_ びょういんに。 2002-10-02
かぜをひきました。
さいきんはかぜをひきやすくなったようにおもいます。
からだがよわったのかもしれません。
びょういんにいきました。
まえにかかったときとおなじしょーじょーだったのでしんさつすらしてもらえませんでした。
とにかくからだがあつくてぼーっとしています。
でもしょくよくもあります。
げんきでてんしょんもたかいです。
びょうきなのにびょうきっぽくないのでいやです。
とにかくはやくげんきになります。
by ミズキ
かぜをひきました。
さいきんはかぜをひきやすくなったようにおもいます。
からだがよわったのかもしれません。
びょういんにいきました。
まえにかかったときとおなじしょーじょーだったのでしんさつすらしてもらえませんでした。
とにかくからだがあつくてぼーっとしています。
でもしょくよくもあります。
げんきでてんしょんもたかいです。
びょうきなのにびょうきっぽくないのでいやです。
とにかくはやくげんきになります。
by ミズキ
新しい本を開く。
表紙にそっと触れる。
いとおしい気持ちで私は満たされる。
こんな時の幸福感をなんと形容すればいいのだろう。
本もまだ緊張しているように感じる。
私もこれから展開される物語に緊張している。
私の気持ちは、幼い自分に戻っていて、自分の心音に耳を澄ます。
読書は、私にとって父親で母親で先生で友達で恋人だった。
もうずっと昔から。
恋人と寄り添うように、私は本の世界の住人になる。
少しの間だけ、「ここ」を離れる。
by ミズキ
「お手数(てすう)かけます」って言うけど、でも「お手数(てかず)かけます」って言う方が多い。
あと「講義」って言うより「座学」って言う。
「お年寄りみたい」って言われました。
でも、誰に何と言われても、昭和50年生まれです。
「ミズキさんって変わってるよね」とバイトさんの『旦那』にまでついに言われるようになってしまった私。
あ~あ。
by ミズキ
私は何をしているのだろう。
ふと、思うことがある。
by ミズキ
本日は聴力障害者の運動会でした。
去年も雨でしたけど、今年も雨でした。
・・・・・って書くと、今年も参加したみたいだ。
参加しませんでした。
土曜日にどうしてもお酒が飲みたくなって、飲みに行って(おごると言って呼び出しおごらせた)かなりいい気分で帰り着き、起きたら到底参加できない時間でした。
わはは。
すっげぇ、手話を使いたかったんだけど(養成講座が終わってから、どうも欲求不満)風邪が完治していないせいか、体もだるくって。
でも、大丈夫です。
今月は手話イベントが多いので。
あ~しかし、手話使いたい。
つーか、たまに油断してると使ってるし。
そういうわけで、ただ今身近にいる人に無理やり教え込んでます。
今日は一日、ぼんやり過ごしました。
人間つーよりかなり人間に近しい生物って感じでした、今日のワシ。
by ミズキ
日常生活において、ルールというものを作っていることが多くある。
毎朝、大体同じ時間に起き、同じ行動で動き、同じ時間の電車の同じ車両に乗る。
そういったことだ。
私は、そういった平凡ないつも同じ毎日を好む。
毎日を同じようにこなすことによって、安心感を得る。
また、嫌なことも「日常」に閉じ込めれば、乗り切れる気がする。
でもここ最近、私はルールを守らない日々を過ごしていることに気が付いた。
日によって、起床時間はまちまちで、乗る電車も乗る車両もその日の気分次第だ。
そうすることによって何かを求めているかと言えば、そうでもなくて、ただ逆に「何も考えていないのだ」という事に気が付いた。
何も考えない、と言うのはすごいことだ。
私は常に何かが気になってしまう方だ。
物音がしていれば、全然集中できないし、静かでも人が多ければ、集中出来ない。
集中力がない事もあるけれど、常に何かが気になってしまう。
私以外が気になる。
その私が、何も考えない状態が増えた。
話を聞いているのに、まるで虫食いのように、話の途中だけが落ちていたり、自失していたりする。
今、私はそういう自分がすごく怖い。
私は、私を時間の狭間に落としてきている気がする。
そのうち、私自身がそこに落ちてしまいそうな気がする。
by ミズキ
友達と買い物に行くのに、駅で切符を買おうと並んでいました。
次が私の番と言う時に、横からすっと「オバハン」が入ってきました。
思わず。
思わず、
「うわっ、並んでるのに、それはしきらんよね~。信じられん」
と、聞こえるように言っちゃってました。
そしたらオバハン、ビックッとして、一番後ろに並びました。
いや~、本当に言っちゃうつもりはなかったんですけど、「思わず」って恐いですよね。
アハハハハハ。
by ミズキ
実は今月に入り、語学の勉強をしている。
私を良く知る人なら、この時点で驚いてもらえると思う。
なにせ私は、大学受験の折にわざわざ入試に英語のない大学を選び、やっとこさもぐり込んだ大学では、第一外国語である英語も第二外国語である中国語も人様より多く勉強したという経歴を持つ。
「語学」という奴が、肌に合わない。
その私が語学の勉強というのだから、タヌキの腹で茶が沸くよりも驚くべき事体であると言える。
そこに至るまでは、簡単に話せない精神的葛藤やら、様々筆舌し難い経緯があるわけだが、簡単に言えば「口は災いの元」と言ったところであろうか。
とある縁あって、外国の方と知り合う機会があった。
その方が(私の英語能力と比較して)日本語の話せる方だったので、私はずっと(むしろ頑なに)日本語で話し掛けていた。
