へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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_ 買っちゃいました! 2004-11-23

金曜日と土曜日と、会社で本当にお世話になった人が東京に来る。

それにかこつけて、デジカメを共同購入。

FinePixE550

すっげー、いい。

どのくらいいいかと言うと、colaのPETさえもかっこよく写ってしまうぐらい。

colaのPET

なんか、しゃきーんって感じに写る。

すごいなぁ。

それまで、同じFinePixの1300を使ってました。

発売が12年ですよ。4年前。

化石級です。

でも、お陰で新型機のすばらしさを痛感しております。

意味なく、二人で交代で触りまくって、夕食を写してみたり。

夕食

ちなみに、キムチ鍋の後の雑炊。

遊びで撮ったので、思いっきり食べかけですが。

いいなぁ、と思うのは、カメラの性能もなのだけれど、同時にそれを一緒に「すっげー」って驚ける人がいるという事。

きっと一人だったら、感動は半分だった。

二人いるというだけで、感動も二倍以上になる。

悲しみは半分になり、幸せが倍になるという、この恵まれた環境に感謝する事も忘れないようにしようと思う。

今日の歩数。

10188歩。

_ ダウン症フォーラム2日目 2004-11-21

フォーラム2日目。

今日もいいお天気に恵まれました。

それだけで成功といった、実行委員長の言葉が今日は実感できます。

ここが、そういう場所だという事がよく分かったので。

今日は朝からシンポジウム。

先生方は白熱し、どうしても時間が押します。

もったいないですが、どうしても伸ばす事は出来ません。

無理して切り上げてもらいます。

ここで、ひとつ気になったことは、お母さんから「ダウン症の子はプレッシャーに弱いと今聞いたがどこまで言葉のしつけをしたらいいのか」という事でした。

先生のお答えは素敵でした。

「いつも、プレッシャーを与えないようにして過ごす事は出来ないでしょう。でも子どもはお母さんが大好きで、厳しい事を言われてもきちんと出来れば褒めて貰えるとわかれば、大好きな人の為に頑張ろうと思ったりするでしょう。だから、あまり意識し過ぎなくてもいいと思いますよ。必要なところできちんと愛情をたくさん示してあげることが大事ですよね」とおっしゃいました。

ただ、これはきっとダウン症のお母さんだけが心配なのではなくて、きっと子育て中の方はみなさん同じようなことを悩まれたりするような気がします。

そういう時に、みんなで話せればいいのに。

気質に差はあっても、同じ事だってきっとあるのに。

そう思いました。

お昼の時間に午後のダンスのリハ。

アクターズの大阪校の子たちがリハを行います。

こんなんで大丈夫かな、って思うんだけど、きっと大丈夫なのでしょう。

15、6歳の子たち。

すっきりとした、スマートな子ばっかりです。

まぁ、当然ですね。プロを目指す人達ですから。

その後は、安田蓮美さんのモダンバレエのリハ。

そして、午後は露の団六さんの講演。

ダウン症のお兄さんの話を大切なところはしっかりと、でもユーモアを交えながら元気が出るようなお話を頂きました。

障害という単語ではない「障碍」としてくださいという事。

また、両親の遺伝子では出来ない事があることの全てを「障碍」といい、私達は全員障碍者であるとも言えるとおっしゃってました。

賛否はあると思いますが、私も「出来ない事」は多くあるので、賛同しています。

最後におっしゃられた事。

「もっと、外に多く出て行きなさい。そして、あれが欲しい、これがないと不自由だと、お父さんやお母さんに言いなさい。全てはきっと叶わないでしょう。でも君たちが口にしないと世の中はきっと変わらないのです」

露の団六さん

ご本人はとても大きな方でした。

次は、安田蓮美さんのバレエ。

とても、きれいでした。

そのまま、エンディングへと向かいます。

アクターズのダンス。

アクターズとの子どもたちのダンス。

エンディングです。

福岡フォーラムでは、ダンスでエンディングなどは考えられませんでしたが、しあわせの村という場所や参加者の規模を考えた時にこういったエンディングも悪くないなと思いました。

