_ 舞台に行きました 2004-12-04
赤坂まで、友人の舞台を観に行きました。
友人って言うのもためらわれる感じだったりはしますが。
舞台は、生の迫力と気迫、勢いがあって、とても面白かったです。
あの「間」の面白さは、舞台特有のものだといつも感じます。
同じ台詞でも、「間」でまったく、力が変わってくる。
その「間」をいかに作り、いかに掴むかと言うのが、実力の差となるのかもしれません。
生意気な事を言うようだけれども、今回に関して言えば、その「間」については荒削りのところがあるように感じました。
ある部分において、数回の上演の中でも「うけなかった日、うけた日」というのが出た部分があったのではないかと感じるところはありました。
でも、その行き当たりばったりな感じも含めて、生の面白さだと思っています。
色々な人の力を集めて物を作る事。
その楽しさは「非現実」であればあるほど、強く惹きつけていく事を私もよく知っているので、夢中になっている人が羨ましくもあったりします。
ただ、いつも忘れてはいけない事があると自分では思っています。
決して、「そこから出る事を恐れない事。自分自身に馴れ合ってしまわない事」
もしも、自分を試し、力を出し切ったと感じた時には、居心地のいい場所を出る勇気と言うものも忘れないでいたい。
そうして、距離を置いてこそ、過去の自分と向かい合い、過去に支えてもらえる自分がいるのだと私はいつも感じています。
継続を否定するのではなく、同じ事の中でも、常に次のステージを見れる自分でありたいという事です。
「五年後の私」を常に意識できるか。
私はそれを自分に問うて生きたいと思っています。
「象面ガネーシャ」怪人社
舞台終了後の友人。
こ、こわい。
よい子はまねしないように。
今日の歩数。
7508歩。
by ミズキ