へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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_ 歩み寄り 2005-01-06

夜、Qちゃんと、ちょっとした意見の食い違いがありました。

言いながら、これは感性の問題で話をしてどうにかなるものではないのでは?と思い始めました。

何だか話しながら、色々なそれに関連する事項を思い出して、悲しくなって気が重くなってきた事もそう思わせたのでしょう。

「もういいや」言いながら、私はそう締め括りました。

自分で何とかすればいい、どうにか自分で考えて、後でOKしてもらえばいい。

一人で考えるのは憂鬱だけれど、今のこの状態に比べれば、その方がいいような気がしました。

「いいやっていうのは、何?もう一度、ゆっくり思っている事をきちんと話してみて」

粘り強く、Qちゃんはそう言いました。

怒っていうのでもなく、丁寧に、慎重にそう言ってくれたので、もう一度だけ思っている事を出来るだけ冷静に話しました。

話しながら、いくつかの質問や確認や時に私の考えに反した意見も述べられましたが、とにかく最後まで話しました。

話し終えると「よくわかった。そう話してくれれば言いたいことはわかるし、やりたい事もわかる。そうしよう」と頷いてくれました。

こんな時に、私はいつも自分の至らなさに気付きます。

言いながら、意見が違う事が、説得しようとしている自分が、悲しくなってきて「もういいや」という選択肢を選んでしまうのです。

「出来るだけ、話し合おう」これは私たちの基本方針です。

それを自分で逸脱しようとしているのでした。なんと、大馬鹿者でしょう、私は。

相手に伝える事を「投げ出し」、そこで起こる事項を自分一人で片付ける事で「自分の言った事に責任を取った」と辻褄あわせをしているのです。

人は全てが分かり合えるわけではありません。でも歩みよりは出来るはずです。

問題は「どちらが先に歩み寄るか」なのです。

いつもQちゃんは私に歩み寄ってくれます。意地っ張りの私が一番歩み寄りやすい状況を作ってくれます。

私はたくさんの反省をし、自分を振り返り、学びます。

これからもきっと多くの問題が私たちの前にやってくるでしょう。

それでもこの人となら、やっていけるとこういう時に確信します。

毎日は積み重ねだと、毎日気付きます。

無駄な時間など何一つない。

のんびりしていてはいけないけれど、気持ちさえあれば、毎日どこかで学び、成長できるのかもしれません。

そういう事に今気付けて本当によかったです。

12月から年が明けるまで、アドベントカレンダーを使っていました。

毎日、毎日ドキドキして扉を開けました。

今、アドベントカレンダーはないけれど、毎日をドキドキして迎えられるといいなと、思います。

また、毎日を感謝して過ごせるように。

アドベントカレンダー

アドベントカレンダー2

今日のお弁当。

1/6お弁当

_ 本日より、旅立ちます(歩数計が) 2005-01-05

Qちゃんに歩数計を買ってもらいました!

おくのほそ道です!

ずっとご愛用だったミスターマックス999円の歩数計は正確に測れず、最近非常に調子が悪くなり、歩数計を探していました。

本当はポケットピカチュウが欲しくて仕方がなかったのですが、如何せん、発売からあまりにも年数が経ちすぎていて、手に入れる事が出来そうになかったのです。

しかもどうも人気がなかったようなのですよ。

そりゃ、こどもには不要だよなぁ、歩数計。

笑ってしまうのは、あるサイトによると「この「ポケットピカチュウ」、最終的には「100万歩」達成でエンディングを迎えるようになっていました。しかし、電池が持つ期間は約2週間。この間に100万歩というのは、かなり頑張らないと達成できないペースだったようで、100万歩を目前にして電池切れし、地団駄を踏むユーザーが続出したらしいです。」

