へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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_ 4月なのに寒いお休みの一日 2004-04-24

予定を一切入れないで、休み。

とりあえず、朝はいつも通りに朝食を作り、簡単に片付けて。

ぼんやりと土曜の朝を楽しむ。。。つもりだったけど、洗濯に追われていたりする。

主婦か、私は。

出かけようかと思っていたけれど、その気はなくなり、一日家で本を読んで過ごす。

4月下旬とは思えないような寒さ。

東京は毎年こんな変な天候なのだろうか?

あまりに寒いので、夕方に買い物に出て、夜はシチューにする。

いや、真冬ですか?って感じです。

ビールを飲みながら、気持ちよくほろ酔いになって、眠る。

押さえつけるようにして、眠る。

_ ココロはお留守。 2004-04-23

部署内で、派遣さんの歓迎会をする。

ちなみに彼女、うちに派遣されて1年経つんだけど。

「私は歓迎会もされていない!」といつも言うので、ついに実施することになった。

いや、私も歓迎会なんてされてないんだけどね。

会場は、コジャレた寿司屋だった。

つーか、寿司屋ってわかんないし、これ。

しかもコースだとすっごい後にしか寿司出てこないし。

それでも、お構いなしにガンガン飲む。

どのくらい飲んだかは不明。

ビンビールが10本以上はきているはず。

それ以外に酎ハイが5杯以上はきているはず。

焼酎も5杯以上はきているはず。

それ以外ももっと飲んでるはず。

そんな感じ。

でも、全然素面で家に帰る。

始終どうでもいい話ばかりしていた。

私はきっと違うところにいたのだろう。

_ もみじ饅頭をもらったり。 2004-04-22

先日、前の前の部署で(短期間で移動が多すぎ、私)一緒だった中四国エリアの人が二人辞めた。

ひとりは旦那さんの転勤で東京に来た。

もうひとりは、辞めてから東京に遊びに来ると言っていた。

そして、本当に遊びに来たので、東京で一緒の人と四人で飲む。

二人は辞めたばかりだし、本当に結構ヘタレな会社なので、不満が爆発するのは仕方ないなと覚悟はしていたが、かなりすごい毒吐き大会となる。

うーむ、すごい。

私はもう会社の体制には大して期待をしていないし(最低限、自分の絡んでいるところでそこそこ納得できればいい。でもそれもたまに困難だったり)、まぁ、四人の中では一番長く勤めているので割とあきらめていて、ネタとして笑いをとる感じで話したりするのだけど、まー、他の二人のすごい事、すごい事!

いや、本当にどこまでいっても救いようのない感じがして、なんだかエライ人達に聞かせてあげたい気がした。

だって、ここまで会社に期待してるって事だと思うから。

「出来るはずなのに、なぜ?」ってところに期待があるから。

とても真摯に仕事をしていたのだな、と思い、そういう人が辞める決断に至り、それを誰も引き止めもしなかった事実の方が私は何だか悲しかった。

上の人が少しでもその気持ちを汲んであげられてれば、今ここでこんな事を言ったりしなかっただろうに、と思うと彼女に対しても切なかった。

私が去っていく時はどうだろうか、なんて頭の片隅で思ったりもする。

それでもどうしても言わずにはいれなくて「今度会う時は、仕事の話なんてしないで、もっと建設的な話をしましょうね。じゃないとお互いに会う度に苦しい関係になっちゃうから」とつい言ってしまう。

