2004年8月 - へびあし。


_ 日記移行しました 2004-08-01

メモライズがなくなったので、日記の移行を行いました。

っていうか、全然自分ではやってないけど。

メモライズがなくなるから、更新できなかったわけではなく、7月8日から23日まで全国出張してたのです。

水戸黄門みたいに。

全国「内部監査の旅」

監査人が私ってんだから、うちの会社のレベルの低さがわかるってもんだけど。

そして、わかりやすくいえば、

現状は

「免許も持っていないのに、フェラーリで高速道路を爆走中!」

という感じでございました。

今なら、

「広告代無料で、新聞の一面に載れるかも!」

と言った感じですよ、と上に報告してみたり。

そんな旅の記録は、あとから、ぼちぼち更新致します。

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今日はとても暑かったので、朝一からシーツとかをモリモリ洗濯し、朝ごはんを作り、本を読む。

自慢なんだけど、まだ一度も冷房を入れていなくて、汗をがんがんかいて、シャワーを浴びて体を冷やす日々。

当然のように、洗濯物はどんどんと増えていったり。

でもおかげで、夏バテはするけど、夏風邪はひかない。

それって、いいのか?

お昼からビールを飲み、夕方までうとうとするぐーたらぶり。

夕方から買い物に出て、晩御飯はハンバーグ。

トマトケッチャップとウスターソースをベースにしたソースは、そこはかとなくジャンクな感じで、マックっぽかった。

それなりにおいしかったけど。

夜はメールなんぞをやっつけて、ちょっと仕事をする。

本当に暑い一日。

そんな中ですくすく育つ緑。

パキラ

_ ストレス度合 2004-08-02

出張中、生茶に付いているパンダにすっかりとりこにされていた。

理不尽な事が起こる度に心を静める為、生茶パンダを集めていた。

集まったパンダ数。

多数。

こんな感じ。

きゃー、助けてー。

ラップ下生茶ぱんだ

山積み。

山積み生茶ぱんだ

_ 退社秒読み? 2004-08-09

朝から、退社日が決まらないことについて、人事にブツブツ呟いたら、人事面接が入る。

どうしようかとしばらく悩み、いつの間にか福岡に帰りたい為に辞めたいと言う事になっている事実に頭にきて、上司の横暴振りをぶちまけてみた。

事細かに。

誠実そうに。

ポイントは、

「私のことはいいんです。後に残されている人がかわいそうで」(俯く)。

熱血人事担当は、あっという間に上司に告げて、しかもタイムリーに他の役員からも彼の行動のチェックをという依頼が来ていたらしく、素行チェックが実施される事に。

あははー、ざまー見ろ。

人事的に、退社についてはしばし保留に。

それは納得いかないけど、さてどこまで真剣に聞き入れてくれるのかを見届けたくて、了解することにする。

_ 暴かれる横暴の数々。 2004-08-10

昨日の人事面接にすっかり気をよくして、今度は隠されている不備の数々をオープンにしてみる。

つーか、顧客にどんだけ迷惑掛ければわかるんだ、オマエ?

相談した人がすぐに事の大きさを理解してくれて、全面的に調査が入ることに。

やっぱり、悪事はそう続かないのである。

たぶん。

さすがに慌てたのか、私を悉く無視していたのに、急に呼び出される。

ワンパターンなやつ。

嫁の一件を詫びられるけど、あのね、詫びっていうのは「申しわけない」って事なの。

タバコを吸いながら、足組んで、悪かった?

は?

あの、小学生よりレベル低いでしょ?

それでまたもや横暴に、退社日を決定されたので、人事に申し出てみたり。

ちゃんと詫びてくれたら、こんな事にならなかったのにね。

でも、辞める決心の発端は、キミの嫁だから(いや、嫁と名乗っている人)仕方ないよね。

そうそう、世の中は思い通りになったりはしない。

あー、大奥のような会社みたいだよ、こりゃ。

そんな事ないです。

この人が特殊なだけ。

たぶん。

_ 盆休みになりました 2004-08-11

色々と心落ち着かない日々でしたが、私と一部の人を省いて、お盆休みになりました。

いやー、人がいないっていいね。

すっきりとした職場。

あと少ししかいないとなると、少しずつここで分けてもらったこと、ここで受けた親切、そういうものが思い出されます。

どこでだって、嫌なことばかりじゃなかった。

最後になって、綺麗な事しか思い出さないのは、ちょっと嫌らしいけど、でも嫌なことが現在進行形で起こっていて、それでもここで学ばせてもらったこと、今この現状を理解しようとしてくれて支えてくれようとしてくれる人の有難さを心底痛感する。

