出会っていた、憧れの君 2008-06-30 - へびあし。


_ 出会っていた、憧れの君 2008-06-30

前の日記で、好みのタイプに出会っていないと書いたけれど、実は出会っていた事が中学時代からの友人の証言で発覚した。
いやーんっ。

大好きだったのですよ、その人の事が。
でも、恋愛って言えないぐらい、尊敬とか憧れとかあって。
そして、悔しさもあって。

憧れって、焦がれてるわけですよ。
素敵って思うのと同時に、「私もそこにいたいのに」「あなたのいるそこに私もいたいのに」と焦がれて、悔しくも思ったりするのです。
そして、尊敬してて。

中学生だったくせに、とその時の自分を思い出して考えたりはしません。
だって、今でも同じように感じるから。
今の彼に対してではなくて、その時の彼に対して。
「あー、ちくしょー。かっこいいなぁ」って思うから。
私って、根本的に変わってないのです。

そういう彼とはどうなったかって、どうにもなってません。
その時も、今も。当然。
あえて言えば、ずっと同級生です、ただの。
でも、十年ほど前にあった時に「あの時にマジに好きだったのに」とは言いましたけどね。
「その時に言ってくれれば」なんて、素敵な返答に、またクラクラしちゃっただけです。

当時の彼は、正直どちらかといえば冴えない容姿ではありましたが、私は「絶対にあの人は出世する」と断言していました。
そして、本当にそうなりましたよ。あー、やっぱり押し倒してでも手に入れておけばよかった。
でも、好きすぎて、そんな事は到底できませんでしたがね、当時の私には。
もう、人のものになってしまったので、こんなことも言えますがね。

そして、そういう人がいたことを思い出させてくれた、本との出合いに感謝してます。
やっぱり、本って楽しいなぁ。