_ 実家に帰らせて頂きます! 2005-04-07
薄口しょうゆを切らしてしまったので実家へ。
ばーばの代から決まったところのお醤油を使っています。今、三代目。
東京にいる時も送ってもらっていた。市販のものだと塩分が強いと感じてしまうし(この醤油、飲める位うまい)煮物がうまい味にならない(慣れのせいかも)。
唯一のこだわりです。
母しかいないつもりだったのに、何故か父もいて、こりゃチャンスとばかりに洗車をしました。新車を洗車(ベタベタ)。
幼い頃から車好きの叔父達が車をいとおしそうに洗車するのを見て育ったせいでしょう。
洗車をするのが大好きだし、洗車の後は、車と心がグッと近くなった気がします。
父に言わせると私の洗車はまだまだだそうですが。
綺麗に手がけでワックスをかけた車を乱暴に乗ることは出来なくなるので、絶対事故率が低くなると思ってもいます。
交通安全運動の活動の中に「自分で愛情を持って丁寧な洗車を!」と入れるべきだと思う。
久しぶりに母の愚痴をたっぷり聞き(たまにこうして吐き出してもらわないと息が詰まると思う)、父にそれとなく活を入れ、たくさんの緑を見て過ごしました。
帰りには大きな夕陽。胸がいっぱいになって涙が出るほど綺麗でした。
川べりは菜の花で黄色の絨毯になっていたり。
こういう満たされた瞬間に様々なことを思います。
私は何も生産せずに生きている意味はあるのか、とか。そういう事。
自分自身とは十分に話をしてきたけれど、ちっとも答えの出ない事など。もう、こういうのはどこにも行けない気持ちなのでしょう。
こういう時は、どんな私でも肯定してくれた祖父に本当に会いたくなります。もうどこにもいないけど。
私を肯定して下さい。そういう気持ち。
会社に所属していればそれだけで肯定されていたわけだな、とも思います。それが本当の肯定でなくても。
でも本当に自分が求めているものはそういうものではないので、ここで会社に入り社会に肯定された気分になっていても、いつかきっとどこかで破綻するのでしょう。空しい。
吐くほど苦しい訳ですが、そんなものをここまでしっかりと考えられる時間を持てる事は幸福な事だからしっかり考えましょう。
そして、譲れないものをきちんと選び取って生きなければ、先に行った祖父と堂々と会えない。
家に帰ると7時を回ってました。不良主婦。
慌てて夕飯の準備。予定していた家事はほとんど出来ませんでした。とほほ。
そして一番トホホなのは、醤油をもらいに行ったのに、それを積むのを忘れてしまった事。
それ以外のものはたくさんもらってきたのに。トホホ。
今日の歩数。
3964歩。
間々田に着きました。次は鹿沼を目指して歩きます。
by ミズキ