「今までで一番」という事について考察する 2004-06-01 - へびあし。


_ 「今までで一番」という事について考察する 2004-06-01

私は、基本的に「今が一番」だと思っている。

過去を否定はしない。

それは、「その時点での一番」なのだと思っている。

ふとそんな事を考え始めると、「順番」ってどうなんだろうと思わずにはいられない。

全てに順位をつけられるわけではないし、順位付けしてどうするのだろうと思う。

一番になることは、とても嬉しく思ってしまう自分もいる。

それはそれで、肯定している。

でも、順位付け出来ないものも肯定している。

昔、とてもこどもだった頃に言われたことがある。

「あなたは、私の一番なのに、私はあなたの一番にしてもらえない」

彼女の一番なのは、とても嬉しいと思った。

自分が何と答えたか、私ははっきりと覚えている。

「私の一番の席には、私が座っているの」

自分が誰かの一番だったり、何かの一番だったりすると、本当に嬉しい。

そう望むことだって、ある。

そんな私の一番の席には、今でも私が座っているかは、私自身にも不明だ。

もしも、座っているならば、私はそれを誰に譲るのだろう?

譲る日が来るのだろうか?