これは、すごい。

さすが、任●堂だ。

欲しかったなぁ、手に入らないかなぁ。

そういうわけで、色々調べて、結局「おくのほそ道」に決定。

松尾芭蕉気分で歩くわけです。

今日のお昼に深川(東京都江東区常盤)を出発。千住に向かって歩きます、歩数計が。

千住ってどこよ?て思うでしょ。私も思う。調べたら、東京都足立区千住という住所があり、どうやらその近辺らしいです(曖昧)。

まぁ、私の(歩数計の)旅は、急ぐものでもないので、のんびりと行きましょう。

何せこの寒さですから、歩数は一時期に比べると、ものすごく落ちています。

歩数計がある事が、少しでも運動不足解消になるといいのだけれど。

でも仕事を辞めてから、ストレスがなくなったので、特にダイエットらしきものはせずに3キロ以上減りました。

お陰で健康体です。

これを維持する事を習慣付けるために、歩きますよー。

そうそう。

私が結婚するというタイミングで、どんな嫌がらせか知りませんが、色々と問題が勃発しております。

そんな話をQちゃんとしていたのですが、Qちゃんがこんな事を言いました。

「自分のやる事が<正しい>と信じているから、その<正しい事>が通らない時のダメージが大き過ぎてこんな事態になってるんだと思う」と言った私に「正しい事が悪いわけじゃないんだ。ただ、人間の数だけ正しい事が存在するって事だと思うんだけど」。

これは本当にその通りで、でもその分、ものすごく実践する事が難しい考え方です。

<あなたもOK><私もOK>が実践できていると言いきれますか?

私と私、私とあなた、これらの距離が近すぎず遠すぎずのお付き合いなんて、なかなか出来るものではありません。

そういう意味では、確かにQちゃんにはそういう考え方が基本にあるような気がします。

だから、瞬間沸騰湯沸し器みたいな私と一緒に生活できるのでしょう。

こんな時に、自分とは異なった方向性、視野を持つ人をパートナーに出来てよかったな、と思います。

どれもこれも受け入れようと私が溺れそうになった時、どれもこれも拒否しようと私が躓いた時、いつだって諭してくれるのは、Qちゃんなのです。

しかし、23歳の頃の私に聞かせたい話です。

『人間の数だけ正しい事が存在する』

譲るのでも妥協するわけでもない道。

それがあの時示されていたなら、私はもっと違う私になっていた事でしょう。

でも、今だからそう思えるのかもしれません。それが時間が経ったという事だし、その意味が分かるようになってQちゃんと出会ったという事も意味のある事なのでしょう。

今日の歩数。

5293歩。

_ 突然の訪問者 2005-01-04

お昼ごろ、

「あー、もしもし、今、東京着いたから」

と、突然に福岡にいるはずの19歳/専門学校生の従妹から電話がかかってきました。

ああ、そういえば、冬休みに旅行をすると言っていたような。

どこかに泊めてと言っていたような。

外と同じような気温でもよければ、うちに来いと言ったような。

そんな感じで、従妹が来ました。

うちには孫だけで結成されている「孫の会」(そのまんま)というものがございまして、MLなんぞがあったりします。

それでお互いの近況を語ったりしているのですが、まぁ、こういう事もあるわけですね。

千葉に彼女の兄がいるので、泊まりは兄の家にしたようですが、今夜か明日にうちに来るというではないですか!

嫌ではないが、しかし突然過ぎる。

Qちゃんがこの展開について行けるか心配だ。

そう思いながらも、とにかく「では、今夜来い」と言い捨て、Qちゃんにメール。

ああ、本当にそういう血筋でごめんよ。

暫く後に、今度は「兄ちゃんが外で飯でも!と言っている」と電話してきた。

いや、だから、計画とか予定とかそういうのはないのか?(あ、自分に言ってるみたいで嫌だ)

ないよな、と思いつつ、結局、従兄(兄)と話す。

「田舎者は高い所に連れて行けば喜ぶから、高い場所にある店に予約を!」という指令を受けて、高い場所のお店をセレクト。

しかし、当の本人は「焼き鳥が食べたいよー」なんぞのたまわっておったが、柔らかく無視。

(高い場所にお前が好むような親父焼き鳥屋があるものか!)

結局、新宿のNSビル29Fで、帝都を見下ろしながら酒を飲みました。

そうそう、私を除く、「孫の会」面子は酒豪ばかりでして。

飲むわ、飲むわ、19歳が。ガンガンと。

ジュースじゃないぞ、酒は。

カクテルとか焼酎とか色々飲んでました。

ちなみに、兄と私とQちゃんは、ビール派。

「ピッチャー?」とQちゃん。

「そのぐらいは飲むけど」と兄。

「ぬるくなるから、やだ」と私。

「友達は生ビールでも最後はぬるいから嫌だというよ」と妹。

(その瞬間誰もが、自分ならぬるくなる前に飲む、と思ったはず。)

