_ もみじ饅頭をもらったり。 2004-04-22
先日、前の前の部署で(短期間で移動が多すぎ、私)一緒だった中四国エリアの人が二人辞めた。
ひとりは旦那さんの転勤で東京に来た。
もうひとりは、辞めてから東京に遊びに来ると言っていた。
そして、本当に遊びに来たので、東京で一緒の人と四人で飲む。
二人は辞めたばかりだし、本当に結構ヘタレな会社なので、不満が爆発するのは仕方ないなと覚悟はしていたが、かなりすごい毒吐き大会となる。
うーむ、すごい。
私はもう会社の体制には大して期待をしていないし(最低限、自分の絡んでいるところでそこそこ納得できればいい。でもそれもたまに困難だったり)、まぁ、四人の中では一番長く勤めているので割とあきらめていて、ネタとして笑いをとる感じで話したりするのだけど、まー、他の二人のすごい事、すごい事!
いや、本当にどこまでいっても救いようのない感じがして、なんだかエライ人達に聞かせてあげたい気がした。
だって、ここまで会社に期待してるって事だと思うから。
「出来るはずなのに、なぜ?」ってところに期待があるから。
とても真摯に仕事をしていたのだな、と思い、そういう人が辞める決断に至り、それを誰も引き止めもしなかった事実の方が私は何だか悲しかった。
上の人が少しでもその気持ちを汲んであげられてれば、今ここでこんな事を言ったりしなかっただろうに、と思うと彼女に対しても切なかった。
私が去っていく時はどうだろうか、なんて頭の片隅で思ったりもする。
それでもどうしても言わずにはいれなくて「今度会う時は、仕事の話なんてしないで、もっと建設的な話をしましょうね。じゃないとお互いに会う度に苦しい関係になっちゃうから」とつい言ってしまう。
全員が大人だったので、私の言いたい事をわかってくれて、とても嬉しかった。
中にはこれを言えない人達もいるし、言ってもわからないぐらいに会社を呪っている人もいたりするので。
本当にそういう人とは二度と会いたくない気持ちにさせられる。
そういう時はその人に対しても、そう思う自分に対しても、とても悲しい。
だから、今日は悲しくならなくてよかったので、ホッとした。
また近いうちに会えるといいな、と思う。
そして、違う一面を見せ合えるような、そんな話が出来たらいいな、と思う。
by ミズキ