ダンス

二日間を通して感じた事は、多くの小さなダウン症の子たちがいましたが、その子たちの笑顔がとてもかわいかった事。

それは、子どもだからという事ではなく、たくさんの愛情をきちんと受けている笑顔だと感じました。

彼らが示してくれる愛情はとても暖かで、与えてくれるものが多かったです。

また、参加者のほとんどが家族連れで、父親の参加が多かった事。

そして、(他でも子どもの関わるイベントをやっていますのでわかるのですが)子どもと父親の距離がとても近いと感じました。

本当に個人的な勝手な感想ですが、きっとまだまだ世間での理解や受け入れは足りていないと思います。

だからこそ、子は勝手に育つという事は出来ずに、家族全員で「生きていく事」を考えていかなければ「いけない」状況があるから、見られる家族像かもしれないと思います。

でもそれは、本当に素敵な家族だと思うのです。

こういうお父さんたちと接すると、タジタジせざる負えないぐらい、子どもの事をしらない父親も多い事でしょう。

そういう風になるように、家族間交流があるといいのに、と思います。

もっと、多くの人が気安く、参加してもらえるといいなと思いました。

終了後、その足で東京に帰り、帰り着くなり、忘れないようにいろいろと話しました。

会場で見かけた小さなエピソード。

心に残った一言。

考えた事、感じた事。

一通り、話し終えた時、「忘れないうちに日記に書いておくんだよ」と言われました。

私の日記なんて読まないくせに、私にとってこの日記がどんな意味があるのか分かってくれていると感じて、その一言がとても嬉しかったです。

そして、こうして記録できる事が嬉しいです。

_ ダウン症フォーラム1日目 2004-11-20

ついに当日を迎えました。

びっくりするようないいお天気に恵まれ、気温も高くなりそうです。

実行委員長は、「この天気で8割は成功といっていい」とコメント。

そういうもの?

メインホールの雑用係に任命され、本当に雑用をしていました。

昨年と違って、ほとんど準備に関わっていないので、それは構わないのですが、昨日同様に指示を出す人が指示の内容を理解しないまま言い放つので、本当に意味が分かりません。

大して大掛かりな人数の参加ではないので、もっと余裕を持った方がいいと思うのですが、きっと「私がやらなければ」という思いが強すぎるのでしょう。

なんだか、気の毒な気分です。

昨年の私は、後輩も含め、本当に私を信用してくれて、私の力になってくれる人だけをそばに来てもらって取り組んだので、お願いをする時の言葉遣い、タイミング、指示に対する批判などを考慮する必要が一切なく、余計な気を遣わなくてよかったので、大変助かりました。

でも、彼女はそうではないのです。

きっと、大変な二日間となることでしょう。私自身も彼女をちっとも信用はしていないので。

でも、やるべき事はやりたいと思います。

その為に来たから。

13時に開場。

オープニング。

会場はこんな感じです。

会場の様子1会場の様子2

続いて、プロップステーションの竹中ナミさんの講演。

聴きながら、考えているだけの人間と実行している人間の違いというのを痛感しました。

私はここで、これを聴きながら一体何をしているんだろう、と自分に問うていました。

こういう事に参加するだけで、私は「何か」をした気分になっているのでしょうか。

ボランティアはただの自己満足です。

ひょっとしたら、自分の虚栄心のためにやっているのかもしれません。

でも、それはそれで構わないのです。

だって、お金を払う事があっても貰う事はなく、自分の時間を使ってやっているのですから、それが何の為であってもいいと思っています。

ただ、こういう事を続けていく中で、私は何がしたいのか、という事が問題なのです。

「何かが出来る」と思う事もおこがましくはあります。

それでも、思わずにはいられない。

知れば、怖くないことは多くあるのです。

多くの人は、「知るチャンス」に恵まれていないだけなのです。

「知るチャンス」をもうける事すら、私には出来ないのでしょうか?

