へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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_ 臓器提供意思表示カード 2005-02-17

臓器提供意思表示カードを持ってから、もう5年になる。

この度、結婚して姓が変わったので、新しいカードに必要事項を書き込み、サインした。

Qちゃんが帰ってきたら、今まで父がサインしてくれていた家族署名欄にサインしてもらおうと思う。

このカードを書く度に、私は自分が死ぬ瞬間というものを考える。

どういう風にその時を迎えるかわからないし、冷静に対処出来る状態ではないかもしれない。

だから、私はこのカードを持つ事を選んだ。

死はどこまでいっても死だし、臓器提供することで、誰かのところで生き続けるといった思想は私にはない。

ただ純粋に、使えるものが残っているのならば、まだ生きようとする人に使えばいいのだ。

生きるという事は本当にとても大変な事なのだから、生きようとする人を死んだ者がより生かそうとする事はおかしな事ではないと私は思っている。

同時に、ここにサインをし、家族にサインしてもらう事によって、お互いの中に覚悟が生まれる。

今共にある「生」といつかお互いを別つ「死」についての覚悟だ。

その覚悟によって、今ある生は、更に豊かなものになると私は思っている。

だから、こういったカードを持つ事をQちゃんがどう捉えるかは分からないけれど、私の意志を伝え、家族として同意して欲しいと思っている。

ただし、同時に彼自身に同じ事をしてもらう事は望んではいない。

そして、自分のこの意志だっていつ何時も同じだとは思っていない。

こういったものを持つ事に反発や疑問を持ったりする事も将来はあるかもしれないし、表示している意思が変わる事もあるだろう。

その為、出来るだけ年に一回、書き換えるように心がけている。

私はここで、臓器を提供しなさいと言っているのではない。

自分の死んだ後の体の扱いを自分で選択しておくのはどうだろう、と言っているのだ。

臓器提供意思表示カードは、提供する事だけのためにあるカードではない。

提供しないという意思も表示できるようになっている。

大事なのは、残される人のためにも自分の意志を「選択」しておくという事だと私は思っている。

(社)日本臓器移植ネットワーク http://www.jotnw.or.jp/

上記サイト内「意思表示カード」 http://www.jotnw.or.jp/community/card.html

2/17お弁当

献立

・肉まきアスパラ

・赤魚の煮物

・梅入りちくわ

・プチトマト

・ハム

・巻き卵

・ちくわの味噌汁

_ 久しぶりに。 2005-02-16

本は何でも好きだ。

基本的には。

それでも、いつも残念に思うのは、ものによっては年齢を重ねるにつれ、面白く感じなくなるものもあるという事だ。

昔、夢中になって読んだ漫画本とか。

それって、当たり前なのかもしれないけれど、とても寂しい気もする。

そうやって、「あの時」を忘れてしまうのだろうか?

同じ年代を過ごしている子達を理解出来なくなってしまうのだろうか?

