_ 本年も宜しく。 2005-01-01
明けまして、ピー(自主規制)ございます(喪中)。
本年も宜しくお願いします。
<献立>
・手綱かまぼこ
・紅白なます
・昆布巻き
・えびの甘酢漬け
・イカのウニ焼き
・栗きんとん
・数の子
・イクラのしょうゆ漬け
・お煮しめ
・博多雑煮
・手まり寿司
by ミズキ
サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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明けまして、ピー(自主規制)ございます(喪中)。
本年も宜しくお願いします。
<献立>
・手綱かまぼこ
・紅白なます
・昆布巻き
・えびの甘酢漬け
・イカのウニ焼き
・栗きんとん
・数の子
・イクラのしょうゆ漬け
・お煮しめ
・博多雑煮
・手まり寿司
by ミズキ
お節を順調に作り進める。
栗きんとんを作る作業は本当に面倒で、でもとても楽しい作業だ。
くちなしで黄金色になった様子は、魔法みたいで心が弾む。
今は驚くほど大量のおせち料理がきれいに売られていて、それはそれでとても魅力的なのだけれど、でもこうしてきんとんを作る瞬間の魔法や一つ一つの食材に込められた意味、そしておばあちゃんのそのまたおばあちゃんも作ったであろう料理を一緒に作る事や習う事は出来なくても、時を越えて作る事が出来るのはとても幸せな事だと思う。
家族の幸せを祈る気持ちがこもった料理なのだ、おせち料理は。
その幸せが、祈りが詰まった料理を時間をかけて作る事が出来る幸せを感じながら作る。
今年は年の初めから大事な人と別れる一年でもあった。
別れには色々な種類があって、「会えない」と「会わない」は大きな違いがある。
今年はどちらの別れもあった。
二度と会えないのは、本当に辛かった。
覚悟はしてきたつもりだったけれど、それが一体何の役に立ったというのだろう。
今はもう感謝をするしかないのだ。
そして、「会わない」別れもあった。救いは、「会えない」とは違うと言ってもらえた事だと思っている。
今年の私には、「会えない」は辛すぎる言葉だったから。
また、勝手に「会わない」事にした人もいる。
これは他に選択肢がなかった。これ以上、その人に私の領域に土足で入られる事を私は良しとしなかった。
どちらにせよ、別れは辛い。自らが選び取ったものでさえ。
そこに付属していた思い出たちを切り刻むような気分になるのだ。全てが偽りになってしまう事だってある。
ただ、そこばかり見ていても仕方が無い。「仕方が無い」という決心をした年でもあった。
同時に、出会いもあった。
出会いは私に様々なものをもたらした。別れと同じく。
でも、別れと出会いはきっと同列ではない。
別れないと得られない出会いなどあるとは思いたくもない。
人一人の中に詰められるものに制限などあってたまるものか。
この制限の多い世の中で、これ以上我慢する必要などあるものか。
だから、別れが多かったので、出会いがあったのだとは思っていない。
どれも大事な出会いで、全く新しい出会いばかりでなく、付き合いが深まったために生まれた出会いだってあった。
良い意味にも悪い意味にも。
大事なのは、そこで「何か」をきちんと感じ、受け止める事だと思う。
生活の中では、自分以外の人と暮らす事を決め、仕事を辞め、結婚を決心した年でもあった。
それについては、きっと今年より来年の方が変化に富んだ年になるだろう。
日常というものの大事さを忘れないで過ごせば、困難は少ないと思っている。
変化は変化で楽しめばよいという事を彼から学んだ。
日常を支えるためには、マイナスイメージではない「努力」というものが欠かせないという事を知っている人なので、一緒に歩んでいけさえすればいい。
時折一緒に振り返り、足跡が確認できれば、毎日はちゃんと積み重ねていける。
あとは、感謝をする事。
宗教とかではなく、今年は本当に「感謝」について学ぶ年でもあった。
これはきっと、おじいちゃんが最後に私に残してくれたものだ。
だから、大切にしよう。
そういう一年だった。
締め括りは、年越しそば。
ちゃんとした年越しそばは、久しぶりだとQちゃんは言う。
ずっとこうして年越しそばを食べて、その年のお互いの存在に感謝できたら良いと思う。
また、取りとめも無い日記に足を運んできてくれる心優しき友たちに、本当に感謝している。
私は相変わらずだけれど、その相変わらずでいれるのは、私を受け入れてくれる人達がいるからだと思っている。
感謝。
皆に幸多からん事を。
どうか、よいお年を。
by ミズキ
Qちゃん、お誕生日おめでとう!
体調も割りと戻ってきて、Qちゃんは会社に。
でもどうやら、午前中には仕事を終えるとの事。
体調不良のため、ケーキもなしです。固形物も怪しいぐらいだから。
私はとりあえず、近いスーパーでいくつかのおせち料理食材を買い、今度は帰ってくるQちゃんを迎えがてら駅前で買い物。
ほとんどのおせち料理を作るつもりなので、びっくりするような買い物に!(でも、大したバリエーションではない)
金額も量も。
いいのだろうか?
明日は大雪らしいので、ぶりとお刺身以外は全て買い込む。
き、気持ちいいかも!
