活ってなんでもない毎日の積み重ね」って事だと自覚して過ごし、その何でもない毎日を大事にする事だと思うから。

だから、こうして一緒に過ごせた時間を本当に大事にしようと思う。

あなたのクリスマスが幸多からん事を!

_ 近くて遠い。 2004-12-26

本当に自分の手入れを真剣にしない私ですが、さすがにみんなに「一生に一度!」と念仏のように言われ続けると色々と心配になります。

専属の元美容部員(友人)に意見を聞いてみました。

そこで「今、オバジがいいって聞くけどね」と言われたのがあったので、出かける用事があった今日、Qちゃんに「出かけたら買うかも」と話をしていました。

いざ出掛けるとなって、Qちゃんが再度買い物リストを確認します。

「あれでしょ、これでしょ、、、あ、それとあれ!ほら、オヤジ化粧品!」

ありがとう、期待通りのボケ。

日記ネタ提供、感謝してます。

ちなみにそれは、メンズとかではなくて、オヤジ専用ですか?

_ 年の瀬 2004-12-27

クリスマスが明けると、早くも年末の足音が聞こえる。

年が明けると、式まで一ヶ月を切る。

うーん、ありえないスケジュール。

今日も両親の旅行手配の進行確認とか、振込みの必要なものとか、タイムラグが発生して請求が起こるものを確認してみたりする。

主にお金の事メイン。

世知辛い。

幸い、プー太郎だから、細かい作業にも時間を割くことが出来るが、これが働いていたらと思うとゾッとする。

いくら披露宴をやらないと言っても、細かい作業は色々と発生するのだ。

しかし、それはそうとそろそろ、日常運転になった時の身の振り方も真剣に考えようと思う。

お財布も気温並みに寒くなってきたし、物欲は毎日増殖するし、退屈は全然しないけど、対人恐怖症っぽい今の生活に問題を感じる。

でも、振り返ってみて、本当にいい時間をもらったと思う。

この時間がなければ、私は大変な精神的混乱を巻き起こしていただろう。

Qちゃんは、夜は魚、と言い置き、出かけて行ったが、相変わらず東京にはお金を払いたいと思うお魚がない。

本当にどうした事だろう?

毎日おいしい魚を食べようと思ったら、宮勤めでもしなければ無理なのではないかと思えてくる。

あまりお金の事を考えて、食卓が限定されてしまうのは好ましくないと思っているが、財布を預かっている身としては、無茶も出来ない。

いつもここが悩みどころだ。

結局、魚は取りやめて、麻婆豆腐に。

辛いのが得意ではないQちゃんの為に、少し甘みを付けて調節。

「出来た!」と思ったら、「吐きそうに気分が悪い」とメールが入る。本当にタイミングが悪い。

帰ってきたら、ぐったりしていて食事どころではない。

夜中中、呻いている。

明日は病院行き、決定。しかし、本当にこども並みに騒がしい。

男の人の痛みとかに対する耐性の無さには驚かされる。

別にQちゃんだけでなく、弟とか見てても。命を抱える女とは本当に作りが違うのだろう。

12/27

献立

・コーンコロッケ

・焼き鮭

・巻き卵

・枝豆

・プチトマト

・白菜の味噌汁

・肉団子

・イチゴ

_ 病も避けて通るワタクシ。 2004-12-28

本当に冷たいようだが、休まないと病は治らないと思っている。

それでも夜中中呻いていたQちゃんは、愛社精神は欠片も持ち合わせていないはずだが、会社に行くと譲らず、無理やりに病院に行かせる事に。

試しに、熱を測ってみたら、38.7度!

あ、夜中にうるさいって思ってごめん。

同じ環境で生活しているのに、何故私は元気なのだろう?

2人で倒れるのは最悪だが。

病院ではインフルエンザだろうと言われ、その検査もしたが、陰性。

原因不明の高熱って事に。

また熱が上がるようなら、救急病院に行くようにと言われる。

とにかく、会社に電話をさせて(しないなら、私がしてやると脅す。「きょおー、彼ー、ちょい元気ないシィー、休ませよーと思うわけぇ」とコギャル風に。)無事帰宅。

昏々と眠る。薬のせいか、今度は静かに寝ているのでホッとする。

その間、結婚式の案内状の準備。

年賀状を作らなくていいのでのんびりしていたのだが、結局同じような事で今年もバタついている。成長が無い。

遅くても明日までの投函予定。

夜はおじや。

献立を考えないでいいのはちょっといいな、と思う駄目主婦。

夕方、Qちゃんに嬉しい電話が入る。

嬉しい事は喜びたいが、これでまた状況が急展開に。

続く。(何が?)

