_ 境界線 2002-05-16
暑くなってくれば別だろうけど、普段あまりアルコールを摂取したいと思わない。
まったくと言っていいぐらい。
それなのにどうしたことか、無性にお酒が飲みたくなった。
たくさんじゃなくていいのだ。
ほんのちょっとだけ。
口を湿らす程度でも満足しそうな気がする。
それで、家に帰って、お酒を小さなグラス一杯分だけ飲んだ。
喉元をアルコールが流れていくのを感じる。
それと一緒に、自分の気持ちも流し込んだ。
少しだけ早くなった鼓動を聞きながら、眠りにつこう。
幸の狭間でまどろもう。
眠りさえすれば、朝はやってくる。
by ミズキ