それは本当に悲しい事だ。

もちろん、ブラックジャックとかサザエさんとか、ガンダムとか、未だに大人にも子どもにも人気のある作品だってある。

優れた作品は、いつの世代が読んでも(見ても)面白いと言うのも事実だろう。

だからこそ余計に、自分を育んできた本たちが色あせたとは思いたくない。

ただ、これは逆の事もある。

当時はとても面白いとは思えなかったものが、今はとても面白いと思うものだってある。

年齢を選ぶ本もあるのかもしれない。

本はいつだって、私に多くの事を教えてくれる。

あの、幼い頃の、枯れ果てた気持ちに何の感動も何のリアクションもなく、ただ息をするように、時間を浪費するように本を読んだ時間を私はいつも思い出す。

その時に全てを感じていなくても、本は、私の血となり肉となった。

嬉しくても悲しくても絶望に満ちていても、本はいつもそばにあった。

そうして、今も本はそばにある。

久しぶりに、本当に久しぶりに、漫画の本を買った。

「のだめカンタービレ」

野田恵(のだめ)が主人公(のはず)のクラシック漫画。

プロになりたいと思っているが、周囲の人はその才能に気付いていなくて、ひょんなことからその才能が発揮されていくという漫画は様々なジャンルであると思う。

これの面白いところは、主人公以外はプロになりたくて、主人公・のだめは才能はあってもプロに興味がなく、自ら進んでその才能を埋没させているというところ。

プロになるってどういう事なんだろう?という事を考えさせられる漫画です。でも笑える部分の方が多いけど。

私にも「これだけしていて生活できればいいな」と思うぐらい好きな事はあるけれど、それだけでは生きていくのは困難だと感じる事との方がずっと多い。でも逆に好きで、だからこそ、好きにやりたいという事もあるんだなぁとこれを読んでいて感じます。

ただ、作中に「好きだからもっとうまくないたいと思わないの?」というごく当たり前の問いがあって、「あぁ、そうか。プロってそれで<食べる>という事だけじゃないんだ」って私は妙に納得しました。

その世界にどっぷり浸かれば浸かるほど、井の中の蛙って気付かされる事だって多いんだろうな、という事です。

でもだからこそ、家の中にずっと一人でいるという今の私のこの生活はどうだろう?と振り返ってみて、ちょっとどんよりしてしまいました。

2/16お弁当

献立

・ほうれん草

・ハンバーグ

・にくじゃが

・いり卵

・プチトマト

・わかめの味噌汁

_ こうあるべきでしょう! 2005-02-14

うちのバレンタイン、Qちゃんがチョコとケーキを買ってきた。

これは、私が「甘いものは女性に贈るべきだ!」と主張したため。

お前、甘いもの嫌いじゃんと思われた方、唯一食べれる甘いものがチョコレートなのですよ、私。

だから、私的に正しい姿だと思うけど、もてない男が家に帰って嫁に見栄をはるために自分でチョコを買っていると思われていたらどうしようかと、妻として、心配をしてみた。

ちなみに私があげたもの。

Qちゃんのリクエスト。

2/14おやつ1

私がQちゃんからもらったもの。

2/14おやつ2中身⇒2/14おやつ3

あと、ケーキも。

2/14おやつ4

_ 顔つき 2005-02-13

専業主婦になって、随分月日が経ってしまいました。

仕事の事なんて忘れてしまいそう、そう思う毎日です。

そんな折、本当に不便に感じて、Qちゃんと車を見に行きました。

今日は見るだけ。

高価なものになるから、二週間ぐらいは悩むからね、とQちゃんは宣言してました。

まぁ、そうだろうなぁと私。

一軒目はどこのメーカーでも置いてあるところ。

中間に入っているから高いだろうし、修理とかどうすんの?って思ったけど、どこのメーカーの車にするか決めてなかったので、ここぞとばかりにあれこれ見ました。

基本は軽。

だって私たち二人を運ぶだけだし、長距離はほとんど乗らないだろうし、維持費を考えたら見栄とか張る必要もないか、と思っていたのです。

それ以上にお金をかけたいところはいくらでもあるから。

ただ、軽でも新車って高い!

かといっても、中古だって安くはないんだ。私はずっと、びっくり価格の車にばかり乗っていたので、知りませんでしたが。

二軒目はメーカーに。

ここで車種を絞ってみたいQちゃんと価格はどこまで下がるのか試したい私。

ある程度見て、「さて、いくらにしてくださるんですか?この見積もりのままですか?」と切り出す私。

あれやこれや言って、価格は落ちていきます。

でもこれはあくまでも基準を作るためのもの。

別に買おうとは思っていないのですが、Qちゃんが真剣になってきて。。。。

ついに買ってしまいました(笑

帰り道、「すぐには買わないって言ってたじゃん~」と言ったら、私があんまりどんどん価格を下げていくので、これは買わなきゃ?と思ったらしい。

そんな事なかったのに。

Qちゃん曰く「声のトーンからいつもと違ってた。営業モードになってたよ」ですって。

顔も営業の顔になってたそうです。そんなに違う?

忘れてなかったのね、仕事。

そういうわけで、新車が来ます!!

念願の「赤」!

嬉しいよぉ。