2001年12月 - へびあし。


_ 藤木直人に会いました^^; 2001-12-01

昨晩、急遽我が家でミニ宴会の為、アップできませんでした。

ちこさんとちょしさんに会いました~♪

こねつくんとみこりんちゃんにも。

ご家族で遊びに来られたところを無理やりに参加させていただいてしまいました!

楽しかった~。

ちこさんとは、お会いする前に電話で少しお話をしてたから、わりと違和感はなくお会いできたけど、ちょしさんとは、当日まったくのはじめてで・・・。

でも、気のせいかな?

ちょしさんの方が緊張されてたような気がして(少し調子がお悪かったのですね。気の利かないやつだわ、私)なんだか、逆にこちらは安心してお話出来ました。

前に「ちょしのトトロ姿!似合いすぎ!」っていうちこさんのコメントがあって、そのイメージだったんだけど(ごめんなさい)お会いして、妙に納得!

すごく、柔らかい雰囲気の方でした。

決して、トトロ体型というわけでは、ありませんよ。

お二人の掛け合い(?)は、ネットで見ていた通りで、本当に仲良しのご夫婦だな、とうらやましくなってしまいました。

こねつくんは、賢くて、スゴイ桁の足し算が出来るし!

(でも、8+8とかは、苦手なのね。そこがまた、かわいいんだ!)

みこりんちゃんは、髪がくるんとカールしてて。

(めっちゃ、かわいい!うらやましい!)

パパにくっついてて・・・・、歳のわりに全然ぐずらなくって。

おりこうなんだな~、と感心してしまった。

私なんか、あの歳の頃は、金太郎だったのに><

ちこさんもちょしさんも、すごい気を使ってくれてたけど、私は楽しかった~♪

今度は、もっとこねつくんやみこりんちゃんが暴れられるところで(なんだそれは?←笑)会いましょうね。

心残りと言えば、あんまりこねつくんとみこりんちゃんに遊んでもらえなかったこと(>ヘ<)

それから、藤木直人の写真を撮り忘れたこと!でしょうか。

次回は、頑張ります^^;

でも、パパに抱かれたみこりんちゃんは、見えなくなるまで手を振ってくれました。

すっごい、嬉しかったヽ(*^^*)ノ

ちこさん、ちょしさん、こねつくん、みこりん!

また、遊んでくださいね~。

_ ・゜゜・(×_×)・゜゜・。 2001-12-02

今日は、頭痛がひどいです。

朝から、「やばいかな」とは思っていたんだけど、どうしても出かけないといけない用事があって。

人込みにいったせいもあるんだろうけど。

理由は、分かってるんですけどね、自分でちゃんと。

帰ってきて、バタンと倒れていたけれど(頭が痛すぎて眠れないし)おなかがすいたので(こんな時でもおなかはすくのね・・・)無理やりに立ち上がる。

クラクラするよぉ~。

目が回ってます。

でも、PCの前にいる私って・・・・。

今、薬を飲んだので、上手くいけば一時間もすれば、効きはじめて眠れるはず(予定)。

(持っている薬で一番強いものを飲んでしまった! ばれたら、また病院の先生に怒られちゃうよぉ><)

今日その用事で、両親と会ったのですが、以下今日の会話。

どこかの子どもが目の前を走っていく。

かなりの勢い。

父「あんまり走ると、転ぶけどなぁ・・・」

私「子どもは、少々は転んだ方がいいんじゃないの?」

母「転びすぎるのも、どうかと思うのよね~(意味深)

  ”七転び八起き”なら、いいんだけど。」

私「『私の人生、”七転八倒”』?」

母「倒れっぱなしだもんねぇ(しみじみ)」

父、爆笑。

両親にそこまで言われる私って・・・。

_ 始めちゃいました! 2001-12-03

試験勉強を。

受けたいな、と思っていたのだけれど、独学でどこまで出来るか自信がなくて。

でも、別に落ちたら落ちたで、何度も受ければいいことだし。

受けないと、受からないし(当り前)。

この、忘年会シーズンの出費のかさむ時期に五千円以上の出費(私には痛い出費なのですよ、これは)をして、参考書を買っちゃいました。

・・・・・生活していけるのか、私(滝汗)

あせらずに、頑張っていきたいと思います。

来年、五月に試験があります。

何とかなるように、頑張るとします。

勉強なんて久しぶりにするので、不安です。

しばらく、いろいろあって、ちょっと後ろ向きでしたが、気持ちを切り替えて、今年最後のひと月を充実したものに出来るようにしようと思ってます。

終わりよければ、全てよし!だし。

頑張ります(`0´)ノ

_ やられた~>< 2001-12-04

朝一に、会社の人が「やべぇ~」と声を上げた。

大体、得てしてそういう時って、よくないことが起こったということ。

「・・・・どうしたんですか?」

「ウィルス送られた・・・・・」

・・・・<(T◇T)>うぉぉぉぉぉ!!!・・・・

もらっちゃった?

