へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
まぁ、ボチボチ、まったりと。
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_ 「新しい」しかない世界 2002-12-29

国外逃亡をする。

高校の修学旅行以来。

知らない国、知らない人、知らない街並み、知らない言葉。

「新しい」が私に詰め寄ってきて、乗り物酔いのような気分。

残念ながら、チャレンジするような思想に頭を切り替えることが出来ない。

自分で自分がもどかしい。

でも、この「知らない」状況に甘えたくて仕方がない。

何も知らない顔をして、何も考えなくて、ただただ無差別に自分のアンテナを張り巡らせて、何を拾い上げてみたいのか、それをじっくり探りたい。

何も知らないところだからこそ、自分の好奇心を十二分にくすぐってくれるものは、この国の何なのか、感じるまでは阿呆のようにしていたい。

お茶を飲んでいてもウトウトしてしまうほど、疲れてしまう。

頭の中を様々なものが、何の思惑も計算もなく、次から次に私の中にダイレクトに入ってくるので、とても疲れてしまった。

まだ、何も掴めない。

もどかしい。

_ ここにある自分 2002-12-28

仕事納め。

さっさと帰らせて欲しいのに、ウダウダと反省とか抱負とか言わされる。

何を言わせたって、本音が言えるわけじゃないから、時間の無駄だと思うんだけれど、そういうのが分からない方々というのはいらっしゃる。

帰りに、昔の仕事の知り合いと同じ電車になる。

今でもお付き合いはあるのだけれど、会うのが久しぶりだったので、とても嬉しい。

新入社員の頃、威張って講習会などを行ったものだ。

「お前は生意気な新入社員だった」と言われる。

それも今だから言えることで、実は当時は新入社員であったことを詐称していたのだった。

あたかも経験豊富なフリをして、それでも嘘や曖昧なことは言わぬようにして、色々話すのは非常に大変だったことを思い出す。

こうして今も話せる関係があることをとても幸せに思う。

あの頃の私に感謝しなくては。

最近は昔の自分に助けられてばかりだ。

今はあの頃のようにがむしゃらにはやれないけれども、それでも今の自分がいつか、将来の自分を助けたり、励ましたりするのだと信じている。

今の私は、それはそれで認めて生きていかないと、これからの自分を殺してしまう。

無知に抱かれた「若さ」はもうないけれど、だからと言って「がむしゃらになれない自分」を否定するのは馬鹿げている。

とにかく今は模索しているのだ。

_ 一日の一幕 2002-12-26

財布を忘れる。

通帳を持っていたので、事なきを得たが、我ながらとんでもないことだと思う。

しかし、財布がなくて通帳があるってのもどうかと思う。

バイトさん、仕事辞めます宣言。

彼女が辞めるのはとてもつらい。

でも止める権利は私にはないのだ、と思う。

そう決心した後に思った。

いいなぁ(←本音)

_ 社内メール 2002-12-25

クリスマス。

通常業務。

「あなた方は仏教徒なので、集中して業務に取り組むように」

社内メールが全国の全社員に流れていた。

社長の次にエライ立場の人から。

あはは。

もういいって感じ。