へびあし。

寒い。

嘘のように寒い。

あんまり寒いので、朝から洗濯を二回もしてしまう。

手がかじかむ。

ラジオで「明日から天気が崩れるので、今日の晴れを大事にしてください」というので、慌てて毛布を干す。

でも、大事にって何？

先日借りたDVDを返しに行く。

リクルート、２４、ラブストーリーとCD（つじあやの）。

よく分からん、選択。

つじあやのは、あの、ちょっとアニメ声っぽい感じが好きだ。

あの、とてもバランスの良い家庭で、とてもバランスよく育ったように感じる声。

聴いていて、幸福になる。

しかも、カバーアルバムなので、何だか懐かしくもあって、とてもよかった。

こういう好きな曲に巡り合った時のくすぐったい幸福感を大事にしようと思う。

レンタルを返却し、その足で買い物に行く。

東京ではどこででも、西武の「優勝応援感謝セール」が垂れ流されているが、「本当に応援に感謝しているのか？」といささか、疑問視してしまう価格設定。割と日常的に利用している店では、「これっていつもと同じじゃん」と感じてしまう主婦な私。

しかも、ずっと感じていた野菜の価格高騰。今日の日経にも書いてあったが、2分の1サイズとかで切り売りして、高騰のイメージを払拭とあったが、本当に払拭されているのか？

やせ細ったキュウリが一本100円とか、4分の1サイズの白菜が158円とか、なすが一本100円とか。

どこの天皇に献上した野菜なのでしょう？と家庭内でも話題になる。

本当に家計を圧迫して困ります。もっとも、実家が農家なので、農家の方も意地悪でやっているわけではないと十分にわかっているのですが。

帰りにフラフラと本屋により、NHKラジオ講座のテキストとよしもとばななのエッセイを購入。

よしもとばななは、本当にエネルギッシュで、暖かく、強くしなやかな感じがして、とても好きだ。

作品もいつも同じではなく、新しいものをどんどんと作っていく。

江國香織も好きなのだけれど、時々、あの世界観にぐったりする事がある。

同じ匂いをまとった主人公たち。

甘いものが胃にもたれるように、精神にもたれる。

心の状態によって、受け入れる本は異なるが、そういった事はさておき、よしもと作品の主人公が同じ匂いがしないところが好きだ。

そして、いつも同じ匂いじゃないので、全ての作品をいつも同じ方向性では好きだと感じないところとかもいいと思っている。

もっとも、完全に全作品がこれにあてはまるわけではないけれど。

そういう惹かれ方は恋愛と同じで、自分の心の欠けている部分だったりするのかもしれない。

無いから、焦がれてしまうもの。でも、いつかきっと手に入れたいと思っているもの。

柔軟さとか、視野の広さとか、バランスだとか、自分に対する信用と愛情、周囲への感謝の深さとかそういったものだ。

無職なのに散財はしまいと誓うのに、帰ってからもアマゾンで本を頼んでしまう。

私は馬鹿か？

ビジネス書と池波正太郎。

感想は読んでから。

外れたら、泣く。

でも、本当に散財は駄目だけれど、これだけ会う人間の数が減っている以上、それを補うには時間を有効に使って、本を読むべきだと思うし、そこで得た知識を今度人に会った時にどういう風に自分なりに使いこなせているかを冷静に判断出来るように訓練するのがいいと思っている。

勉強ってそんなものじゃないかしら？

ただ、資格を証明する肩書きのために知識をかき集めるものではなくて。

もちろん、社会人学校にいたので、資格全否定ではないのだけれど。

晩御飯の後は、黙々と作業。

昨日のお返しに、トップページのイメージを作ってもらう。

つーか、いつも何も言わなくてもしてくれる。

感謝。

新しい、へびあしになるぞ！（笑）

随分前に頼まれていた、人のホームページのタイトルロゴをモリモリ作る。

色々とイメージをヒヤリングしていたので、今日は頭の中に絵があって、いけそうだと思ったので。

たまに、そういう風に神様が降りてくる事がある。

学生時代は、そういう神様はパチンコの勝負に降りてきていて、朝目が覚めると「今日は勝てる」と感じて、実際に行くと勝ったものだったが。

（ちなみに、そう言う日しか行かないので負けないが、年に数回しかない）

神様はきっと私の状態を見て降りてきているので、今日は黙ってフォトショップで試行錯誤。

出来上がるまで、タブレットで手書きしたヘタウマ文字でごまかしていたが、そのごまかしも効かなくなって来ていたので、ちょっと焦ったりしつつ。

思った通り、神様が来ていて、絶好調で超いい感じのものが仕上がる（自画自賛）。

頼まれたサイトのタイトルに使用しているものが漫画で出ていて、そのイメージでという注文だったのだが、それをそのまま形にすると何だかダークなおどろおどろしい感じになると思い、その中の洗練された部分と硬く冷たい金属のイメージ、そして、硬いくせに正体が不確かな不安定な感じを表現してみた。

ただ、根本的に好むものの方向性が違う人なので、ＯＫが出るか不安だったが、多少の手直しがあったものの、ほぼ原案通りでＯＫ。

気を遣ってもらったのだろうか。。。。

ちなみに、そのタイトルロゴに合わせて、サイト内のスタイルシートを調整してもらう。

調整しないでいいように作成しなければいけないのでは？などと突っ込まないで頂きたい。

私に神様が降りてきているので、それは仕方ない事なのだ。

そういうわけで、無事に終了。

すでにアップ済み。

いやー、何度見てもいいね。

今日は、満足度の高いいい日になった。

今日の献立

・鶏肉のこてこて煮

・肉シューマイ

・ホイル目玉焼き

・アスパラ炒め

・小魚

・プチトマト

献立

・チキンの酒蒸

・里芋の煮物

・ピーマンのゆずポン和え

・鳥のつくね

・こんにゃくの甘煮

・プレーンオムレツ

・プチトマト

「ひゃくななじゅうご・あーるって何？」って聞かれました。

それは175R（イナゴ・ライダー）の事ですか？

私はラジオっ子なので、意外と最新曲とか聴いてるので、175Rもすごく早い時期から知ってたんだけど、確かに耳で聞くのと目で文字を見るのは大分、違った。

でも、もう出てきてから結構経つから知っててもいいと思うのだが。。

あんまり無邪気に聞かれたので、笑ってしまいました。

あ、いつも騙されてるから、テキトーな事を言えばよかった。

夜はラブストーリーを観る。

この女性がすごい、好みだ。

韓国ブームだけど、個人的にはヨン様とかどうでもよくって、韓国映画の「くさい感じ」が好きだ。

面倒な心理戦もなく、どの映画も金八先生に出てくる学生のように純で、わかりやすい。

きっと、日本でこんなものを作っても決して人気は出ないし、誰も関心を持たないだろう。

だって、そういう役をこなせる人もいない気がする。

40歳を超えた人間に中学生のような恋愛をやれって言ってるようなものだから。

でも韓国映画はそれをさらりとやってしまう。

そういうところが好きだ。

作品の完成度の高さとかはもうどうでもよくって、懐かしいような恥ずかしいような気持ちで観るのがいいのだ。

そして、この作品もご多分に漏れず、「くさい感じ」でした。

ラストの15分ぐらいがなければ、いい映画だったと思う。

あの15分程度の落ちは不要だろうと個人的には思うが、どうだろうか？