もらっちゃったのね?

感染!?(滝汗)

おかげさまで、今日は有意義な一日を過ごさせていただきました(>ヘ<)

多分、大丈夫だと思うんだけど。

(スキャンかけたら、ひっかからなかった。でも、あやしいっぽいけど)

ちょっと、特殊なソフトを使っているので、ウィルスに対応できるソフトを入れるのを躊躇ってて。

油断してたよなぁ。

私の仕事は、パソコンが使えないと、業務にかなりの支障をきたすので、もっとちゃんと対策を考えていればよかった。

反省。

とにかく、大事にならなくってよかった。

今日のウィルスメールは、知っている方から来ましたので、知ってる人なら大丈夫、というわけではないようです。

皆様十分にお気をつけください。

かなりの猛威を振るっているようです。

ある方は、一日30件ぐらいもらってるよ、とのこと。

それも、すごいっス(^^;

とにかく、皆様、ご注意ください。

_ あれれ? 2001-12-05

今日、お仕事のお断りを言いに行きました。

うちで注文いただくと割高になるし、商品の質が違うんじゃないかと思ったので。

(商売っ気はないけど、きちんとしたお付き合いをしたいし、クレームは信用を落とすので)

そうしたら、十分に説明したはずなんだけど、受注してしまいました。

う~む。

そして、その会社が社員を募集している話になって。

「バイタリティがある人を求めてるんだよね。」

「なるほど。」

「技術は、教えていけばいいから、そういうことが好きな人だね。」

「私も前は営業、兼、技術でした~。好きだと出来るもんですよね。性別は?」

「性別は問わないんだ。ただ、運転が出来ないと困るけど。」

「どのあたりがエリアになるんですか?」

「大分、唐津、北九州、大牟田かな」

「あぁ、前の仕事に時に、私が回ってたエリアですよ、それ」

沈黙。天使が走り抜けるって感じ。

「条件に合っている?」

「だ、誰がですか?」

いや~、妙な緊張感が漂ってしまいました。

すごく、いい社長でいい会社なんですけどね。

「誰か探してみますね~」などと言いつつ、退散しました。

世間話が思わぬ方向に転がるところでした。

路頭に迷ったら、お願いしたいけど(^^;

そういうことは、よくあります。

違うところでは、社長と奥様が私の「旦那様候補」を真剣に検討しだしたりとか。

それって、ありがたいことなんですけどね。

(お客様から「うちの孫の嫁に」とかもあったな。)

世間話が多すぎるってことなんでしょうか?

だから、仕事してないって言われちゃうのかしら(-"-;A ...

仕事してますよ、ちゃんと。

誰に訴えているんでしょうか、私は。

_ 遠方からのお客様 2001-12-06

今朝から、同じお仕事をしている方が、大分から来られています。

よく、電話で話をするんだけど、ある時「一緒に仕事が出来たら、面白いよね」と言っていたら、彼女が自分のところの社長にその話をして。

「ミズキさんと仕事をしたら、受注出来ます!!」(断言)

もしも~し、そんなお約束をした覚えはありませんが?

私の預かり知らぬところで、彼女とその社長と話がつき、「仕事として!」福岡に出て来られました。

せ、責任重大?

久々に、真面目に仕事をしました(^^;

作戦としては「黄色い声作戦」

カワイコぶって、キャーキャー言いながら、強引に話を推し進める・・・・・。

恐ろしい作戦です。

二人で、先方の言い分をバッタバッタと切り返していく。

かなりの力技。

私は、元々が「無口」で、「内気」で、「人見知り」をするので、実際のところは彼女が頑張ってくれたのですが。

まぁ、何だかんだとやりながら、無事に一日を終えました。

実は、明日もあります。

無事に受注は取れるのでしょうか?

乞う、ご期待!!