そんな事はないと思いたい。

今日、触れ合った多くの子達の笑顔。

これを知ってもらう事は出来るはず。

そう、思いたい。

そう思う為に、私はいつまでも「受け手」でいてはいけないのです。

発信する側になる為には、妄想を超えて、実行しなければいけない。

今すぐは無理でしょう。

でも、どのぐらいでもいいから、発信する側になる気持ちと行動力を持つ為に生きていこうと思います。

アクションの大小はあれ、必ず実行しようと思います。

今、自分に問わなければいけない、この悔しい気持ちを絶対に忘れないでいようと思います。

竹中さんの講演の後は、分科会。

先生方の熱い想いに触れました。

みんな、「何か」をしたいと思っている。

そういう気持ちが感じられてよかった。

講演会の後は懇親会。

とにかく早く休みたくて、がーっと食べて、さっと姿を消す。

20時過ぎから、ゆっくりと眠りました。

今日の歩数。

9078歩。

_ 大阪入りします。 2004-11-19

去年から、ダウン症フォーラムに参加している。

今年もスタッフとして参加してきました。

ダウン症フォーラムin兵庫

当日の集合が、朝8時なので、前泊で兵庫入り。

朝10時の電車で東京から新大阪へ。

新大阪から三宮まで出て、大分の後輩と合流する為に新神戸駅まで。

私の中で神戸って都市だと思っていたので、新神戸の駅の何もない様子にショックを受ける。

14時過ぎに合流したものの、何もないので、三宮まで歩く事に。

ぼちぼちと近況などを話しながら、三宮まで歩く。

先月もここを歩いていたので、何だか不思議な気分です。

目に留まったパスタ屋で、パスタとピザを食べながら話し込む。

私より二つ年下の彼女は、ある部分において私にとてもよく似ていて、でもある部分において私の対極にあるところにいるので、話をしていてとても面白い。

素直で、不器用で、そして自覚している安直さがあって。

きっと、まだまだ色々な事を模索しているのだと思う。

心配なのは、あまりにも恋愛に関して、自分を知らな過ぎて、自分をとても軽く扱っているという事。

もっと、自分を大事にして欲しいと思う。

自分の好きな人が自分を大事にしてくれないのならば、その事について抗議すべきだし、自分も自分自身と同じように相手を大事にするべきではないかと思う。

個人的な意見だけれど。

仕事も大事だけど、恋愛って本当に大事だと私は思っている。

もっと、そういう事ときちんと向き合えばいいのにな、とも思う。

まぁ、全ての人が私のように白か黒かで思考が構成されているわけではないので、そういう事は言わずにおく。

ただ、彼女が自分を大事にしないという事は、私を含む、彼女の周りで彼女を愛している人達をないがしろにする行為なのだという事を覚えておいて欲しいといつも思う。

そういうことだ。

16時には待ち合わせをしていて、新神戸に戻るが、途中で新神戸でなく、神戸が待ち合わせ場所だとわかり、別々に会場入りすることに。

また三宮まで戻り、バスに乗り、「しあわせの村」に。

と思ったら、反対方向のバスに乗ってしまう。

馬鹿です。

なんだかんだとあって、18時過ぎに到着。

お久しぶりの人も始めましての人もいて、顔合わせ。

そのまま、宿にチェックインして、作業に入る。

グッズ販売をする事になっているので、その検品や袋詰め作業を黙々とこなす。

個人的意見ですが、指示する人が指示すべき事を十分に整理していないので、本当に作業がしにくい。

きっと、実務能力には長けている人なのでしょうが、指示能力はあまり高くないようです。

それはいいのですが、それを自覚して欲しいというのがひそかな願い。

結局、夜中の2時まで作業。

Tシャツ、かわいかったです。

一番驚いた事。

130cm用Tシャツが着れた事です。

部屋に戻って、また話し込み結局寝付いたのは、4時頃でした。

明日、6時起きなのに。

今日の歩数。

9832歩。

そんな旅に出る朝でも、もちろん、お弁当は作りました。

11/19お弁当

献立

・コンニャクの炒め煮

・焼き鮭

・キュウリの酢の物

・巻き卵

・肉まきポテト

・大根の煮物

・豆腐と大根の味噌汁