へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
まぁ、ボチボチ、まったりと。
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_ 何でかなぁ 2008-11-03

自分でなぜそんなところに手が行ったか分からないのだけれど、1日の夜中にふと目が覚めて胸の下の方に手をやったら、しこりがあることに気がついた。
どうやっても、間違いなく、ある。
これは困ったな、とまず思った。
「胸のしこり」っていうと「乳がん」って文字が浮かんだからだ。
母乳をきちんと上げてないから、そういうものもあるだろう。
脂肪ということも考えられる。
そう、色々と考えて、とにかく、一番嫌なものだったら困るなと思った。
そして、それまで、自分は自分の為にそう長く生きたくもないと思っていたけれど、突然に娘のことを思った。
この子が大きくなるまで、それまでは、元気で守っていかなければ、と思った。
あぁ、そうか、私の人生は、もう私一人のものではないのだと思った。
そう思うだけで、何だか涙が出てきた。
いろいろな事が突然分かってしまったような気がして。

しこりはどうなのか分からないので、明日にでも病院に行こうと(もしくは予約だけになるかもしれないが)思う。
ただ、それがただの脂肪であれ、何であれ、やっぱり健康で生きていかなければいけないと気づかされた事はありがたいことだ。
そういうわけで、ぜひ、皆さんには健康診断をお勧めします。
あと、血統的にがんの可能性のある方には、ぜひがん保険の加入を。
自分が「しまったなぁ」と思ったことなので。

_ もんのすごく 2008-11-01

頭が痛い。たまらない。
人間をやめたいぐらいだ。

そんなさなか、すっごいきついのに、ずっとTDLに行きたいとそればかり考えている。
ひょっとしたら、死に前が来ているのかもしれない。
どうやったって、この頭痛が治らないと行けない訳だけれども。
行きたいなぁ。

_ いろいろと 2008-10-30

バタバタしていました。
何があったわけではないのですが(法事とかあったけど)一番の理由は、頭痛。
肩を取り外したいぐらい痛いし、頭痛はするし。
でも、吐き気が来る前に食い止めなければと一週間ばかり飲める薬を飲めるだけ飲んでいます。
しかし、効いている気がしません。困った。

日曜日は法事でした。祖母の三回忌。

祖母は自宅で亡くなったのですが、最後の息を引き取る瞬間の事は忘れられません。
大きく深呼吸して、そっとため息のような息をしたのが最後でした。
娘は、まだ二ヶ月でした。
祖母は娘が産まれる事をとても楽しみにしていたけれど、産まれた時はもう抱き上げる力もほとんど残っていませんでした。
でも、産まれる前からとても娘を大事に思ってくれていました。
八月に産まれると言うと「風邪の心配のない季節に産まれてくる親孝行ないい子だね」と言ってくれていました。

今、祖母が生きていてくれたら、私の事をどういったでしょう。
きっと、叱られているだろうな。
私は娘をよく怒るから。
母よりもっと、娘の一番の味方だったかもしれません。
今の私の支えであるように。

祖母の思うように育てられはしないけど、忘れないようにしよう。
自分がどれだけ、大事に愛されたか。守られたか。
そして、それを娘にきちんと伝える努力だけはしよう。
そう、改めて思いなおした一日でした。

会いたくて、会いたくてたまらない人に会えないというのは、本当につらいことです。
失いたくない人を見送らなくてはいけないなんて、なんと酷な事でしょう。
当たり前の事だけど、そう思わずにはいられません。

娘のパンツ生活、もう何日目だっけ?
外で一度だけ、失敗したけれど(家でも一度)その後は失敗せずに今日まできています。
しかし、緊張の毎日。私がね。
肩こりはそのせいもあるかも。
どのくらい続けられたら、この肩の力は抜けるのでしょうね〜。
まぁ、小さな毎日を積み重ねないと自信にはならないので、頑張ります。

_ 本の記録 2008-10-22

久しぶりに、旅の移動で本を読みました。
思うところが色々とあったので、ちょっと記録しておきます。

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さまよう刃/東野圭吾

正直、むかむかする話でした。娘さんを持つ親なら、皆同じ感想を持たれるのではないかと思います。
かいつまんでストーリーを説明すると、年頃の娘が襲われた(性的に)後に殺された父親が、犯人に復讐するという物語なのですが、その襲われるシーンの気持ち悪さ、そして、襲うに至る犯人(未成年)の発言・心理が非常に不愉快です。
でも、何より嫌な感じを受けたのは、そういう犯人が確かに過去にもいただろうし、これからもいるだろうと思わざる得ない現実を思った事でした。
まったくの「有り得ない犯人」ならもっと安心して読めたのです。
でも、そうではなかったこと。自分も娘を持っている事がやるせない気持ちになりました。
本の趣旨としては、少年法のあり方と復讐は是か非かといったテーマだと思いますが、それ以前のものではないかと思いました。