_ 暮らすこと。 2004-12-29

今日はQちゃんも本当に休み。

大分体調も戻って、PCで遊ぶ。

私はひたすらに案内状作成。

こういう作業は私の方が向いているのは十分に分かっているが、手伝ってももらえないと本当に不満。

私だけの結婚式でもないし、私だけの友達ではないと思うのですが?

でも、私はお願いした事はすぐにやって欲しい。

すぐにやれないなら、手伝ってもらう意味がない。

自分がその作業にかかる時間を短縮するためにお願いをするのだ。

すぐでなければ、私は他の作業が出来ないし、同じ事だと思う。

でも、彼はそうは考えない。

頼まれたからやるけれど、後で、という事が多い。

だから、基本的に彼に頼まない。

ただ、これは今後の生活を考えても、お互いに譲歩した方がいいだろう。

私が全ての事をやる事は出来ない(やがて疲れ果てる)、彼の歩幅も理解しなければと思う。

私は昔から嫌な事はすぐに片付けたい。

そうしないと、その後にある楽しいことを楽しむ事が出来ないのだ。

だからこそ、自分が誰かにものを頼み、その間に自分が楽しい事をやる事もあまり得意ではない。

それも楽しめない。だから、人に物を頼むのが本当に苦手。

ただ、そのせいで機嫌が悪くなったり、疲れてしまうなら、付き合っていく方が気分が悪い。

今は家庭内の家事は全て私がやっているけれど、仕事を始めるとそこだって考え直さないといけない。

押し付けるという事と、お願いをするという事は根本的に違う事なのだ。

そこを理解しよう。

そして、気持ちのよいお願いの仕方を学ばねばならない。

これは私のこれからの課題だ。

これからの時間を考えると決して長くはないけれど、付き合った期間に対しては短くない時間を一緒に暮らしてきた。

それでも毎日は平坦でなく、喜びも悲しみも戸惑いも足繁く訪問してくる。

愛情の有無ももちろん大事な要素ではあるが、本当に自分以外の誰かと暮らすという事は、なんと学びの多い事だろうか。

5年近くの間、一人だけで好きなリズムで生きてきた。

喜びも悲しみも部屋の中で一人でいる間は、全て私だけのものだった。深く、深く、昏々と眠った夜も、眠れずに見つめた天井との時間さえ、私だけのものだった。

きっと心を許した人に対してでさえ、ONとOFFの私があっただろう。

私は、一人という時間の柔らかい甘さを、誰かと喜びを分かち合う愛おしさと同じく愛しているのだと思う。

この人と一緒に暮らすという事を決めた時に、私はその一人の時間への愛情をそっと心の奥底にしまった。捨ててきたのではないのだと思う。

そんな「どっちを取り、どっちを捨てるのか」という事を彼はもちろんのこと、私だって私自身に迫ったりはしなかったから。

捨ててきて、今の生活があるのではない。

ただ、時折そっと身近ではなくなったその時間に思いを馳せることはある。

そして、今の時間を振り返る。

互いの譲歩と努力で成り立っている生活は、一人の時よりもずっと不安定に感じる。

だからこそ、私は人に学び、時間を重ねるのだろう。

「苦楽」だけで選択できない事だってあるという事を知っただけでも、大きな学びなのだ。

大きな飛躍は日常にはない。ただ、いかに上手に積み重ねていくかなのかもしれない。

これから、2人でそれを身につけていくのだろう。

長い長い時間をかけて。

何があっても、毎日に付箋を付けていく事を忘れないようにしよう。

毎日が「今日という新しい一日」だという事を。

案内状は無事に、夜、投函する。

_ 今日という日 2004-12-30

Qちゃん、お誕生日おめでとう!

体調も割りと戻ってきて、Qちゃんは会社に。

でもどうやら、午前中には仕事を終えるとの事。

体調不良のため、ケーキもなしです。固形物も怪しいぐらいだから。

私はとりあえず、近いスーパーでいくつかのおせち料理食材を買い、今度は帰ってくるQちゃんを迎えがてら駅前で買い物。

ほとんどのおせち料理を作るつもりなので、びっくりするような買い物に!(でも、大したバリエーションではない)

金額も量も。

いいのだろうか?

