_ 限界 2001-11-24
ここ、二週間ほど、ある人物に悩まされていた。
正確に言えば、半年前にも同じ目にあっていたのだけれど。
携帯が鳴れば、ドキッとし、相手を確かめた。
自宅の郵便受けを見るのが苦痛だった。
後ろからの足音がすれば、歩調を緩め、先を譲った。
自宅の電話は、PCにつなぎっぱなしにした。
眠れば、嫌な夢を見た。
眠るのが恐くなった。
眠らなくなった。
夜中に携帯が鳴る。
私が夜中でも携帯を切れないことを知っている。
法的手段に訴えなかったのは、まったく見知らぬ人ではなかったことと、それによって、巻き込んでしまう人がいたからだ。
二週間で、ちょっとだけスマートになった。
体が、限界だと思う。
食事が上手くとれなくなった。
このままでは、何の解決にもならない。
私が、そして私を守ろうとしてくれる人が、先に参ってしまう。
「もしもの為に」と証拠として取っていたものを、今日、全て焼き捨てた。
女であることが辛くなる、屈辱的な文章を含むものだったのだ。
よく考えたら「もしも」の時に親しい人たちに読ませることの方が辛かったかもしれない。
燃えてしまって、すっきりした。
もし、これ以上何かあれば、法的手段に訴えようと思う。
逆恨みなどを恐れてきたけれど、それだって、今の状態と、そう大差はあるまい。
そうしないと「おびえている自分」に私が負けてしまう。
「なんで私が?」
何度もそう思ったし、今でも思っている。
しかし、そう思っていても仕方ない。
現実は突きつけられている。
いつまでも誰かの背中でおびえているわけにはいかない。
これをここに載せていいものか、随分と迷った。
今でも迷っている。
でも、負けてしまいそうになる自分への決意表明。
来るなら、来い!
出来れば、来ないで欲しいけど・・・。
<読んでくださった方へ>こんな内容で、ごめんなさい
by ミズキ