自分の大事なものが傷つけられた時、あなたならどうしますか。

殺されたら同じように殺す、それだけで満足いくだろうか、と物騒なことを承知で私は思いました。
絶望して、自分も死ぬかも知れないと思いました。
でも、復讐したいという気持ちもあるのです。確かに。(あくまで想像の中で)
息を殺して、じっとその犯人の人生を追っかけて、そいつが大事な人を手に入れた時に同じ目に合わせたいと思うかもしれない。
ただ、残念なことにそういう人物は、自分がいつも大事な可能性も高い。
それなら、どうするだろう。

そんなことを考えていました。
誠に物騒な話ですが。
そして、一人でムカムカと怒っていました。
不健康な!

ただ、娘には自衛の意識を高く持ってもらわなければならないだろうと強く感じています。
私も色々と言われて育てられましたが、私はやはりうかつな方だったと言わねばなりません。
幼い頃には怖いこともあったり、防犯ベルを持ち歩く小学生だったにも関わらず、その後の自分を振り返ると、やはり若さゆえにうかつでした。美しくないから安全だと思っていたのです。
でも、もう時代はそうではなくなった。

自分で自分の身を守る。非常に難しいことです。
生きていくって、どうしてこんなに難しいことになってしまったのでしょうか。
そして、そんな時代に子どもを持ってよかったのだろうかと、考えてしまいました。
何が幸せか。そういうことが、頭の中をぐるぐると回っています。

_ 帰ってきました 2008-10-20

大阪から、帰って来ました。
つっかれたー。

義理の両親と食事をするつもりで行ったのに、義父は不参加。
定年退職して時間も自由なはずだし、体調でも悪いのかと聞いてみるとそうでもないとの事。
何か用事があったのかときくと、「ないわよ。家で洗濯してるんじゃない?」だって。

前々から思っていましたが、本当に彼の両親は変わってる。
不仲とかなら、まだいい。受け止めようもある。
でも、争いとかそういうのは、ない。
感情的に欠陥があるとしか思えない。
あくまでも私の理解する範疇での欠陥ではあるけれど。

よって、私。かなり不機嫌でした。

しかも義母は「今から字を教えろ」だの「数字を覚えさせろ」だのうるさい。
はっきりいって、娘はまだ平面をうまく捉えられていない。
そして、言葉もまだまだ。
そんな相手に字を教えて、いったいどうやって覚えたか確認するの?
っていうか、別にいい。いつかは覚えるから。

そうやって育てたから、彼みたいになるのだと言うならば、私は絶対そうしない。
頭はいいと思うし、その集中力はすごいと思う。
男ならばそれでいいだろう。子育てなどしないのだから。

でも、万に一つでも娘に子どもを育てたりする可能性があるならば、私は彼のようになって欲しくないのだ。
字が分からなくても、数字を数えられなくても、ぬいぐるみをかわいがり、目下のものに思いやりをかけてやり、周囲に感謝し、他を愛し、人の傷が分かる人間であって欲しい。
例え、子育てをしないでも、女性である最大の性的個性である「母性」を大事にして欲しいと思っている。

よって、「あ、無理です。この子は私程度にしかなりませんから」と却下。
やわらかく、無視した。
どうせ、そういう事に気づかないのだ。
つまり、自分の発言で相手がどう反応するかは義母には関係ない。投げっぱなしだ。
彼と同じ。
思いっきり、きつい言葉で切り返されないと反応しきれない。
しかも、反応しても「なぜ?」とは考えない。ひどい、としか。
よく似た親子だ。

歩く時も娘の手をとって、さっさと歩くけど、二歳の娘のペースなんて関係ない。
まるで、引きずられる様に歩く娘。気の毒な。

そんな訪問でした。
疲れました。色々な意味で。
結局、娘の存在って何なんだろう、とずっと考えていました。
全ての人にかわいがってもらおうなんて望みすぎだと思っているけれど、血のつながった人間にかわいがってもらえないなんて、思ってもいないことでした。
会わせる為に行ったのですが、もうその必要があるのかさえ、わからなくなってきました。
娘もそう遠くないうちに、人間関係を把握し始めます。
私はその時に、この子になんと説明すればいいのでしょう?
わかりません。