_ 出口のない会話と自らに返るエネルギー 2004-01-21
些細なことで落ち込む。
多分、それひとつが原因ではなく、東京に来てからの、ずっと溜まっていたものが、今ここになってピークに達したという事だと思う。
私はただ、その事を受け入れてもらいたかった。
相槌を打ってもらうだけでよかったのだ。
「そんなことぐらいで」とは、その時の私にはとても強い言葉だった。
口が利けなくなるぐらい。
自分を傷つけないと心の均衡を失いそうになるぐらい。
こんなにつらい夜はないと思った。
生まれて初めて、眠れない夜を、過ごした。
by ミズキ