2004年9月 - へびあし。


_ 初!胃カメラ体験 2004-09-04

胃カメラを飲む。

まず、のどのあたりを麻酔する白い薬を飲む。

それも3分ぐらい口に入れたまま、じっとしていてぐっと飲む。

まっずー。

しかも、しゃべれないぐらい口がアワワな感じになるし。

その後、看護士さんから、右肩に胃の動きを遅くする薬なるものを打たれる。

ブスコバンだったらしい。

ずっと飲んでたけど、飲むのはなんともなかったが、打つと痛いのねー。

その後、先生が来て、少し眠くなる薬なるものを打とうとする。

ちょっとぼんやりしてきた頭で、「へー、病院の先生に注射を打たれるのって、随分と久しぶりかもしれない」などと考えていたら、先生は私の血管を見つけられないらしく、ボヤボヤしている。

大丈夫だろうか、という気持ちが過ぎる。

先生自身も、これ以上手間どうのは威厳に関わるって感じで、曖昧なまま、「えいや」って注射。

でもさー、針刺したまま薬を入れないで血管探すのは止めて下さい。

結構痛いので。

結局は、反対の腕にする事に。

だから、最初から左の方がわかりやすいっていってるのに。

何とか、無事に終わる。

その後、薬のせいかぼんやりして、気がついたらチューブを突っ込まれてました。

途中、何度かゲホゲホしたけど、無事終了。

終った途端に思いっきり脱力してしまう。

つ、疲れた。

診断結果は、最初の診断通り「逆流性食道炎」。

ただ、元々胃が奇形らしくって、逆流しやすい体質だとの事。

簡単に言うと「第一の胃」と「第二の胃」があるとの事。

牛ですか、私は?

奇形の胃

道理で吐きやすいと思った。

胃のつくりが悪いから、食後は吐き気がしやすいというただの体質なのでした。

はー、検査ってしてみるもんですな。

結局、今までの怪しい薬を続けていく事に決まりました。

今回は一ヶ月分処方されました。

完全に治るまでは3、4ヶ月かかるそうです。

気長に付き合って、治すしかないな。

頑張ります。。。。

大量の薬

_ 退職準備。 2004-09-09

2年以上いた会社なので、色々な人にご挨拶しなければいけない。

しかも、身近にいる人については尚更だ。

そう思いながら、直接仕事のつながりはないのですが、何かと調べ物は私に振ってくるエライ人にそっとお伝えする。

「えー、本当か?」

はい、本当です。

「いつまでや?」

14日までの予定です。

「すぐやないかー」

まぁ、そうですね。

そういうわけで、急遽、飲みに行く事に。

初めてご一緒させていただくのですけれど、安くて旨い中華の汚い感じのお店へ。

あ、これはいい意味で汚いって事です。

どれもおいしくって、しかも途中からは仕事の話は止めて、趣味の話を色々とお伺いさせていただき、本当に楽しかったです。

私も好きで大学に入った文学部卒ですが、卒業したら本当に振り返ったりする事は少ないし、勉強しなくなったなって思うけど、この人、意外に(失礼!)いいお歳なのにすごく今でも勉強をされているっていうのが分かり、反省するやら、感心するやらの3時間でした。

仕事の話しかしなければ、きっとこういった一面を知る事もなかったはずですから、そういう機会に恵まれた事も本当に嬉しいですし、また何かあったら必ず電話して来いよ!と携帯番号を教えてくださったのも嬉しかったです。

イヤラシイ感じが全然しなくて、この次のチャンスがあったなら、私も少しは勉強しておこうって思ったり。

この歳でそういう事を思わせてもらえるって本当に幸せだと思う。

食事だけでなく、為になるお話、たくさんご馳走様でした。

_ 休日の一日 2004-09-12

退職まで秒読みの休日。

のんびり、朝ごはんを食べる。

つーか、昼か?

ドリアなんぞ。

朝ごはん

ご飯を食べながら、ぼんやりと先日送ってきた梨の箱を見ていて、疑問が浮かんだり。

砂丘の香り?

なし

いまいち体調が良くないのは、光合成が足りないのと緑に触れていないからだと気付き、立川の公園に出掛ける。

東京では明治神宮が一番気の流れがいいと思うけれども、ここも人が少なければ悪くない。

東京、どこへ行っても人が多過ぎ。

花

_ 有給休暇一日目。 2004-09-15

朝はいつも通り起きて、朝食を食べる。

昨晩の疲れを体中に感じる。

会社を辞めた実感はない。

洗濯をして、うとうとしたり、ぼんやりしたりして、過ごす。

気がつけば、15時。

慌てて、今晩と明日の朝食の材料を買いに出掛ける。

何度か、会社の人から、「今日ってこんな感じだよー」とメールが入る。

もう、私の属していない世界の事になってしまったと私は分かっているのだろうか?

実は、人事のたっての願いで、退職届は未だ提出されていない。

足元はふわふわとしていて、私はどこを歩いているか分からない一日を過ごした。

不幸ではない一日。

明日は、上層部の決断を聞きに出社する。

私の中では、本当に最終出社日。

_ おっかしいなぁ。 2004-09-16

有休二日目。

人事から話を聞いて欲しいとあって、会社に出かけたはずなのに、何故か電話をとったり、仕事をしたり。

しかも、ピンチヒッターで新商品企画会議にまで出てしまいましたよ。

うっそー。

そして、人事担当者が捕まらないまま、タイムアウト。

18時から昔の仕事仲間と飲みに行くので、退散。

どうせ、明日も仕事をしているので(先生に最後の挨拶)明日って事で。

18時待ち合わせが、エライ人に次々捕まり、何故か会社を出たのが18時15分。

ごめんなさいです。。。

久しぶりに新宿駅構内を歩きましたけど、何でこんなに人が多いんでしょうね。

道開けろっての!