_ ドアの向こう。 2001-12-07

毎日、いくつかのドアを開く。

ドアの前で、戸惑い、躊躇し、一度通り過ぎ、引き返し。

場所と構えと気分によっては、そんな一連の動作をしてから、ドアを開く。

何度やったって、ちっとも慣れない。

緊張と少しの期待。

ドアの向こうには未知なる人が、未知なる生活を営んでいる。

このドアが私と未知なる人の境界だ。

ドアを開くと、未知なる人との境が消える。

繋がっていく。

未知との遭遇。

もしも通り過ぎてしまっていれば、繋がらない時間。

存在しない会話。出会い。

そんなことを日に何度も何度も。

毎日毎日、繰り返す。

数秒で終わってしまうこともある。

一時間以上も話し込むこともある。

二度と会わないであろう人もいれば、お互いを知ることを重ねていく人もいる。

一回もドアを押せない日もある。

日に何十回と開けることもある。

立ち止まって、座り込んだりする日だってあるけれど、私は「ドアを開ける」作業が好きだ。

同じドアを開ける回数が増えるたびに、ドアの重さが軽くなる。

そのことを自覚する瞬間が好きだ。

ドアの向こうにいる人の事を思って、無意識に笑顔でドアを押している自分に気付いた時の、気恥ずかしい瞬間が好きだ。

だから、私はドアを開ける。

何度も何度も、ドアを開ける。

その向こうに迎えてくれる笑顔が作りたくて。

未知なる「あなた」に会いたくて。

_ 遊び倒し。 2001-12-08

日記、さぼってしまった!反省・・・m(_ _;)m

人を巻き込み、遊び倒してました。

付き合ってくれた方も、とても大変なのに、一日ずっと付き合ってくれました。

久しぶりに、熟睡して、睡眠不足を解消したような気がします。

ありがとね。

_ 休日! 2001-12-09

予定のない休日。

やらなければならないことを棚の上に(転げ落ちてこないように)丁寧に積み上げて、やりたいことだけをやった。

贅沢な休日。

天気がよかったので、洗濯機を二回まわし、シーツまで洗い上げた。

洗濯物を干していると、自分の気持ちまで、きれいになって、晴れやかになった気がする。

干しながら、自分も陽の光を浴びて、気持ちが光合成をする。

遊び倒した後の心地よい、倦怠感。

コーヒーを飲みながら、干された洗濯物を眺める、そんな午後。

気持ちのコンセントを抜いて、スイッチを切る。

「私」を放棄する。

こんな時にひとりなのは、ちょっともったいない気もするけれど。

一緒にいて欲しい、誰かを想いながら過ごすのも、悪くない。

まぁ、やりたかったことって、たいしたことではないんだけど。

ずっと、気になっていた、チューリップを植えること、とか。

(20個セットしかなくて、泣く泣く諦める)

三年前にもらった誕生日プレゼントのパキラを植えなおすこと、とか。

種から育てている、サボテンを植えなおすこと、とか。

・・・・・って、全部植えなおすことばっかりじゃないか。

土を買いに行ったら、店先に品良く並んでた15cmぐらいのゴールドクレストに一目ぼれして、ついつい買ってしまった。

今朝、この時期にゴールドクレスト買ったら高いよ~、と言ったばかりなのに。

格安だったんです。

本当に。

植え替えをしたら、みんな、なんだかよそ行きの顔になった。

まだ、自分の居場所に馴染めないような、すました顔。

それが、あんまりかわいくって、目の届くところに並べた。

しばらくは、暖かい環境の方がいいはず。

ハムの餌を買いにペットショップへ行く。

途中で落ちていく陽を眺める。

鮮やかな夕焼け。郷愁を誘う。私は、どこに帰るのでしょう。

夕焼けを満喫し、ペットショップで、よその子を見た。

どの子も、かわいい。

暖房器具は入れていないようだったので、ちょっと安心。

帰って、うちの子のゲージのお掃除。

これをするとすねてしまって、真夜中になるまで、姿を見せなくなる。

今日も、同じ。

夕飯を作る頃になって、自分のスイッチを入れた。

棚から、しなきゃいけないことが転げ落ちてくる。

あんまり、のんびり過ごしたので、

社長、明日、仕事しなくちゃいけませんか?!

・・・・と、聞きたい。

勤め人の自分をやめたい、そんな日曜日の夜でした。

_ 私のあだ名 2001-12-10

いただいちゃいました、素敵なあだ名!

その名も

歩く胃袋(爆)

最近の私の食欲には、目を見張るものがあります。

基本的に私の食事の比率は5:3:2です。

朝、起き抜けだろうとなんだろうと、お茶碗に二杯は軽くペロリです♪

それは学生時代からなんで、あんまり気にしてないんですけど、最近はお昼も良く食べる!

