お散歩 2005-05-29 - へびあし。


_ お散歩 2005-05-29

昨日に引き続いていいお天気なので、一駅分歩いて散歩。

その駅から電車に乗って、一駅で降りる。

来週から、また違う講座を受けるので、その場所を下見に。

普段使わない駅なので、おりた事もなかったのだけれど、正直ショックでした。

この市内に、こんなところがあるなんて知らなかったのです。

ここ、好き。

こういうのは、何と言うんだろう。

駅を降りた瞬間分かる、その土地が自分に合うかどうか、その感覚。

駅がきれいとか、そんな要因も関係はする。

でも根本的なところはそんなものではないと自分では思っている。

東京にいた時もそう。

中野とかも勧められたけど、駅のそばや街並みが苦手だった。阿佐ヶ谷とかも。

違うって何かが言う感じ。

それで、荻窪に行った途端に「ここだ」と思った。私が住むのはここだと。

そういうのは、何だろう、わかるのだ、とにかく。

国立にいた時もそう。駅から降りた瞬間、国立に入った瞬間、「あ、好きだな、この感じ」と思った。

福岡で一人暮らしを始めた時もそうだった。そういうのは、人間の相性の「合う、合わない」と同じかもしれない。

そうして、ずっと好きにならなければ、と思い続けていた今住んでいる場所が「違う」というのを妙にリアルに感じた。

違うと思ったら好きになれないから、違うと思わないようにしなければと思っていた今の場所。

でも、違うと妙に確信してしまったのでした。

きっと、これからの毎日はとても辛くなるだろう。仕方ない。

しかも、毎週一ヶ月ここに通ってくるというのは、苦しい事だ。

Qちゃんも、この「好き」がわかってくれて、二人でちょっと苦々しい気持ちになったりした。

ただ、救いは、ずっと「この市内が私に合わないのでは?」という感覚が違っていた事。

場所が合わなかっただけで、この地区全体が駄目な訳ではなかったのだという安心感。

Qちゃんの仕事が順調ならばここから離れる事は出来ないので、この場所全体と自分が合わない訳ではないという事がわかって本当に安心した。

それまでは心のどこかで「仕事を変わる事はもうないだろうか」と何度か思い、苦痛を感じていたのだ。

ここから離れたいと強く感じていたのは、この場所だけとの相性の問題だとわかって安心した。

引越したい。今すぐは無理だけど。

前向きな目標がちょっと持てたし、ここを離れればもっと毎日の環境と上手く付き合うことが出来るのだと思えてよかった。

頑張ろうと思う。

あー、しかし、こういう感覚は恋に似ているよ。

その日、人とちょっと話すことがあって、新婚だと言うと「今が一番いい時ですね」と言われた。

その人はどう見たって、オレと同じ歳か、それより下で指輪をしていたので、思わず「毎日が辛いんですか」と聞きそうになった。

可哀想に。

オレの尊敬する夫婦は「新婚っていいよねー、うちも今でもラブラブだけど、新婚のラブラブってちょっと違うんだよねー」と言う。やっぱり既婚者にはこうあって欲しいと思う。

三年後も同じ意見の自分でありたい。そして、先輩既婚者の方々にはそうあって欲しいよ、心から。

夜は、家でレバニラ炒め。

家では初めて作った。レバーって調理する前って、グロい。

でも、思ったよりおいしかった。あーゆーのは店でなくてはおいしくないと思っていたがそうでもなかったようだ。

レパートリーが増えてよかった。やはり、まだまだですなー。

頑張りますよ、主婦業。