さて、前職での仲間に約半年振りに会いましたが、相変わらずでした。

お互いプーだったのですが、すでに新しい会社が決まっている彼は、早速営業トーク。

このエネルギッシュさに感化されたくて、たまにこの人に会いたくなるんだよなって実感。

退屈な会社には居たくない。

寝る時間も、家に帰る時間もなくても、自分の力を認められ、それに見合う賃金をもらい、働いているのが幸せな人。

そして、その通りの評価をされ、それでもちっとも満足しない人。

歳も随分と上ですけど、その志と情熱にいつも若さを感じます。

同じようにはきっとなれない。

だからこそ、私は彼に会い、そして、そこから何かをつかもうとするのだろう。

帰り道ね、やっぱり私は小さいなぁってすごく実感するんだけど、でもだからこそきちんと足をつけて歩こうと思う。

私は私の道をただまっすぐに信じたままで行こうと思う。

宙ぶらりんのままの自分もちゃんと受容しよう。

_ お仕事最終日 2004-09-17

お世話になった先生に会いに、藤が丘病院まで。

本当に素敵な先生で、自分にこどもがいたら、ぜひこの先生に診てもらいたいと思う。

小児科の先生って優しい感じの先生が多いけど、この先生は優しいだけじゃなくて、ビジネス的な考え方もちゃんとあって、だからこそ、医者というサービス業を営んでいるという自覚があって、尊敬出来る。

珍しく一時間ぐらい、今のこどもを取り巻く環境について話をして、これからお願いしたい事もお伝えして。

最後のご挨拶をする。

こんな素敵な人達とお仕事出来た事は、本当に幸せだと思う。

嫌な事だけ思っているのではなく、そういう事も考えておこう。

忘れないでおこう。

醜い事ばかり考えていると顔に出てしまうので。

その後、会社に戻り、ちょっとの業務をして(またか!)、取締役と飲みに。

あー、多分この人と飲むのは最後だな。

プライベートで飲みたいとは思わない。

素直に、ご馳走様です。

お世話になりました。

大丈夫ですよ、そんなにビビらなくても、飲んだ席で手を握られたとかぐらいで、騒ぐほどこどもではないですって。

嫌だなー、急にビビっちゃうんだから。

しかも昔の事じゃないですか。

言うならとっくに言ってますって。

やましいと会話も貧しくなって嫌ですね。

なし崩しにお別れして、最終近くで帰る。

同じ方向なのに、一緒の電車に乗れないほど、ビビられているって事は酔った勢いといいながら、過去の事を結構覚えてるんだろうな。

気の毒に。

_ 餃子パーティに備えて 2004-09-19

餃子を作る。

もりもり作る。

参加者は6人。

普通の餃子を48個。

えびの水餃子を37個。

ナス味噌餃子が37個。

キムチ餃子が31個。

トマトチーズ餃子が26個。

ウインナー餃子が6個。

チーズ餃子が3個。

計188個の迫り来る餃子たち。

餃子

_ 帰省 2004-09-24

今晩より、帰省します。

大事な予定があって。

飲み会とかじゃありません。

慌てて空港に行ったのに、飛行機は雨で遅れに遅れて、30分も遅く着きました。

むー。

そのまま天神に出て、ホテルへ。

夜は普通の店で、秋刀魚の刺身を食べたり。

大した事ない。。。。

何だか、帰ってきたって実感があんまりわかないまま眠りに着きました。

_ 帰省二日目。 2004-09-25

久しぶりに実家に帰る。

お盆は田舎にずっといたので、久しぶりな気がする。

博多からの遠さや最寄り駅からの遠さも懐かしい。

歩きながら、様々な事に思いを馳せる。

愚弟をアッシーにして、通ったヤブ歯医者の事とか。

色々と実はドキドキする事もあった訳ですが、それはそれで上手くまとまる。

ホ。

家では大変にもてなしていただき、肉を焼いたりなどしながら、何だか手を焼いてしまったり。

痛いよお。

夜は、中学時代からの悪友と飲む。

相変わらずで、お互い暴露話が多すぎで変な緊張してみたり。

この人と飲むと本当に気を遣わなくていいし、言いたい事言われて、言ってくれるのでありがたいです。

こういう人が今でも自分の身近にいてくれる事に心から感謝しなければ。

彼女が言った、今思う、ミズキのすごい所。

曰く、「自分の信念を通すためなら、人に良く思われたいなどといった事はまったく考えないとこ」。

どうだろうか、と考えてみる。

私が私の我侭を通そうとする時に、自己保身に走っていたら、誰が付いて来てくれるだろうと思うのだ。

そういう時の私の基準はいつもこども達で、彼らに言ってきた事を自分で示さなければいけないし、それ以外の事は、逆にどうでも良かったのかもしれない。

こども達の目はいつも厳しい。

大人の様に社会的打算がないので、大人よりももっと切実に「自分の為になるのか」という基準で私達を見ているかもしれないと思う事がよくある。

だからこそ、その目に耐えうる大人でありたい。

こどもであり続ける事が出来ないならば、そうありたいというのが私の願いだ。

今の私もそうだろうか?

我に問う。

福岡の夜は、ちゃんと暗い。

夜景

_ 目線 2004-09-28

買い物に行って、レジでお金を払う時、何か見られている気がする。

そう思っていたら、わかりました。

やけどを勘違いされているのですね。

位置が悪いなぁ。

気まずい。

急に思い立って、今朝からお弁当を作っている。

さて、何日持つ事やら。

やけど