私は大体いつも、お取引先様のところで食べるんですが、そこは大体「やや多め」です。

日替わりのお弁当なんて、女性は、苦しそうに食べます。

聞いた話では、男性の方も残される方がいるとか。

ちなみに、私。

はい。

ぺロリ、です。

カレーとか、親切に大・中・小、で頼めるようになってます。

見てると、サラリーマンの方は「中」ですね。

「大」は、学生さん。

ちなみに、私。

はい。

「大」を。

ぺロリ、です。

(/ω\) ハジカシー。

あっぱれ!な食べっぷり。

ついたあだ名が、

歩く胃袋

・・・・お嫁にいけない・・・・(涙)

誰か、私を止めて~><

_ おやつの時間♪ 2001-12-11

急にメモライズに入れなくて、ビックリした。

メンテナンスが行われてたのかな?

そういうわけで、昨日の分もまとめて、アップします(本日12月12日)。

足を運んでいただいた方、ごめんなさい。

私の仕事場は、離れ小島にある。

うちの事業部だけが、上の階にあるのだ。

だから、用事があれば、事務所まで下りる。

大体、外を回る時間が午後なので、ほとんど当たることはないのだけど、たまに下りると事務所の「おやつの時間」(なるものが存在しているらしい)に当たることがある。

そんな時は、私は決まって「しまった!」という表情をしており、

社長は決まって「しめた!」という顔をしている(と、思うのは気のせいだろうか・・・)。

「ミズキさん、いいタイミングだね~」

「そ、そうですか・・・?」(すでに、後ずさり気味)

「あま~い、お菓子があるんだ♪」

「そりゃ、素敵ですね・・・」

「疲れたろう?ちょっと、お菓子でも食べながら、休憩していったら?」(←嬉しそう・・)

「いえいえ。仕事がたまってますから!」

「休憩も大切だよ」(笑顔)

「いえ、糖分は十二分に間に合ってます」

うちの社長は、本当に気さくなよい方です。

社員の好みを把握した、温かい心配り!!!!

なんと、感謝したらいいかわかりませんっ!><

おかげで、事務所に入る前は、思わず覗いてから入るようになってしまいました。

甘いものが苦手って、そんなにいけないことですかっ。

_ 不思議発見。 2001-12-12

歩いて、仕事をする。

キョロキョロしながら、歩く。

よく、変わったものに遭遇する。

その大半が、変わった社名や店名なのだけれど、今日のはそのどちらでもないので、ここに書き留めても問題はないであろう。

うちは飲食店様とお仕事をさせていただくことが多いので、特についつい、余計にまじまじと見てしまう。

ひどい時は、貼ってあるものに触ってしまう。

(これは私と歩いたことのある人はよくお分かりだろうけど)

文面も気になる。

ナイスなコピーだと、「負けたっ」と思う。

そうやりながら、イメージを膨らませるのも仕事のうちだ。

いつものようにして、今日も4駅の区間を歩いた。

2時間弱かな。

ただ、歩いただけなら、もっと早いんだろうけど。

今日の不思議。

うどん屋さん。

わりとキレイな構えで、入り口に手書きで、うどんの価格が貼り出されている。

(「○○うどん、500円」とか、「○○定食、650円」とか。)

それに混じって、普通に張り出されてあったもの。

「軍手あります。一ダース、70円」

・・・・・・・・・・(滝汗)

繰り返し書いておきますけど、どこからどう見ても、うどん屋さんです。

さ、最近はこれが普通なんですか?!

誰か教えてっ!

_ 希望。 2001-12-14

夕方近くまで、貝になりたいと思っていた(後ろ向き)。

しか~し!

夕方には、無事に浮上いたしました。

心配していただいた方に、感謝。

本当に、ありがとうございます(-人-)

もう、大丈夫です。

危ない目にあったとかじゃないです。

本当に大丈夫。

_ 勘違い。 2001-12-15

今日は久しぶりに、友人と買い物をしました。

さすがに街は、クリスマスムード一色!

なのに、年頃の女性二人で歩くのって・・・・、ちょっと気まずい。

彼女は、とってもいい人なんだけど、聞き間違い・見間違いが多いです。

「ねぇねぇ、見て見て!大きなクリスマスリーフ!」

リースですっ、リース!

リーフは、葉っぱでしょう?!

「今もらった、チケットね、三月吉日までだって!」

末日ですっ、末日!

吉日って、いつまでやねん!

英文科卒業で、英語も堪能。

賢さが顔からにじみ出てて、「先生」とあだ名をつけたくなるような人なのに。

ちなみに、毎年来る彼女からのクリスマスカード。

今年も来ました。

「クリスマス、おめでとう」

なんか違う、なんか違うでしょう?

Gちゃん。

そんなところ、嫌いじゃないけどね^^;

でもお願いだから、小声でしゃべってください!

