ちょっと前まで、自社の製品を使ってもらう為に、一般では使用しないようなソフトを教えたりしていた。
これは、本来は、あくまでもソフトの使い方を教えるのがその趣旨である。
だがこのソフトを使わんが為に、この機会に、とばかりにパソコンを始めるという人も少なくはなかった。
それは、つまり、ソフトを教える為に「パソコンの使い方」から教えるということになっていたりして・・・・。(爆)
(これを読んで、すごいことをしていたように思われてもいけないので書いておくが、それは「超初心者レベル」である。つまり、「ここを押したら、電源が入ります」といったような・・・・(汗))
しかも、45~55歳ぐらいの中年男性を中心に。
この年代は、わりに社内でもいいポジションにいたりするので、実務面でパソコンの必要性が薄い方も結構いて、パソコン等に興味のあるような方は、さっさと手に入れバリバリ使いこなしていて、パソコンを使ってない方は、すなわち「そういったことは、苦手だ」と言う方が多かったりする。
比率的には。
そして、それは平たく言えば「パソコンなんて触ったこともないよん」という人にソフトを使えるようになってもらわねばならん、と言う事であった。
・・・・大変でした、時々・・・。
「この画面が出るので、右上のところをダブルクリックしてください」
と言うと、パニックになったりして。てへ( ̄ー ̄;
「『だぶるくりっく』って何?!」みたいな(爆)
・・・・つまりは、そんなことをしてました。
今日、縁あって、今現在そういったことをされている方とお話する機会がありました。
「あれって、ずっと終わるまで、どこかの席がパニックになってたりしませんか?」
「しますよ。必ず、何もしていないのに変な画面が出た!とか」
「終わります、って言うと電源を押して、消しちゃったり」
「ダブルクリックが出来ないとか」
(見ると、二回クリックをしているが、カチッ・・・・・・・カチッ、だった)
その方がおっしゃった。
「マウスって『ねずみ』みたいだから、マウスって言うんですよ、と言った事があるんです」
「それって、何か問題になります?」
「ねずみって、しっぽはおしりですよね・・・・・」
「はい」
「逆さに持って、『これはどこを押すの~?』なんて・・・・」(汗)
教えるって難しいな、と思いました。
よく考えたら、これらのカタカナって、日常で使わないものですよね。
教える側が、そのことを忘れていてはいけないな、と思いました。
本当に、あれはよい勉強をさせてもらいました。