クリスマス!本番!何の? 2003-12-25 - へびあし。


_ クリスマス!本番!何の? 2003-12-25

世間様はクリスマスで、まぁ、世のお年頃の皆様はウフフ♪なクリスマスだったりしたかも知れないんですけど、お年頃なんて年齢はとっくに過ぎちゃっている私は、変わったメンバーで忘年会をしたりしました。

なぜか、「沖縄料理」でした。

泡盛飲んで、常夏気分な夜でした。

料理はおいしかったし、一緒に飲んだアルバイト君は面白かったし、普段話さない人の話を聞いたりするのはとても楽しかったです。

しかも、7人だったので、聞きたくない仕事の話は聞こえないフリをしたり出来たのでよかったです。

福岡にあって、東京にないものってこういうものだよね、と思ったりもしました。

福岡には仕事抜きの話が出来る相手がたくさんいて、本当につまんない話で笑い転げて、会社の話だって面白おかしく話す事だって出来るけど、ここはほとんどが会社の仲間だから、飲みに行っても仕事の話になっちゃう。

話してすっきりする程度ならいいんだけど、「辞めるか、精神を病むか」みたいな、追い詰められた話になるぐらいの深刻さを抱えた人が多くて、笑えない。

東京に来て間もない頃、知り合ったばかりの人から「知り合いいなくて寂しいでしょう!」って言われて、あぁ、そうか。と妙に感動したりしました。

だって、誰も私が転勤の時にそんな事を言わなかったし、私もそんな事を考えもしなかったから。

何回か小・中学校時代に転校した時は、むしろワクワクして「次こそ、こんな私!を実現するわ」と目論んだりしたものですが(それも結局、持って生まれたもの性格を隠すことは不可能と学ぶわけですが)今回は仕事で行くし、声だけ知っている人もいるしな。。。。と思いながら来たし、まぁ、考える余裕もないぐらい急な転勤だったという事もあり、二ヶ月たった今ごろになっていろいろ思ったりします。

平たく言うととってもちっぽけなこと。

クリスマスだからとかではなく、「とても寂しい」。

そう感じられたことが、切なく、また心のどこかで嬉しかったです。

だって、耐えられないほどの寂しさではないのですから。

よいクリスマスの夜を。

愛する人たちに、いい夢を。