相談できる人がいて、親身になってくれたり、行動を起こしてくれて、本当に有難いのだ。

私を信じてくれる。

その事が今こんな現状の私をどれだけ、励ましていることだろう。

決して楽ではなかった。

どちらかと言えば、今まで就いたどの仕事よりも精神的な負担を感じていたかもしれない。

(でも、人は「今」しか一番に感じられないところもあるから、断言は出来ないけど)

でも、どこの職場でもあったように、たくさんの人との出会いがあった。

それは「ここ」でしかない出会いで、本当に今の私の宝だ。

東京に来ることなんて、考えなかったけど、なぜか今東京にいて、そんなことを思っているのも、ある意味「この会社」のおかげかもしれない。

色々なことがあったけど、私なりに一生懸命やってきた。

認められてきたかなんて、わからない。

それは「他人」が私に対してする評価だ。

ただ、「私」は、私を認めてあげようと思う。

何故なら、私には「辞めることを申しわけない」と思える人がいるからだ。

その人達に向かって、私は私の出来る限りの誠実な仕事をしてきた。

そして、それを感じてくれた人達。

一番大事にしてきた人達を裏切ってしまう事になるけれど、その代わり(になるだろうか)私は私らしく、もっと信じる道を行こうと思う。

まるでやけっぱちで辞めるみたいになっているけれど、それは原因の一端でしかない。

それを忘れないようにしよう。

残り少ない日々を毒された行動に走り過ぎないように自重しよう。

私は、ただ私自身に誠実にあろう。

そう思う。

_ お客様って? 2004-08-12

近所にギネスが飲める場所があるので、行ってみた。

東京の接客には大抵慣れたつもりでいたが、最悪。

「愛想が悪い」と「感じが悪い」は、まったく別の言葉であるってことを妙に痛感。

感じ悪過ぎ。

そういう人が入れたかと思うと、不思議に酒もまずくなるものである。

どうしたって。

そういうわけで、アルコール一杯だけで退散。

体に悪い飲み方をしたので、近くの居酒屋に入り、焼き鳥をつまむ。

ここには、元々期待をしていないので、よほどの事が起こらない限りは平気。

ただし、そんなに感じの悪い事もされないけど。

今日、強く感じた事。

たった一言。

分かりきっている事でも、言葉にされると重みが違うのだ。

私は、「はっきりとした言葉」がとても好きだ。

言わなくてもわかっているでしょう?という人も中にはいるけれど、それで済まされる事と済まされない事とあるという事。

「言わないのが美徳」などと言うのは、古いとすら思う。

軽々しく口にしろ、と言うのではない。

有言実行というのを信じているのかもしれない。

口にする勇気。

私はそれを信じている。

それが出来る人を信じている。

_ 引越し準備 2004-08-14

退職に伴い、引っ越すことにする。

別に引っ越さなくてもいいんだけど、会社に居場所がバレているのはよくない気がする。

しばらくは、同じ会社の人のところに転がり込んでいることに。

変態上司に居場所をばれたくないので。

東京に出てくる時に恐ろしく荷物を減らしてきたので、荷物は大したことがない。

大した事があるのは、それぞれの荷物にこもった思い出達だ。

ひとつひとつにこもっているものがあって、その度にその時の自分と再会する。

向き合って、昔の私は今の私に問う。

私はそれに答える。

その動作を何度も、何度も繰り返す。

引越しは何度もしてきたけれど、その都度、同じだ。

いつも昔の自分と向き合う事になる。

一から十まで納得することはないだろう。

それでも、私は言える。

今の私は、幸せだ。

いろんなものを情け容赦なく、箱詰めにしていく。

特に本には一冊一冊思い出があって、丁寧に箱に収めながら、東京での日々を振り返る。

たくさんの事があって、いい事も悪い事もあった。

でも私を助けてくれる人がいて、だから私は今も笑顔でいれるのだ。

この先何があっても、その事を本当に忘れないようにしよう。

多くの本との出会いは、そこからまた新しい人との出会いを作ってくれた。

私が逃げ出した読書という場所が、新しい出会いのきっかけだった。

いつだって、本は私の師だ。

一文一文から学ぶという事を本当に忘れないようにしよう。

ちなみに、ぴかちゅうも箱詰め。

むぎゅって感じ。