明日は大雪らしいので、ぶりとお刺身以外は全て買い込む。

き、気持ちいいかも!

帰ってから数の子の塩抜きを始めて、煮物の下準備。

にんじんを花形に抜きたかったが、花形がない。

諦めて、自分で花形に切る。涙ぐましい。

花形にんじん

<今日作ったもの>

・お煮しめ

・かずのこ

・イカのウニ焼き

<明日の予定>

・栗きんとん

・紅白なます

・年越しそば

・お雑煮の下準備

_ 一年を振り返って 2004-12-31

お節を順調に作り進める。

栗きんとんを作る作業は本当に面倒で、でもとても楽しい作業だ。

くちなしで黄金色になった様子は、魔法みたいで心が弾む。

今は驚くほど大量のおせち料理がきれいに売られていて、それはそれでとても魅力的なのだけれど、でもこうしてきんとんを作る瞬間の魔法や一つ一つの食材に込められた意味、そしておばあちゃんのそのまたおばあちゃんも作ったであろう料理を一緒に作る事や習う事は出来なくても、時を越えて作る事が出来るのはとても幸せな事だと思う。

家族の幸せを祈る気持ちがこもった料理なのだ、おせち料理は。

その幸せが、祈りが詰まった料理を時間をかけて作る事が出来る幸せを感じながら作る。

くちなし

今年は年の初めから大事な人と別れる一年でもあった。

別れには色々な種類があって、「会えない」と「会わない」は大きな違いがある。

今年はどちらの別れもあった。

二度と会えないのは、本当に辛かった。

覚悟はしてきたつもりだったけれど、それが一体何の役に立ったというのだろう。

今はもう感謝をするしかないのだ。

そして、「会わない」別れもあった。救いは、「会えない」とは違うと言ってもらえた事だと思っている。

今年の私には、「会えない」は辛すぎる言葉だったから。

また、勝手に「会わない」事にした人もいる。

これは他に選択肢がなかった。これ以上、その人に私の領域に土足で入られる事を私は良しとしなかった。

どちらにせよ、別れは辛い。自らが選び取ったものでさえ。

そこに付属していた思い出たちを切り刻むような気分になるのだ。全てが偽りになってしまう事だってある。

ただ、そこばかり見ていても仕方が無い。「仕方が無い」という決心をした年でもあった。

同時に、出会いもあった。

出会いは私に様々なものをもたらした。別れと同じく。

でも、別れと出会いはきっと同列ではない。

別れないと得られない出会いなどあるとは思いたくもない。

人一人の中に詰められるものに制限などあってたまるものか。

この制限の多い世の中で、これ以上我慢する必要などあるものか。

だから、別れが多かったので、出会いがあったのだとは思っていない。

どれも大事な出会いで、全く新しい出会いばかりでなく、付き合いが深まったために生まれた出会いだってあった。

良い意味にも悪い意味にも。

大事なのは、そこで「何か」をきちんと感じ、受け止める事だと思う。

生活の中では、自分以外の人と暮らす事を決め、仕事を辞め、結婚を決心した年でもあった。

それについては、きっと今年より来年の方が変化に富んだ年になるだろう。

日常というものの大事さを忘れないで過ごせば、困難は少ないと思っている。

変化は変化で楽しめばよいという事を彼から学んだ。

日常を支えるためには、マイナスイメージではない「努力」というものが欠かせないという事を知っている人なので、一緒に歩んでいけさえすればいい。

時折一緒に振り返り、足跡が確認できれば、毎日はちゃんと積み重ねていける。

あとは、感謝をする事。

宗教とかではなく、今年は本当に「感謝」について学ぶ年でもあった。

これはきっと、おじいちゃんが最後に私に残してくれたものだ。

だから、大切にしよう。

そういう一年だった。

締め括りは、年越しそば。

ちゃんとした年越しそばは、久しぶりだとQちゃんは言う。

ずっとこうして年越しそばを食べて、その年のお互いの存在に感謝できたら良いと思う。

また、取りとめも無い日記に足を運んできてくれる心優しき友たちに、本当に感謝している。

私は相変わらずだけれど、その相変わらずでいれるのは、私を受け入れてくれる人達がいるからだと思っている。

感謝。

皆に幸多からん事を。

どうか、よいお年を。

年越しそば