まぁ、それで何とかなっていた。
ただ、相手もそれで気を良くしたのか「日本語は簡単だ」と私の前で堂々と宣言しやがったのだ。
気が付けば、私はかの人を指差し「次に会う時は、お前の国に行って、お前の国の言葉で話してやる!首を洗って待っておけ」と宣言をしてしまっていた。
指差しはいけなかったと深く反省しているが(どうも手話では指差しは普通に多用されるので、たまにそれが出てしまっていけないと思う。悪気はないのだが)仮にも一応大学なる場所に好き好んで4年も通い(しかも片道2時間30分かけて)日本語について勉強してきた私に、しかも未だにその日本語に振り回されている私に「何てこと言ってんだよ、お前!!」って感じであったわけだ。
確かに冷静に見れば、かの人は巧みに外国語であるところの「日本語」を操っていたし、そこに至るまでの努力と言うのはあったと思う。
でも、それは「冷静に見れば」ってことで、気が付けば啖呵を切っていた私には何の意味もなさない。
かくして、私は毎朝N○Kラジオを聞き、ラジオにあわせて一人部屋で発音を復唱すると言う、人様には見せられない日々を送ることになったわけである。
毎日やりだして、その大変さは身にしみて痛感しているわけであるが、でも「今にみてろよ」の気分で私は今日も部屋で一人で発音練習に励む。
次に会うまでに可能な限り身に付けて、かの人の母国語で「ざまーみろ」って言えれば最高だなぁと夢を見る今日この頃である。
by ミズキ
「お嫁においでよ」
ちょっと酔った顔をして、その人はそう言った。
私はその時、20歳そこそこの大学生だった。
「ちょこちょこと動いて世話をしてくれるし、料理も好きだから、うちにお嫁においでよ」
お酒を飲んだ後に三人で夜のドライブをしている時だった。
都市高速が見える、景色のいい場所を走り抜けている時にその人はそう言った。
今でもどの辺を走っている時だったかを言えると思う。
後になって、その人との会話を思い出して、人ってどうしてこうもさして重要でないことを聡明に覚えているのだろうかと妙に切なくなった。
とても豪快で、ちゃんとずるくって、正直な人だった。
私は当時、とても生意気な20歳だったけど、そんな私を笑って「妹」にしてくれていた。
その人は、私の「ねーちゃん」だった。
あの日、どういう流れで一緒にいたかは、もう忘れてしまった。
ただお酒が入って、ねーちゃんはいつもに増して陽気で、私に「嫁にこい」と言ったのだ。
他愛もない会話の断片。
とても大切な時間を一緒に過ごしてきたのに、思い出すのはいつも飲んだくれたこの時のセリフだ。
一緒に悔し涙を流した時でもなく、一緒にクタクタになるまで笑った時でもない、飲んだくれたこの思い出だ。
「もっといい時を思い出しなよ」
渋い顔でねーちゃんは思っていることだろう。
今朝、電車の中から流れる景色を見ながら、冒頭のねーちゃんの声が聞こえた。
こうして文章にして公開してしまう事にとても迷ったけれど、いいんじゃないかな、と思った。
感傷的な気持ちもあったし、残しておきたい気持ちもあったし、見てもらいたい人もいた。
だから、いいんじゃないかと思った。
「二度と得ることの出来ない思い出は脚色され美しさを増していく」という人もいるだろう。
でもいつも思う。
「二度と会いたくない」と「二度と会えない」では、大きく意味が違うと。
どちらがいいとも悪いとも私には言えない。
ただ、もうあの時のねーちゃんの歳を私は追い越してしまった。
そして、ねーちゃんの時は止まったままであり、私はもうねーちゃんに「二度と会うことが出来ない」のが事実であるという現実が、あの時から目の前に横たわっている。
by ミズキ
私は、九州で一番エライ人と一緒の日に掃除当番です。
本日、三分遅刻したら、掃除は終わってました。
とんでもない新人です、私は。
by ミズキ
『とってもめでたい。
ばりめでたい。
めでたいから、デンポーしちゃう。
幸せも体重も増加中の○○君。
ご結婚おめでとう。
○○さん、返品不可なので、よろしくね。』
我ながら、どうかな、と思う。
いや、もう送っちゃったけど。
by ミズキ
高校時代からの悪友の結婚式の二次会に行きました。
奴とは、本当にいろんな事がありました。
ほとんどの思い出は、互いに飲んだくれていたように思います。
私が精神的に追い詰められていた時は、茨城に呼んでくれて(交通費その他もろもろの費用、奴負担)水戸黄門展に連れて行ってくれました。
あの暑さと、くだらなさは今でもいい思い出です。
高校時代から、ずっと真剣にいがみ合っていて、和解したのは22歳の時でしたね。
卒業式に向けて、イザムのコスプレに真剣に取り組んでいたキミに私は心を打たれ、和解を決めたのでした(マジ)。
あれから、私達は、本当にいろんな事を話しました。
キミは結構ロクデナシだったけど、でもその分、本当に優しくて、だから余計にロクデナシだったので、何だか憎めない存在でした。
結婚しても、大して変わらないんだろうけど、とにかく、頼むから奥さんは大切にして下さい。
本当にご結婚おめでとう。
末永くお幸せに。
そして、これからもよろしく。
by ミズキ
帰ったら、今日でした。
一日、ぐーたらと過ごしました。
いけないと思いつつ。
あー、でも幸せ。
by ミズキ
鹿児島に行きました。
始発で行き、最終で帰る日帰りコース。
鹿児島で面接したインテリア講師希望の人は、インテリアの資格を持っておらず、「所有資格は」とお尋ねしたら、「船舶免許です」と堂々と言われてしまいました。
いや~、いいところだ、鹿児島!