_ 残された者 2001-12-16

今日までだった「ビュフェ追悼展」へ行ってきました。

ベルナール・ビュフェ。

「父と息子」という作品が確か、美術の教科書に載っていたような気がします。

もっとも私、ビッフェの作品が好きなのか、と聞かれれば、疑問です。

昨日、たまたま買い物をしている時に案内のポスターを見て、何となく見に行ったという感じです。

好んで使われる、暗い色調は、殺伐として、陰鬱な印象を与えるし。

でも、だからこそ、実物を見たいと思わせるものもあったりするんだけど。

感想は、行ってみてよかったなぁ、と。

舞台に行っても思うけど、やはり「本物をじかに」この迫力に勝るものなし、ですね。

私は、絵をみる時って、頭を空っぽにしています(元からそうだろう?と言わないよう!)。

たまに解説をしながら歩いて見ていらっしゃる方をお見かけしますけど、私はそれをあまり好みません。

元々美術館・博物館には、ひとりで行くことが多いけど(誰も付き合おうという人がいないのだ)誰かと行っても、ひとりで回ります。

(後で感想を身勝手に言い合うのは、好きなんですが。)

とにかく、何も考えずに見て回ります。

惹き付けられるものがあれば、そこで立ち止まり、満足いくまで見ます。

言葉に出来ないことが多いので、何も考えません。

感動して、もしくは妙に惹きつけられて、その事をその場ですぐに言葉で置き換えようなんて、もったいなく、かつどこか軽率な気がするのです。

言葉にしようと、「今」を拾おうと躍起になると、「これから」の楽しみを奪ってしまうこともあると思います。

それは、ワインを熟成させることと似ているかもしれません。

ですから、美術館を出てすぐに感想は出てきません。

十分に時間が経ち、キーボードに向かいながら思い返してみて、行ってよかったなぁ、と感じています。

ただ、今日はいつもと少しだけ違っていました。

私は見て回りながら、頭の片隅にある人物のことを考えていました。

ベルナール・ビュフェの妻である女性のことを。

ベルナール・ビュフェについて、私はほとんど何も知りません。

持ち合わせているのは、記憶の片隅にあった作品への印象と今日の案内用のチラシで手に入れた知識だけです。

パーキンソン病に発病。自殺した画家。

「自分には絵を描くことしか出来ない」

そう思っていた彼にとって、描けなくなることは絶えられないことであった、ということなのでしょう。

私が、彼の作品を見ながら頭の片隅にあったのは、彼の妻はどんな想いで彼の死を受け止めたのであろう、ということでした。

「死」が迫り来ることを次々と具現化していく夫。

描き貯められていく「死」。

どのぐらい描けば、「死」から解放されるのか。

描けば描くほど「死」は彼によりそっていくようではなかったか。

そして、最後には彼が「死」を抱き寄せてしまう。

「残された者」は、どうしたらいいのでしょう。

どう受け止めればいいのでしょう。

『死んだら人の心の中に行く』

好きな本のセリフにこんなひと言があります。

彼女の心の中に、彼は帰ってきたんだろうか。

そんなことを考えていました。

もっとも、彼の死を受け止めているから行われた追悼展だったのでしょうけど。

_ 不純物越しの世界 2001-12-17

私はとても目が悪い。

裸眼の視力は、0.03以下だ。

どのくらいが裸眼で見える範囲かというと、20センチ以内までである。

しかも、裸眼では両眼の焦点が合わない為、大抵のものが、ぶれて見える。

(ちなみに片方をつぶった方がすっきり見えるのだ)

パソコンを使った作業が多いので、わりと眼鏡の使用頻度が高いが、コンタクトも併用している。

個人的に言わせてもらえば、眼鏡がとても便利だ。

ゴミが入っても、ゴシゴシこすったり出来るし(目にとってはよくない行動だけど)。

でも、コンタクトの方が評判がいいように思う。

何故かは、よくわからない。

でも、いろいろと思うことはある。

眼鏡は、時と場合によっては、私にとってお化粧をすることと同じ意味合いを持つ。

キレイに見せようとお化粧をすることも(時折は)あるけれど、私は基本的にはお化粧をすることがあまり好きではない。

会社に行く前にするお化粧は、私の鎧である。

『本当の私は、お見せしません』

いやいや塗られた、投げやりな粉末は、プライベートの私との境界線だ。

だから、出来るだけ深刻な仕事の悩みは、プライベートには持ち込まない。

(もっとも、深刻でないものはしばし、日常の話題にしてしまったりして、仕事の話題が話の多くを占めたりもしてしまったりはするのだけれど)

