へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
まぁ、ボチボチ、まったりと。
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_ 新年会でした。 2004-01-09

世の中は、様々な落とし穴に満ちていて、ふとした気の緩みが、そこに足を突っ込もうとしていたりする。

気が弱っているときなどは要注意だ。

悪意に満ちているとまでは言わないけれど、自分をどこまでコントロールできるかが勝負だったりする。

そこまでして、私は何を手に入れたいのかわからないけれど。

そこまでして、価値があるものはどんなものかわからないけれど。

全てを投げ出してしまいたくなる。

落ちてしまいたくなる。

それでも、私は知っている。

大切なものとそうでないもの。

守りたいものとそうでないもの。

そう言い聞かせる。

そう思いながら、笑顔を貼り付けながら、新年会に参加しました。

最近(いや、もう随分経つか)はまっていた作家を知っている人がいて、ちょっとショック。

マニアだ、と思った。

向こうも思ったに違いない、と思っていたら、その人のHP日記に「自分よりコアなファン」と書かれていた。

う~む。

しかし、職場の人と話していて、仕事の話を止めようというところに好感を持つ。

これ以上、穴を掘りあったって、何も出てこないと思うので、その意見に同感だと頷く。

そういう人もいるのだと、ホッとする。

_ 飛ぶことに預ける運命 2004-01-06

東京に来て、飛行機に乗るのが普通になった。

それまで飛行機なんて仕事で稀に乗る位で、根本的に乗り物がダメな私は好んで使うものではなかった。

でも東京からはJRで帰るにはロスが多すぎて、やもを得ない選択だった。

それでも飛行機はイヤだ。

正直言って、毎回毎回「これが落ちたらどうしよう」「どのくらいの時間、私は私でいられるんだろう」と思う。

本気で思う。

それでも「大丈夫」という安心感もどこかあって、乗ってしまえば覚悟は決まったものだ。

でも今回の東京行きは本当に危ない気がした。

根拠なんてどこにもない。

私の体の「どっか」が「ダメ」だと言っていた。

何度も便を変えようかと考えた。

私の「悪い予感」はよく当たる。経験から言って。

それでも私は、その便に乗った。

乗る瞬間、涙が出そうにすらなった。

何か「決まった運命」に連れて行かれる自分を痛感した。

「後悔していること」と「未練のあること」とについて考えた。

この瞬間、もう本当に私はダメだと心の底から思っていたので、自分の中の正直な「未練」を聞いたような気がする。

「こうありたい自分」としての意見ではなく、とても素直な本心。

痛感。

痛いほど、感じる。

私の望みはとても些細な事だ。

とても平凡で、とても難しい。

幸い、私は生き延びた。

ただの気のせいだったのかもしれないし、本当に何かの運命をずらして生き延びたのかもしれない。

「生かされた私」

さて、今後、どう生きる?

_ あけました、おめでとうございます。 2004-01-01

朝方、幽閉から開放される。

すがすがしい気持ちにはなれない感じで帰宅する。

やっぱり、年末年始は逃げ隠れもしなくてよくて、清潔で爽やかな所で迎えたい。

別にいかがわしいところにいたわけではないのだけれど。

自宅で博多雑煮を満喫し、だらだらと寝正月。

うまうま。

やっと、自宅に帰ってきた感じ?

今更だけどさ。

ただ、自宅は人が多すぎてうんざりする。

自分以外の誰かが常時いるって、気持ち悪いかも。

親不孝ものですみません。

本年も宜しくお願い致します。

_ 今年最後の日 2003-12-31

朝から幽閉されてしまう。

今年最後をこんな感じで?と思ったりする。

ぼんやりと映像を見たりしながら、ひそひそと過ごす。

ある意味、今年を象徴している。

自分への扱いを象徴している。

心の片隅でそう感じる。

ビデオでサトラレを観る。

安っぽいつくりではあったけど、まぁ、面白かった。

何と言っても、「サトラレ」って存在そのものは面白い。

自分がサトラレだったら、かなり困るけど。

あ、でもサトラレだったとしても、保護されててわからないんだわ!

ただ、サトラレってとっても優秀らしいから、全然ありえないけど。

のんびりというより、だらりと過ごし、一年を締める。

来年は、いい年になりますように。

しみじみ。

_ 帰省五日目。 2003-12-30

夕方からぼちぼち出かけたら、急に友人から電話が入る。

どうやら、私が行方不明だったらしい。

う~ん。

急な転勤で伝えていない人も多い気もする。

ごめんなさいです。

いっぱい心配してくれていて申し訳ない。

ちょっとだけ会って、お茶する。

相変わらず、面白い二人。

「キャリアウーマンって憧れるわ」と言われ、目が白黒する。

仕事で東京本社転勤は、彼女たちから見れば「キャリアウーマン人生」とのこと。

いや、そんな事は全然ないっす。

何となく身を任せていたら、本社に行くことになっていただけですから。

あくまでも本社に席があるってだけですから。

誤解って怖い。

東京って言葉は魔物だ。

胸張って「そう~?」なんて言えるとカッコいいんだけどさ。

その後、知り合いと友人のあい中の関係の人達と飲む。

はっきり言ってかなりの人見知りなので、こういう時に表に出る私は、二つにひとつ。

思いっきりだんまりになるか、思いっきり毒を吐くか。

ちなみにこの日は毒吐いてました。

すみません。

悪気は一切ないですから、本当に、と心で詫びつつ、吐き続ける毒。

口は災いの元。

夜中まで歌い、久しぶりに一蘭のラーメンを食べる。

妙においしかった。