_ 本物 2005-03-11
私が始めてインターネットを始めた時からのネット友達のちこさんがうちに遊びに来てくれた。
よく考えてみたら、これで三度目。
しかも二年ぶり。
もっとよく考えたら、二人だけで会うっていうのは初めてだと気付いた。
いつも旦那様とお子さんも一緒だったので。
久しぶりだから戸惑うかな、と思ったけれど、全然そんな事はなく(私の方は)たくさんの時間をずっと話して過ごした。
ゆっくり話すのは初めてで、メールだけでは分からない事もあるし、毎日顔を合わせない相手だから言える事だってあると思っていたので、たくさん話せて本当によかった。
しかも、主婦としては大先輩だしね。
緊張しましたよ、お招きするのは。
お昼は、私の野菜だらけの食事。
この季節、野菜がおいしいので、ついいつもの調子で。
あまりお待たせしないで出来るものってことばかり考えてました。
私の友達は、みな放置しておいても勝手に遊んでくれるので、時間のかかるものも作ったりするのですが。
次回は手の込んだものにします。懲りずに来てくれるといいなぁ。
夜は、Qちゃんの仕事の関係で、コンサートに。
内容については多くは語るまい。
ただ、やっぱり「生演奏」というものはいいなぁと痛感。
贅沢は敵だけれど、もっと心に良いものを与えてあげないと、貧相な人間になってしまうと思う。
そういう贅沢か栄養か、というところの見極めがいつも難しい。
専業主婦になって「節約!」と心に固く誓っているけれど、本は惜しみなく与えてしまう。
両親が幼い頃から、本だけは惜しみなく与えてくれたので、我慢が出来ないのだ。
ただ、これに関していえば、これは心の栄養と思っているので、やっぱり贅沢だとは思わないでいる。
でも本だけでは感じられない事も多くあって、それをどうやって判断するか。
とりあえず、好むか好まないかはわからないが「世界一」とか「日本一」などと呼ばれている「一流」に触れてみるべきか。
歳の若い時は、偽物でもよかったが、歳を重ねるにつれ、身につけるものも教養も知識も「本物」でなければ恥ずかしいなぁと感じるようになってきた。
知識は必要性を感じてからしか身につかないので、それでよかったのかもしれない。
今からゆっくりと自分の知識を深めていこう。
死ぬまで勉強だし、何かを始める時に遅すぎるという事はないのだから。
帰り道、Qちゃんの会社の人と一緒だった。
「会社で突然に屈伸をしたりするのでびっくりする」と言われた。
会社ではあまり変な事をしないように言わなければ。
しかも人よりでかいので目立つと自覚してもらわねば。
会社の人はどの人もいい人なので、安心した。
みんな同じ匂いがした。そこにいるとQちゃんも同じ匂いだった。
私とは違う、と思った。
別にそれは悪いことではない。同じ会社に勤めるわけではないのだから。
距離を感じたけれど、久しぶりに夫である人物を「よその男」と感じたのでそれはそれで貴重な体験だった。
夜は博多で飲んだ。
やっぱり何を食べてもおいしい。
献立
・コーンスープ
・かまぼこ
・肉味噌入り卵
・アンパンマンポテト
・温野菜(ゆずポン酢味)
by ミズキ