逆もしかり。

プライベートの悩みは、お化粧で隠してしまう。

眼鏡も同じだ。

私の目の表情を隠す、一枚のプラスチック。

その一枚を隔てた向こうに「もうひとりの私」がいる。

「もうひとりの私」は、非常に曖昧で、不確かな存在だ。

眼鏡をかけると、視界がくっきりする。

世界が明瞭に、鮮明になる。

その世界を、私は一枚の不純物を隔ててしか、手に入れることが出来ない。

眼鏡を外してしまえば、私は世の中と上手に折り合っていけなくなる。

大げさではなく、外を歩くことすらままならなくなる。

故に、心もとない表情で、でも確かに「ここにいる」。

コンタクトは、それを曖昧にする。

私とあなたは何にも隔てられていませんよ、という顔をして、私の眼球を支配する。

私の視界を、私の世界を、支配する。

こっそりと、でも強い力で、私と世界を隔てている。

つけていても分からない分、コンタクトの方が狡さを感じてしまう。

きれいな景色を見る。

惹かれる絵を見る。

心は動くけれど、でもいつも思う。

裸眼の私は、同じものを手に入れることが出来るだろうか、と。

不純物で隔てられた世界は、本物だろうか、と。

そんなことを思ったりもする。

_ ただいま~^^ 2001-12-19

帰ってきました♪

大分寒いよ~、と言ってたら、福岡も寒かったです(笑)

しかし、湯布院では山が雪景色で、とってもビックリしました。

寒かったことを除けば、大分はとてもよかったです。

仕事をする上でも。

次に行くのは、2月ぐらいになるかな。

楽しみです。

それでも、やっぱり高速にのると、少しでも早く、福岡に帰りたくなります。

恋しくなりますね(笑)

夕方、大分を出たんですが、由布院を抜けるぐらいに、ちょうど陽が落ちる時間にあたりました。

雪化粧をした由布岳に落ちていく夕陽。

ゆっくりと歩いてくる、夜の足音を遠くに聴きながら、今日という日の終わりを見ていました。

ひとりで見るには、もったいないほどの景色でした。

頬を染めた空は、恐いぐらいにきれいで、見せたいな、と思う幸せを感じながら帰って来ました。

これで、明日が休みなら言うことないんですけどねぇ~^^;

_ 血だらけの名刺 2001-12-20

冬になると、手が荒れる。

特に、仕事の関係でよく紙を扱うのでなおさらだ。

右手の親指と人差し指と中指がひどい。

今日、初めてお伺いしたところで、オーナー様が不在だった。

せめて、名刺だけでも渡してもらおうと、バイト君にお願いした。

「では申し訳ありませんが、名刺だけお渡し願いますか?」

「はい、わかりました。」

私、名刺を出す。

バイト君、名刺を受け取ろうと手を出す。

「・・・・・・・・・・」

バイト君が手に取った名刺。

血だらけ!!

スプラッタ状態に血痕が!

沈黙する二人。

差し出した名刺を引き取れない私と受け取りかけて、名刺に手をかけて引けない状態のバイト君。

しばし、見詰め合った後、何もなかったかのように、

「それでは、お願いしますね」

「確かに」

渡してしまいました。

店を出て、自分の手を確認すると、親指のところがぱっくりと口を開けて、出血多量状態でした。

手帳やらなんやらが、全て血だらけでした!

まさに血の滲むような努力で仕事をしているって事で。

しかし、オーナーまで行くのかなぁ、血だらけの名刺。

_ 「仕方ない」 2001-12-21

私の全力では、限界がくることがある。

そんな時、いつも思う。

「仕方ない」

諦めの言葉のようだけど、時に強い意思を表明する言葉のように思う。

「仕方ない」

そう思うことで、「仕方ない」状況を私は受け止める。

_ ご報告? 2001-12-23

コンタクトを付けて寝た。

寝ている間に、触ったか、何かが当たったのだろう。

左目の痛みで、夜中に目が覚めた。

コンタクトをはずした後も、一日焦点が合わず、痛みも取れなかった。

焦点が合わないので、上手く物が見れずに、ひどい頭痛を伴った一日でした。

PC禁止令が出されました。

・・・・言い訳?