空港でお土産に「ラブリー」ってお菓子を買いました。
倒れそうに上手いです、これ。
マジで。
しかし、こんな出張はあんまりしたくないっす。
トホホ。
by ミズキ
お昼を食べに会社を出た。
仲良しのバイトさんと一緒だったんだけど、途中で「○○まではどう行ったら近い?」と、すれ違い様に話し掛けられた。
私が、よく人に道を聞かれたりすると言うことは、ここでも何度か書いてきたことなのだが、「またか」と思いつつ、やり過ごす。
問題はこの後に起る。
某喫茶店に入り、食事をしていた。
私とバイトさんは向かい合って座っており、私の隣には、人一人分空けて、高齢者の男性が座っていた。
この方は、もちろん、見ず知らずの方である。
その方、席を立たれる前に、ゴソゴソとカバンから飴を出していた。
4つ。
真新しい袋を開けて。
そして、私の腕を軽くたたき、おっしゃった。
「さっき、デパートで京都展に行ってきて、飴をたくさん買ったんだ。
一人で食べるには多すぎるから、もらってくれ。毒じゃないぞ。」
突然ですよ、突然!
いや~、頂きましたよ。
もちろん。
何なんでしょうね~。
バイトさん曰く
「ミズキから、変なオーラが出てんじゃないの?」
by ミズキ
山口に行った。
何の計画も立てずに、フラフラと。
山口がとても好きです。
中原中也も好きだし、萩焼きもあるし、幸せな昔の私がいるので。
昔、まだ幼かった頃、仲良しの従兄弟と秋芳洞に行きました。
おとなしくて、あまりはしゃがない従兄弟がはしゃいでいることも嬉しかったし(彼を見ていると様々な事を抑圧されているようできつかった)、新幹線もワクワクしたし、とにかく楽しい一日だったことを覚えています。
もう、その従兄弟とそうやって時間を過ごすことは出来なくなったので、余計に思い出は色鮮やかになり、私の中で幸せな幼い自分が走り回っている山口は、大切で大好きな場所です。
何もしなくても、いいと思えます。
ただブラブラと歩いて、少し前にここで過ごした自分に再会して、微笑みあってすれ違うような、そんな風に時間が流れる場所なのです。
生憎のお天気だったけど、また次に来た時に、雨の日の山口を歩いた私とすれ違うのでしょう。
そんな事を思いながら、街並みを眺めていました。
by ミズキ
人がどんな風に時間を捉えているのか、よくわからないけど、自分の時間についてよく考える。
私は時間を連続的に捉えていて、例えば今の私の時間のそばにその前後する時間の私がいると思っている。
↓こんな感じ。
五分後の私
今の私
五分前の私
こういう風に、ずっと連続的に時間があって、そこにそれぞれの時間を過ごしている私が連続的に存在すると思っている。
五分間隔とかではなく、本当はもっと細かい間隔で。
だから、たまにちょっと未来の自分の記憶が混じっていたり、すごく以前の事を妙に鮮明に思い出したりするんだと思っている。
それぞれの私は、常に別々の存在であり、同時に同一の存在でもあって、だから私は時折、何年か前のつらいことを思い出したりすると、今その時間を過ごしているであろう「辛い時間の私」にエールを送ったりしたくなる。
そう思うと、私は一人なんだけどたくさんの私がいて、それぞれが頑張っている気がして、頑張らなきゃと思う。
でもあまり一般的な捉え方ではない様なので、口にすることは控えている。
by ミズキ
また、ムラへ。
もちろん仕事で。
美味いものが食べたい食べたいといいながら、たいしたものは食べられず。
あぁ、この仕事を受けた時の楽しみってこれだけだったのに。
明らかに気が合わないと思われる(いや、確信している?)先輩との仕事なので、アホなふりして乗り切ろうとする。
でも二日も続けていると、本当にアホだったのかもしれないと自分を疑いだす。
疲れているのだと思う。
by ミズキ
帰り着いて、時計を見たら、「今日」があと五分しかありませんでした。
by ミズキ