「だから、瓶ビールは意外といいんだよ」と兄。

「あー、じゃあ、瓶ビールの形をしたピッチャーがあるといいんですね!」と名案を思いついたとばかりに得意げなQちゃん。

「特許取れるかも」と駄目押し。

ああ、本当だね。すごいよ、君は。

もう、十分だよ。

私は彼らに、君がどんな人かを話さなくてもよくなったようだよ。

あの兄の私に向ける微妙な眼差し。

兄よ、何も言わないでおくれ。ワタクシ、もう決めちゃったからさ。

そういう感じで夜は更けていきました。

じいちゃんが残してくれたもの、それはこの従兄妹たちとの再会でした。

私は本当に感謝しています。

こんな関係って少ないと思うから。

憂鬱な行事も一気に楽しみになるんだから。

_ あああ、そういうつもりでは。 2005-01-03

今日は、〆切の迫った仕事をしているQちゃんの横で、またPCで遊んだり、お昼寝したりして過ごす。

しかし、今回の〆切は余裕があったはずなのに、どうして迫られているのだろう。

不思議だ。

ちなみにうちは2人とも、夏休みの宿題は「夏休みが明けてから友達のを写した」派。

あと、携帯で写真が見れるようにする事にチャレンジしていたが、敗れていた。

私の日記の12月29日分を読んで、気に病んでいた。

別に責めようと思って書いたわけではないのだけれど。

夕方になって、のんびりとスーパーに買い物に行く。

すごくのっていたのに、ちゃんと付き合ってくれる。

一人で行くよりも、二人で行くと、スーパーも楽しい。

夜は鶏肉を蒸して、ニンニクがふんだんに入ったトマトソースをたっぷりかけて食べる。

いいなぁ、こういう楽チンで、一見手が込んだ感じの料理。

食後は、手荒れがひどくなった私を労わって、米を磨いでくれた。

この休み中に、二回も食器を洗ってもらった!

ぐふふ。

あと、この休みで一番よかったのは、料理をしている時に本を読んでもらう事。

これは江國香織の本にも書かれているお手伝いなのだけれど、これはすごくよかった。

ラジオも時にはうるさくて、落語とかラジオドラマとか聴いて過ごす事もあるのだけれど、好きな人の声で好きな本を読んでもらうというのは、すっごい贅沢な事がわかった。

でも、Qちゃんはすぐに飽きるらしく、二回ぐらいしかしてくれなかった。

これは、どうやったらやってくれるようになるだろう。

考えよう。

こどもとかいたら、きっとこどもにお願いするといいのだろうなぁ。

小学校の本に載っている物語とかを読んでもらうのって楽しいだろうな、と考えてみたりした。

素敵なお手伝いだ、これは。

お休みもこれで終わり。

病気したりしたけれど、概ねのんびり出来てよかったと思う。

初めて一緒に年を越して、新しい年を一緒に迎える事が出来たので、私はとても幸せだった。

色々と心痛む事も年始早々あったけど、でも大した問題でもないだろう。

私の心の持ち方一つなのだ。

それを本当に忘れないようにしようと思う。

_ いかがお過ごしですか? 2005-01-02

お正月二日目です。

昨日はお天気がよかったので、おせち料理を食べた後徒歩で30分以上かけて、近くの神社まで「参拝者の列」を観に行きました。

感じ悪い。

だって、2人とも喪中。

すごい人でした。

すっごい小さな神社に、神社周辺にまで伸びる長蛇の列。

神様も手が足りないのでは、と心配になります。

その足でDVD(やビデオ)を借りて、昨日は「アガサクリスティーのABC殺人事件」を観ました。

やっぱりクリスティは偉大だ。

決して新しくも無いのに、最後まで楽しめました。

ポワロのちょび髭は、相変わらずキュートだったし。

そして、今日は朝から「シュレック2」を。

かっこいいよ、長靴をはいた猫。

この技術もすごいと思う。

本当に面白い作品だった。

あの、外国作品の微妙なテンポの台詞ってどうしてあんなにセンスが良いのだろう。

その後はまた2人ともそれぞれ無言でPCに向かう。

いつものお休みと同じ。

幸せな事だ。

12月中のお弁当写真を年末年始を使ってUP。

一部追加更新。

写真部分、作成中。