_ 我が家の血 2003-01-12
友人Kと太宰府に行く。
大渋滞でいつもの倍以上の時間がかかる。
目的だった合格祈願のお守りだけ買って、早々に帰る。
夜はうちでパスタを作って食べる。
Kが私のパスタの食べ方を指摘。
K「スプーンを使わないんだねぇ。すごいねぇ」
私「だって、本場イタリアでは使わないんでしょ?」
K「そうなんだよね」
私「だから、使わないようにしてるの」
K「イタリアに行く予定があるの?」
私「ないんだけど、弟がイタリア人になる予定だから」
K「ハイ??」
私「弟が高校生の時に『イタリア人ってパスタとピザばかり食べてるんだよね?』って聞いてきたの」
K「確かにそうねぇ、食べてるよね」
私「私も『そうね、食べてるんじゃない』って言ったわけ。そうしたら『俺、イタリア人になるから』って言うからさぁ」
K「・・・・・」
私「弟がイタリア人になった時のために、使わないようにしてるわけ」
K「変な姉弟。」
でも、本当の話なんだから仕方ない。
こんなことばっかり言っている姉弟なのだ、うちは。
根本的に、阿呆の血が流れているのだと思う。
by ミズキ