帰ってから数の子の塩抜きを始めて、煮物の下準備。
にんじんを花形に抜きたかったが、花形がない。
諦めて、自分で花形に切る。涙ぐましい。
<今日作ったもの>
・お煮しめ
・かずのこ
・イカのウニ焼き
<明日の予定>
・栗きんとん
・紅白なます
・年越しそば
・お雑煮の下準備
by ミズキ
今日はQちゃんも本当に休み。
大分体調も戻って、PCで遊ぶ。
私はひたすらに案内状作成。
こういう作業は私の方が向いているのは十分に分かっているが、手伝ってももらえないと本当に不満。
私だけの結婚式でもないし、私だけの友達ではないと思うのですが?
でも、私はお願いした事はすぐにやって欲しい。
すぐにやれないなら、手伝ってもらう意味がない。
自分がその作業にかかる時間を短縮するためにお願いをするのだ。
すぐでなければ、私は他の作業が出来ないし、同じ事だと思う。
でも、彼はそうは考えない。
頼まれたからやるけれど、後で、という事が多い。
だから、基本的に彼に頼まない。
ただ、これは今後の生活を考えても、お互いに譲歩した方がいいだろう。
私が全ての事をやる事は出来ない(やがて疲れ果てる)、彼の歩幅も理解しなければと思う。
私は昔から嫌な事はすぐに片付けたい。
そうしないと、その後にある楽しいことを楽しむ事が出来ないのだ。
だからこそ、自分が誰かにものを頼み、その間に自分が楽しい事をやる事もあまり得意ではない。
それも楽しめない。だから、人に物を頼むのが本当に苦手。
ただ、そのせいで機嫌が悪くなったり、疲れてしまうなら、付き合っていく方が気分が悪い。
今は家庭内の家事は全て私がやっているけれど、仕事を始めるとそこだって考え直さないといけない。
押し付けるという事と、お願いをするという事は根本的に違う事なのだ。
そこを理解しよう。
そして、気持ちのよいお願いの仕方を学ばねばならない。
これは私のこれからの課題だ。
これからの時間を考えると決して長くはないけれど、付き合った期間に対しては短くない時間を一緒に暮らしてきた。
それでも毎日は平坦でなく、喜びも悲しみも戸惑いも足繁く訪問してくる。
愛情の有無ももちろん大事な要素ではあるが、本当に自分以外の誰かと暮らすという事は、なんと学びの多い事だろうか。
5年近くの間、一人だけで好きなリズムで生きてきた。
喜びも悲しみも部屋の中で一人でいる間は、全て私だけのものだった。深く、深く、昏々と眠った夜も、眠れずに見つめた天井との時間さえ、私だけのものだった。
きっと心を許した人に対してでさえ、ONとOFFの私があっただろう。
私は、一人という時間の柔らかい甘さを、誰かと喜びを分かち合う愛おしさと同じく愛しているのだと思う。
この人と一緒に暮らすという事を決めた時に、私はその一人の時間への愛情をそっと心の奥底にしまった。捨ててきたのではないのだと思う。
そんな「どっちを取り、どっちを捨てるのか」という事を彼はもちろんのこと、私だって私自身に迫ったりはしなかったから。
捨ててきて、今の生活があるのではない。
ただ、時折そっと身近ではなくなったその時間に思いを馳せることはある。
そして、今の時間を振り返る。
互いの譲歩と努力で成り立っている生活は、一人の時よりもずっと不安定に感じる。
だからこそ、私は人に学び、時間を重ねるのだろう。
「苦楽」だけで選択できない事だってあるという事を知っただけでも、大きな学びなのだ。
大きな飛躍は日常にはない。ただ、いかに上手に積み重ねていくかなのかもしれない。
これから、2人でそれを身につけていくのだろう。
長い長い時間をかけて。
何があっても、毎日に付箋を付けていく事を忘れないようにしよう。
毎日が「今日という新しい一日」だという事を。
案内状は無事に、夜、投函する。
by ミズキ
本当に冷たいようだが、休まないと病は治らないと思っている。
それでも夜中中呻いていたQちゃんは、愛社精神は欠片も持ち合わせていないはずだが、会社に行くと譲らず、無理やりに病院に行かせる事に。
試しに、熱を測ってみたら、38.7度!
あ、夜中にうるさいって思ってごめん。
同じ環境で生活しているのに、何故私は元気なのだろう?
2人で倒れるのは最悪だが。
病院ではインフルエンザだろうと言われ、その検査もしたが、陰性。
原因不明の高熱って事に。
また熱が上がるようなら、救急病院に行くようにと言われる。
とにかく、会社に電話をさせて(しないなら、私がしてやると脅す。「きょおー、彼ー、ちょい元気ないシィー、休ませよーと思うわけぇ」とコギャル風に。)無事帰宅。
昏々と眠る。薬のせいか、今度は静かに寝ているのでホッとする。
その間、結婚式の案内状の準備。
年賀状を作らなくていいのでのんびりしていたのだが、結局同じような事で今年もバタついている。成長が無い。
遅くても明日までの投函予定。
夜はおじや。
献立を考えないでいいのはちょっといいな、と思う駄目主婦。
夕方、Qちゃんに嬉しい電話が入る。
嬉しい事は喜びたいが、これでまた状況が急展開に。
続く。(何が?)
by ミズキ