「秘密」 2002-02-04 - へびあし。


_ 「秘密」 2002-02-04

わりと、察しがいい方だったりする。

それは時折、私をせつなくさせる。

「秘密」が生じる。

それは、様々な条件化で生じる。

「秘密」という結果が出るためには、「理由」という原因はもちろんある。

笑って済ませるものもある。

二度と本心から語り合えなくなったりするものもある。

気付かなければいいと思う。

「気付かない幸せ」は、きっとある。

「気付いた幸せ」と割り切れないこともある。

だから、察しがいいのは、とてもせつない。胸が痛い。

「秘密」にしようという努力を、どうしてだろう、知りたくないのに知ってしまう。

感じ取ってしまう。

覚えようなどと意識をしていない会話が、記憶の中に残っている。

ただの言葉の羅列だった、単語が、文章が、あることをきっかけに点と線をつなぐようにひとつになって「秘密」を指し示す。

知ってしまったせつなさ。

秘密を持たれようとしていた事に対する悲しみと感じなかった溝があったことを知ってしまった事実。

やるせない想いになったりします。

東野圭吾の名作「秘密」。

決して「約束」とか「告白」とかいったタイトルではありません

内容からイメージしちゃうタイトルではありますが。

「約束」も「告白」も^^;

どっちだったっけ?ともめてたら、どちらも違ったのでした(爆)