_ 散財する一日 2005-06-04
Qちゃんの夏のスーツを買いに行く。
一駅分歩いて、途中で空腹を満たすために食事。
ワンプレートランチではなくて、ちょっとしたコースになっていて(でもワンプレートランチ価格)おいしかった。
特に、サラダのドレッシングが!これ、何が入ってるの?
大したものが入っているようには思えないけれど、自分の好みの味だったので、真剣な顔で食べた。
たまにする外食でこういう刺激を受けるのは悪くない。
Qちゃんは会社で「妻を洒落たバーに連れて行かないなんて!」とお姉様方に責められたそうだが、別に不満はない。
酒なんて、ある程度飲めば水と一緒。若い時にたらふくオジ様たちに飲ませていただいたので(いい酒を)そんな気持ちはあまりないのだ。
それよりも、おいしい料理。これは家にこもって、手を掛けているだけでは上手くならない。舌への刺激も必要なのだ。
だから、外で取るなら、上手い料理だと言いたい、オレは。
まぁ、別に伝えてもらわなくてもいいけど。世の中には色々な人がいるという事を忘れないでいよう、自分。
さて、スーツは、オーダーで作るつもりだったのだけれど、実際に行ったお店ではオーダーが出来なくて、仕方なく既製品に。
不満げなQちゃん。説き伏せた妻。ごめんよ。
ただ、そのせいで、今までにないカラーのスーツになった。
二人とも見慣れないので「どうだ?」と思ったけれど、これがオーダーだったら、見慣れた色しか選ばなかっただろうから、良しとしよう。
変わりにといってはなんだが、そのスーツに合う派手なシャツを購入。
ネクタイも合わせようと思って、何本か見ていたのだが、店員のお兄さんから「いや、その色は」と言われてしまった。
思いっきりピンク。
「え、客引きのお兄ちゃんみたいでよくないですか」と言ったら、「駄目でしょう」と言われた。
おっかしいなぁ。
どうも、オレの趣味は奇抜らしいよ。
Qちゃんはあまり派手な感じの顔ではないので(いや、もちろん、男前だけど)派手な服装にしてみたくなる。
顔が負けすぎない程度に。
でも、こんなピンクも素敵だ。
結局、ブルーのストライプのシャツに、黄色系のネクタイを合わせた。
これでまた、男前になってしまいますよ、オット。
その後は、伊勢丹の本屋で、それぞれ読みたい本のコーナーで没頭。
料理の本をみたけれど、料理本ってどうしてこんなにたくさんあるんだろう。
自分の持ち物で考えてみると、料理本は一生ものだと思う。
未だに高校の時に買った本とかを読んでいる。愛読とはこの事だ。
手元にある本はどれも写真が大きく、綺麗で、使われている素材が身近で、基本が書かれているものばかり。
手抜きのレシピも世の中には多く出回っているが、それは料理の基本が分かって、判断できる手抜きなので、今やっている手順になんの意味があるか分からない人間はやってはいけないような気がする。
私は、料理は全て独学なので、余計に多くの基本を知らな過ぎて、いつも不安に思う。
だから、真剣に丁寧に本を選ぶし、選んだら、とても大事にする。
結局、また保留にして、買わずに帰る。
家に帰って、ホームベーカリーとレンジを発注!
ついに、Qちゃんが買ってくれるとなって、実は一ヶ月ぐらい悩んでいた。だって欲しくて仕方なかったけど、メーカーまで決めてなかったから。
店頭で買うより、随分安く買った。
楽しみー。
散財した一日。使ったお金の分、大事に使おう。
服も家電も。
by ミズキ