_ 日々訓練! 2001-11-10
私は、手話を習っている。
かれこれ、半年になる。
最近思うのだが、ろうあ者の方といる時に、健聴者同士で手話を使わずに話すのは、何だかフェアじゃない気がする。
私が読み取れるレベルにあるかどうかはともかく、彼らの話題はオープンだ。
だから、フェアじゃない気がする。
(もっとも彼らは、わりと口の動きで読み取ることが出来るのだけど)
そういうわけで、練習も兼ねて、普段会話する時も(ろうあ者がいようといまいと)常に、手話を併用することにした。
そうすれば、わからない単語や表現にぶつかりやすく、次に先生に会った時に聞くこともでき、勉強になる。
そう思ったまでは、良かった。
しかし、やってみると、結構大変である。
何せ、手話で表現できる単語が少なすぎる。
それで、会話を試みれば、表情と身振り手振り(これは実際ろうあ者としゃべる時に役に立つ)が主になる。
そして、話した内容を置き換えながら、表現するのだ。
例えば(これぐらいは、出来るけど)
「紅葉していないね」と言いたければ、「葉が赤くない」になり、
「赤」がわからないって事になれば、「葉がまだ、緑だ」になり・・・・・といった具合だ。
通じるかはともかく、本当に勉強にはなる。
頭と手を駆使し、まさしく体全体でしゃべるのだ。
言いたいことを納得いく表現で伝えることが出来たら、かなり嬉しい。
しかし、問題がちょっとだけある。
喫茶店なんかで、これをやると
めちゃめちゃ目立つ
ちらちらとウエイトレスのねーちゃんが、こちらをごらんになる。
それでも、めげずに続けています。
福岡在住の方、天神で怪しい動作で会話をしている人がいたら、私かもしれません。
どうか、知らないふりをしてください。
ちなみに、我が家では母が少しばかり、手話が出来るので、実家に帰ったときもやってます。
こんなに勉強熱心な私が、使いこなせるようになるのは、どのくらい先になることやら・・・・・・。
by ミズキ