ぴかちゅう

引越しは自分の誕生日。

それに伴って、色々なことが変わる。

私は忘れない。

全て、私が選択した事だ。

選び取った今という事を。

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最近、すっかり調子がよくなっていると思っていて、今朝、痰が絡んだような気がして、うがいをしたら赤いものが出てきた。

たまにこんなことがあるんだけど。

痛みはないし、歯も異常はなさげなのだけれど、一体どこが悪いのだろう。

それとも気のせい?

しばらくしたら止まったので、気のせいって事にする。

駄目だろうか。。。。

_ 携帯版テスト 2004-08-15

携帯から更新テスト。

至れり尽くせりで贅沢な感じ。

追記が携帯からできるかもテスト。

出来るんだったら、本当にすごいわねぇ。

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本当に携帯から更新出来るようになった。

うーむ。

便利だ。

携帯版はこちら(http://d.nslabs.jp/m.rb?u=mizuki)。

昨晩、しろたんと寝ていて、夜中に寝ぼけて起きたら、とてもびっくりした。

びっくりしたので、写真に撮った。

ほら、びっくりするでしょう?

しろたん

_ 引越しの日。 2004-08-19

ついに引越し当日です。

お誕生日おめでとう!自分。

8時半からって、どうよって感じの時間だけどね。

引越し屋のにーちゃんは、本当にジャストに現れました。

すっげー。

あっという間に、次から次へと運び出し、9時半前には終わってしまいました。

はっえー。

じゃあ、よろしくねーと見送り、私は冷蔵庫と洗濯機を処分するために、リサイクル業者を待ちながら、最後のお掃除。

思えば、ここから私の東京生活が始まったのでした。

一人暮らしは長かったけど、親元にすぐに帰れる場所ではないというのは、本当に大変な事だと痛感しました。

祖父が立て続けに急死したりしたので、距離というものを嫌と言うほど、感じました。

後半は、毎日出張だったので、本当に大した思い出はないけれど、それでも感慨深いものがあります。

がらんとした部屋にひとり立ち、今までの事、これからの事、たくさん考えました。

そして、前へ向こう、私。

部屋

ドア

このドアから来て、このドアから、再スタートです。

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正直言って、そんな感傷的な気持ちが吹っ飛ぶほど、この後の片付けは大変だったのですが。

意外に多かったのです、荷物。

そして、めっちゃ高かったリサイクル料金!

簡単に引っ越せないな、としみじみ思う。

_ 病院を変えました。 2004-08-21

本当に全然治らなくって、しかも血まで口から出てくるようになったので、近所の病院に変えました。

すると、「逆流性食道炎」ですって。

ただ、それも可能性に過ぎないので、結局、胃カメラを再来週に飲むことになりました。

今日は、怪しげな液体(下記参照)の薬と錠剤を二種類もらいました。

病院の先生も薬剤師も「飲めないほどはまずくないですよ」と力説した液体。

しかも、4本も。

緑の薬1

緑の薬2

やけっぱちな感じで、夜は焼肉を食べに行ってみたり。

全然、いたわる感じではないのですが、あまりに引越しの後片付けに追われているので、食の楽しみぐらいあってもいいような。

でも、さすがです。

逆流性ですから、帰宅して本当に逆流させました。

つーか、毎日の事です。

これ。

_ notitle 2004-08-25

人の日記を読む。

そうして、その人になった気分になって、その人が見たであろうものを見たり、考えたであろうことを考えたりする。

文章で表してある以上に。

そうして、いくつもの人生を渡り歩く。

私は私にしかなれない。

でもそれは、私が私に満足しているという事ではない。

たった指先ひとつのクリックで、私は性別も年齢も生まれ育った場所も異なる「誰か」になる。

私が私を切り離す一瞬。

読書にも同じ効果がある。

だからこそ私は物語を好み、草木が水を吸うようにして、文字を追う。

今は、あなたが私になる一瞬。