全員が大人だったので、私の言いたい事をわかってくれて、とても嬉しかった。

中にはこれを言えない人達もいるし、言ってもわからないぐらいに会社を呪っている人もいたりするので。

本当にそういう人とは二度と会いたくない気持ちにさせられる。

そういう時はその人に対しても、そう思う自分に対しても、とても悲しい。

だから、今日は悲しくならなくてよかったので、ホッとした。

また近いうちに会えるといいな、と思う。

そして、違う一面を見せ合えるような、そんな話が出来たらいいな、と思う。

_ 知ってしまうことは本当に幸福なのか。 2004-04-21

先日から、右足が痛い。

時々、ほんっとうに時々しか痛まないので、憂鬱。

「病気の宝庫だねぇ」なんてしみじみ言われてしまって、ちょっとシュンとする。

もちろん、心配して言ってるって分かるけど。

よく考えれば、二月は原因不明の咳で悩まされ(どんな検査をしても原因らしきものは見つからず)、その後は歯が歩く振動で痛んで苦しみ(これも時間が経てば勝手に治った)、顎関節症だし、目も悪いし(先日ついにコンタクトを流して失った)、皮膚炎を患っているし、偏頭痛持ちだし、口も悪いし。

いいところがない。

でも、会社に行って迷惑かけたりはしてないと思うのね。

突然倒れたりは絶対しないし、前日に朝まで飲んでも出勤するし、遅刻もしないし。

だから、私としては「いいんじゃない?」って思って生きてるんだけど、本当に健康な人から見ると、ひどく不自由にみえるらしい。

当然といえば当然か。

「我慢とかしなくていいからね」なんて言われてしまい、なんだか突然に昔の事を思い出した。

小学校に入ったばかりのピアノの発表会でのこと。

私はそれまでに何度も発表会に出ていたし、発表曲も特に難しいことはなかった。

ただ、当たり前に緊張していて、そんな自分中にあったのは「絶対に間違ってはいけない」という束縛。

誰に言われたわけではなくて、何となく、でも「絶対」という強さでそう思っていた。

それって、当時の先生がとっても怖かったせいもあると思うけど。

それなのに。

私の前の子が、間違った。

私の中で「大ショック!」

「いいの?いいわけないよね?」幼な心で自問自答してみたり。

半泣きで戻ってくる彼女。

目の前で待ち構える先生(私のとって鬼婆のような先生だった。正直言って)

「絶対に怒られるだろう」そう思っていた。

でも、目の前に起こったのは、半泣きの彼女を優しく慰める先生の声。

「大丈夫だよ、間違ってもいいんだから」

今でもその声をはっきりと覚えている。

今でもその時のショックをはっきり覚えている。

そして、その後舞台に立った私。

暗譜していたものなんて、全部飛んでいた。

自分が何をしにここに立っているのかなんて事も忘れていた。

「間違っちゃいけない」は、私にとって束縛だったけど、同時に支えでもあったのだ。

今になってそう思う。

その後の事はよく覚えていない。

でも、とても怒られたのは覚えている。

とても怒られた。

いろんな人に。

以来、無意識のうちに自分を束縛して、その束縛を支えにして生きているように思う。

いつも苦しくて、苦しいのは当たり前だと思っていた。

「無理しなくていいよ」というのはとても甘く、魅惑的な言葉だ。

ただ、「無理」をしなくなった私がどっちに倒れるのか、という事を考えた時、私は私を手放す事が出来ない。

そうじゃない生き方もきっとあるし、そういう風にシフトしていかないと、私の糸はどっかで切れてしまいそうな気もする。

そうは思っている。

そんな自分だからこそ、鷺沢の件がショックだったのだと突然に分かった。

_ こんな夜もある。 2004-04-20

飲みに行く。

元々は部内の人と行くはずだったのだが、会社を出る寸前に、エライ人から電話がかかってきて誘われる。

立場とか考えても断るわけにも行かず、そっちを優先する事に。

まぁ、断ったからと言って、どうこう言われる方でもないとは思ったけど。

せっかくの機会だから、と派遣さんも連れて行く。

エライ人は着いた時点でかなり出来上がっており、こちらも遠慮なく飲んだり食べたりする。

あー、うまうま。

福岡にいる時には考えられない事だが、これが本社で顔を合わせてるって事になると違うわけだ。

そう思うと、やっぱりラッキーだったのか、私?と思う。

随分と仕事も楽になったかもしれない。

いや、大変さも増してはいるのだけれど。

そんな事を思いながら、それなりに楽しい思いで飲んだ。

酒が飲めたから楽しかったってわけじゃないのですよ、別に。