_ 相変わらず。 2004-06-09
仕事で、また問題が起こる。
やけっぱちになって、全国的に調査すると、全国で同じことが起こっていることが発覚。
がーん。
約一年前に、私はこの問題に関連する疑問を、まさに今自分がいる位置にいる人へ投げかけていた。
違う部署から。
危機管理について。
でも、何の対処も改善もされないまま、一年が経って、今自分がその対応に追われる皮肉さよ。
正直、これに関わるのはよそうと思っていた。
仕事であっても、可能な限り避けていこうと。
それでも、そこまでその危険性を知っているから、気になり、そうして気がつけば、4月から自分の担当になっていた。
打診を受けた時に、起こる可能性のトラブルの量を考えなかったわけではない。
でも、誰かに押し付けるぐらいなら、自分でかぶってしまった方がましだと思った。
偽善的な意味ではなく、私には、何の未練もないのだ、ここに。
そして、押し付けられたものに押しつぶれてしまいそうな人を見れば、入社したての時に苦しんだ自分を思い出す。
あの時の私には、助けてくれる人がいた。
その感謝を私は、回りまわって、自分が誰かに同じことをする事で返さなければならないと思うのだ。
しかし、色々と面倒だし、誰も彼も自分が一番忙しいと思い込み、業務に当たっているので、「危険が起こる可能性」についてなど、検討してくれないし、対応してくれない。
仕方なく、権力に物を言わせて、エライ人が担ぎ上げて対応する始末。
「怒られるから」という理由でしか、仕事が出来なくなっている会社の体制の悲しさをここで思う。
サービスを提供している会社のはずなのに、そんな体制であってもいいのだろうか。
ここにいて「私は違う!」なんて声を上げていても、私はそれでいいのだろうか?
by ミズキ