_ クリスマス・イヴ 2001-12-24

世間様は、クリスマス・イヴでした。

私は、コテコテの和食を作りました。

ケーキも作りました。

お酒を飲みました。

花火をしました。

静かな、暖かい夜でした。

_ 持病 2001-12-25

筋肉痛のような頭を抱えて、夢と現実を往復する。

つまりは、ひどい頭痛だったのだ。

夜中を過ぎて、段々と痛みがひどくなる。

痛みが波のように引いた瞬間を狙って、眠りが降りてくる。

そして、また痛みが押し寄せる。

その繰り返しだ。

曖昧に、現実と夢を行ったり来たりする。

一晩に何回も、何回も。

ふいに、自分がどっちにいるか、わからなくなる。

消しゴムでも使ったように、境界線がなくなっていく。

自分を放棄したくなった時に、一本の電話が私を現実に引き戻す。

つりあげられた私は、水を求めて、二三度、ビチビチと尾ひれを振る。

はねた水滴が、電話の向こうに届かなかっただろうか?

不快さに顔をしかめた気がした。

『今日は新しいいい日。<まだ>失敗のない』

赤毛のアンには、なれない日もある。

_ 揉め事 2001-12-27

社内で、大変揉めている。

仕事が手に付かないほど、揉めている。

マクドナルドの通称として、どちらが正しいのか!

会社の大阪出身のKさんは、「絶対”マクド”だ」と言い張る。

確かに、マクドナルドの頭を取って、”マクド”と言うのは、理解できるけど、どうしても納得がいかない。

「Macintoshが”マック”なら、Macdnald’sも”マック”でいいじゃないか。」というのが私の意見。

100歩ほど譲るなら、短縮形としてなら、「マクド」でもいい。

でも、愛称は「マック」だと思う。

だから、「マックシェイク」「マックバーガー」になっているのだ!

論議はかなり、白熱した。

ちなみにネット上で調べても、かなりの数がヒットする。

その中で、とんでもないものを見た。

名古屋のマクドナルドで出されたレシートに「マクド○○店」と入っているのだ!!

レシートは、正式な領収書となる。

・・・・ってことは?

悔しいので、明日はマックに行って、レシートをゲットしてきます><

今日、残業になったのは、決して論議が白熱しすぎたからではありませんので。

_ 続・マクドナルド論争 2001-12-28

あちこちに飛び火しております、マクドナルド論争。

昨日の日記にて、名古屋でのレシートの話で、「マクド」優勢か?!と思われましたが、ワタクシは、「マック」派に有利な物を入手いたしました。

いひひ。

レシートを手に入れる宣言をしておりましたので、「朝マック」しました。

差し出されたトレーに、「マック」派優勢になる物が!!

物は手元にありますが、スキャナにかけて、アップすると著作権上問題がありますので、文面だけでご勘弁ください。

マックに行かれる方はお分かりかと思いますが、商品をのせるトレーに、季節ごとの商品案内が刷ってあるペーパーが敷いてあります。

その日、私が受け取ったトレーには漫画家、植田まさしさんの『マクドナルド劇場その④「おいしさにも科学がいるんだ」の巻』が載っていました。

そこの、お母さんらしき女性のセリフに

『マックでは一番おいしく飲める飲み物の温度が~(割愛)』

これは、マクドナルドが販売促進の一環として作っているものです。

つまりは、社名・商品をアピールするものです。

私は仕事上、こういった販促用印刷物を取り扱いますが、そこに入る文字・ロゴなどにはどこの会社も非常に神経を尖らせます(当り前なのですが)。

誤った名称をアピールしても、何の意味も成さないからです。

つまり、これはマクドナルドが販売促進印刷物に使用しても、何ら問題のない(むしろ、積極的使用)マクドナルドの呼び名と言える物的証拠です!!

ふふふ。

「マクド」派の方、いかがでしょう?

しかし、そこに心を奪われていた私は、レシートをもらい損ねました。

何しに行ってるんだか・・・・

レシートの件は、後日報告致します。

なお、物的証拠が見たいと言う方は、ご一報ください。

「マック」派、優勢でしょう!!

ご意見、当ページの掲示板にて承っております。

よろしくお願いいたします(笑)

_ 今だから言えること 2001-12-29

今、所有している携帯で、かれこれ8台目である。

最近でこそ、携帯電話は誰でも持っているが、私がはじめて持った当時は、かなりの贅沢品であった。

通話料金なんて、目ン玉が飛び出るような金額だった。

当時、学生でありながら、私がそんな贅沢品を所有していたのは、単に私が「全然つかまらない人」であったからである。

片道2時間半の通学に、アルバイトを3つ、ボランティア活動をこなしていた私は、寝る時以外に家にいたことは、皆無と言っていい。

故に、常に友人達に「捜索願い」を出されてしまう有様で、かなりのブーイングだったのだ。

「いや~ん、これじゃ、友達をなくしちゃう~」

って事で、急遽対策を練ることとなった。

そこで、ポケットベルを持った。

これは、かなり不便。

先方の「用事があるのよ」という意思は伝わるのだけれど、私の状況は伝えられない。

「あとで、連絡するから」のひと言を伝えられない。

ストレスになった。

そして、携帯電話になった。

一台目だけ、PHSだったけど、それも電波状況が良くない(当時)とかで、すぐに携帯にとって変わった。

今は、病人を抱えているので、携帯電話は手放せない。

自分がすぐにつかまってしまうことに、私は何の抵抗も覚えない。

(たまに、束縛されて嫌だ、と言う方がいらっしゃるが、そういう方は糸電話でも所有されると良かろう、といつも思う。)

