初対面 2002-06-11 - へびあし。


_ 初対面 2002-06-11

営業という仕事が長いせいか、仕事中は相手の返答で何かを計ってしまうようなところがある。

こと、初対面になるとその傾向は顕著に表れる。

この人は私の話に関心を向けているか。

私の話を聞こうとしているか。

そんな事を一語一句から、そんなことを読み取ろうとしている自分がいる。

これがプライベートとなると、そういった傾向は表れない。

何故なら、受け入れてくれない相手と付き合っていく必要性が低くなるからだ。

気が合うか合わないかといったことではなくて、心を開いてくれるか否か。

他を受け入れてくれるキャパがあるかどうか。

そういったものがプライベートでの判断基準となる。

対して、仕事での付き合いは、相手を読み「どこで折り合えるか」という接点を探すことが重要になる。

よって、接点を持とうとしない人と時間を共有することは、莫大なストレスとなる。

食事をする一時間の間に、多大なストレスを受ける。

たった一時間の間に。

話を聞かない人には、話をしない方なので、

「ミズキさんって無口ね。営業出身なのに、意外だわ」

なんて、言われちゃいましたよ、まったく。