_ 待つって事 2005-05-02
連休の中日。
Qちゃんの会社は、暦通りなので、お仕事に。
早く帰ってきてね、と無駄と知りつつ言ってみたけれど、お昼に夜は飲みに行くとメールが来た。
がっくり。
夜はうどんが食べたいと言っていたので、「晩御飯はどうする?」と聞いたら、「早めに帰りたいから、ご飯は家で食べるよ」との事。
いつも通りに晩御飯を準備する。
うどんは市販のだしは使わない。昆布を三時間漬けて、あと、カツオ節で。
丁寧に、丁寧に、濁らないように作る。
具は長ネギがいいと言っていたので長ネギと、あと消化に良いものを準備をして待つ。
22時。
何の連絡もなし。
23時。
何の連絡もなし。
調子が悪い(気分が悪い。怒りで)ので、布団に入っているとメール。レスなし。
更に15分後、「私はご飯も食べていないのだが?」とメール。レスなし。
23時30分。
最終電車の時間になって、「帰る」とメール。
怒りでレスが出来ない。
帰ってきても酔いが回っているのか、きちんとしたお詫びもなかった。詫びるような事ではなかったって事か?
怒りというより、もう情けないような気分で泣けてきた。私って何だ?
「帰ってきて食べる」と言われていなければ、待ったりしなかった。
飲んでいる間に一度でも食べておいて、と言う時間もなかったのだろうか。
悶々とそんなことを考えた。
考えすぎて、吐きそうになって、吐いた。吐くものもなかったけど。
本当に何の自慢にもならないと思っているけど、去年まで男性と変わらないぐらい働いてきた。会社に住んでいるのか?と思うぐらいの時だってあった。その時はそれが私の幸せだった。社会に関わっている、独り立ちしているという満足感。
でも今の私は、家を守っていきたいと思っているのだ。それが私の幸せだと。ずっと、家が欲しくて、欲しくて、生きてきたから、それが幸せだと思った。
仕事も大好きだし、やりたいと思うことがあるけれど、両方を大事には出来ないと思っている。
そして、中途半端には関わりたくないという我侭を発揮して、家にいる。それは、とても幸せなことだ。そんな我侭を聞いてもらえるなんて。
でも、だからと言って、我慢をしなければいけないというのとは違うと思う。我慢したくない!というのではなくて、歩み寄り。
とはいえ十分過ぎるぐらい、理解できるのだ。たった一本のメールさえ打つことが出来ない状態。そんな飲み会。
私だって、そんな場にいた事が何度もあったから。楽しくて全部を忘れてたわけではなくて、席が立てない、もしくは席を立てないような話。場の雰囲気。想像がつく。
だから、責めるような事は、言ってはいけないと思う。理性は。
でも感情はまったく別。待っている時間の自分の姿を考えて、本当に泣けてくる。あんなに待っていたのにって。
これって、女性特有のヒロインチックな考え方なのだろうか。そうかもしれない。
だって、過去の時間の自分に同情しているのだから。アホらしい。
結局行き詰ってしまって、もう消えてしまいたいような気分になる。
こんなアホな事ばかり考える人ではなかったと信じていたのに。そういうところはあったけど、そんな人だと思いたくなかったのに。
そんな自分を、自分自身が一番受け入れられなくて、もう消えてしまえって思う。
そうしたら、誰の事も待たなくっていいのだ。
今日の歩数。
4590歩。
by ミズキ