ただ、携帯電話を持つようになって、いろんな人との距離を感じるようになった。

すぐに、話したい人と話せることはとてもありがたい。

でも、会える距離との人とまで「会った」気になって「話した」事になってしまう。

また、同時に「この人とは、電話を使ってしか話すことが出来ない」という事も感じるようになった。

手紙は、未来へ向けて送る。

手紙を書いている時間を共有することは出来ない。

相手の手元に届き、封を開け、読み始めた瞬間へと綴るものだ。

メールにも同じ事がいえると思う。

届く時間は早くなっても、書いている時間の共有にはならない。

電話は違う。

特に、携帯電話は違う。

自宅の電話なら、その人が「家」という空間の中に所属していることを知ることが出来る。

その人の家の中を知っていれば、どんな状況で話しているかを想像することも出来る。

(変な意味じゃなくてね)

それが、携帯電話となると、どこにいたって話す事が出来る。

それはつまり、どこにいるかわからない、ということであり、どこにいるか分からないので、この電話を切れば、その人とのつながりがなくなってしまうように感じたり、「それしか、連絡しようがない」事実に愕然としたり、距離を感じたりする。

普段は、携帯電話と仲良く付き合っている。

でも、突然に、その存在が恨めしくなることもある。

今だから言ってしまうが、今のように手放せない状況でなかった頃、少なくとも3台は自分で使えなくした。

ちなみに方法はいろいろあるが、実は投げつけたぐらいでは壊れない(ただし、コンクリなどに対してなら分からない)。

空いていた水槽に、水を張り、泳がせたこともある。

それでも、携帯電話とは仲良しだった。

ちなみに当時支払った最高金額N社へ¥56.487です。

本当に、今だから言える話なんですけどね(爆)

_ 空白の10年間と共に過ごした10年間 2001-12-30

昨晩、十年ぶりに友達に会った。

友達、といっていいものか、ちょっと迷う。

十年ぶりに会ったI君は、私の中学時代の憧れの君だ。

恋愛対象というよりは、尊敬していた。

そして、文字通り「憧れて」いた。

I君は、自分に正直な人だった。

中学生らしい無邪気さと実績に基づいた自信とを同居させている人だった。

十年ぶりに会ったI君は、あまり変わっていなかったように思う。

変わっていたところは、「守るべき人がいる」人になっていたことぐらいだろうか。

私の知る限りの彼らしい優しさで、彼女を守っているように見えた。

そして、青年らしい謙虚さが見え隠れしていた。

十年前の私の予想通り、彼はとても素敵な人になっていた。

短い時間だったけれど、私はとても楽しく十年という「空白の時間」を埋める作業を楽しんだ。

そして今夜、付き合いが十年になる友人達と会った。

相変わらずの様子に、呆れつつ、安心した。

明らかに、私達は変わっていっている。

でも変わっていく時間を一緒に過ごしている。

十年前は、私達は「疲れた」という単語を使っていなかったように思う。

「疲れた」という単語の意味を体が知らなかった。

今、私達はそれを知りつつある。感じつつある。

十年前は、私達は何でも出来た。何にでもなれた。

そして、そのことを知らなかった。その意味を理解できなかった。

今なら、わかる。

変わることが悪いことだとは、私は思わない。

おそらく変わらなければ、前に進めない事だってある。

私達は、誰かが「変わっていくこと」を受け入れてきた。

そうしながら、私達は十年という月日を積み重ねてきた。

今夜もまた、重ねた時間を振り返りながら、楽しく過ごした。

こうした友人達がいることをとても幸せに感じる。

ありがとう。

そして、これからもよろしく^^

_ 一年を振り返って。 2001-12-31

今年は、「出会い」の多い年でした。

ネットでの出会い。

仕事での出会い。

プライベートでの出会い。

とにかく、色々な方と出会えた一年でした。

様々なことを教えてもらいました。

本当に、本当にありがとうございます。

来年もよろしくお願いいたします。