へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
まぁ、ボチボチ、まったりと。
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_ 初対面 2002-06-11

営業という仕事が長いせいか、仕事中は相手の返答で何かを計ってしまうようなところがある。

こと、初対面になるとその傾向は顕著に表れる。

この人は私の話に関心を向けているか。

私の話を聞こうとしているか。

そんな事を一語一句から、そんなことを読み取ろうとしている自分がいる。

これがプライベートとなると、そういった傾向は表れない。

何故なら、受け入れてくれない相手と付き合っていく必要性が低くなるからだ。

気が合うか合わないかといったことではなくて、心を開いてくれるか否か。

他を受け入れてくれるキャパがあるかどうか。

そういったものがプライベートでの判断基準となる。

対して、仕事での付き合いは、相手を読み「どこで折り合えるか」という接点を探すことが重要になる。

よって、接点を持とうとしない人と時間を共有することは、莫大なストレスとなる。

食事をする一時間の間に、多大なストレスを受ける。

たった一時間の間に。

話を聞かない人には、話をしない方なので、

「ミズキさんって無口ね。営業出身なのに、意外だわ」

なんて、言われちゃいましたよ、まったく。

_ むせ返るような人ごみの中で 2002-06-10

毎朝、会社の最寄の駅で降り、会社に着くまでの十分間ほどの間に、三回以上は何かを渡される。

大体、受け取らない。

吐き捨てられるように、配られるポケットティッシュ。

ばら撒かれるチラシ。

氾濫する、物、モノ、もの。

不景気、リストラ、経費削減。

本当に削られるべきは、一体何なのだろう。

_ 大掃除をしてみたりする 2002-06-09

予定のない休日。

いい天気だったので、大掃除をした。

年末は寒さに弱い私は動きが鈍くなるので、梅雨に入る前に大掃除をするようにしている。

梅雨のじめじめした時期に菌の繁殖する場所を無くすことによって、健康に過ごすようにするためだ。

網戸を外し洗い上げ、窓を拭き、シーツとカーテンも洗い上げる。

これから活躍するであろうエアコンと扇風機も洗ったり拭いたりする。

心残りは、高い場所のいくつかが手が届かなくて拭きあげることが出来なかった事ぐらいだろうか。

まだまだ、いくつか残っているが、休日にしか出来ないところは終わったと思う。

窓が曇っていると、物事が良く見えなくて気分も悪くなる。

眼鏡も同じ。

窓を拭くように、眼鏡を拭くように、気持ちも拭きあげることが出来たらいいのにと思う。

_ 血筋 2002-06-08

祖父母の家を建て替えるので、引越しの手伝いに行った。

祖父は、何でも自分で出来る人なので、すでに一部屋自力で解体されていた。

多分、業者の人はとってもビックリするんじゃないかと思う。

床板まで剥ぐってあるんだから。

絶句しつつ、床を剥がれた部屋の前で自分の中に同じ血が流れているのを妙に実感してしまった。

_ 思ったように行かなかったりする日々 2002-06-07

私は普通に行動しているつもりなのだけれど、先輩が私の行動に一々爆笑してくれる。

「ミズキは野生児だ」という不名誉な批評もされている。

先日、「会社で一番つらいことは何か」と聞かれたので「人が一杯いることです」と答えたら、部署中で笑われた。

会社の入っているビルは、すごくファッショナブルなビルなのにトイレの水がすごい勢いで流れる。

隣の席の先輩にこっそりと「あの水の勢いはすごいですよね。自分が流れちゃうんじゃないかとドキドキしませんか」と言ったら、向かい席の先輩も聞き耳を立てていたらしく、腹がよじれるまで笑っていただいた。

とにかく、目立たないように毎日を過ごしているはずなのだが、どうも上手くいっていない。

今のうちに、軌道修正をしておかねば。