_ 景色 2002-06-01
新しい職場は、12階にある。
非常に眺めがいい。
私の机は窓の方に向いているので、福岡市を眺めながら仕事が出来る。
一番目につくのは、ティッシュを作っている某社のビル。
看板がわりに、ビルの天辺に巨大な「エ○エール」がのっている。
かなり、スゴイ。
嫌がおうにも、そこに視線が行ってしまう。
あの発案をした人とそれを受け入れた会社の方針はすばらしいと思う。
「ネ○ア」をご愛用な私であったが、敬意を表し「○リエール」に変えようと決心する、出社第一日目。
by ミズキ
サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
まぁ、ボチボチ、まったりと。
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新しい職場は、12階にある。
非常に眺めがいい。
私の机は窓の方に向いているので、福岡市を眺めながら仕事が出来る。
一番目につくのは、ティッシュを作っている某社のビル。
看板がわりに、ビルの天辺に巨大な「エ○エール」がのっている。
かなり、スゴイ。
嫌がおうにも、そこに視線が行ってしまう。
あの発案をした人とそれを受け入れた会社の方針はすばらしいと思う。
「ネ○ア」をご愛用な私であったが、敬意を表し「○リエール」に変えようと決心する、出社第一日目。
by ミズキ
北九州市を拠点とするラジオ局の番組を聞いていた。
「もうすぐ中国地方に引越しをするので聞けなくなります」
そういうメッセージが読まれた。
ナビゲーターの返答。
♂『何としてでも聞けるようにして欲しいです。おっきなアンテナを立てるとかして』
♀『そうですね~。私たちも大きな声で話すようにします』
ボケているような感じではなかったのですけど、ラジオの電波ってそんなもんなんですか?
by ミズキ
「人間って、何でも食べるよなぁ」
食事中に同席者が呟いた。
そういわれればその通りで、地球全体の規模で考えれば、人間が食べないものはないんじゃないかという気がする。
「でも、人間自体は美味しくないって、理不尽ですよねぇ」
思わず、食べたこともないのに、口にしていた。
そう、人間が唯一食べないものがあるとすれば、それは「人間自身」だけであろう。
私の何気ないひと言から、倫理的なことは置いておくとしたら、果たして人間は美味しい食べ物であろうか、と話は流れていった。
結論。
魚のような泳ぎも出来ず、鳥のように飛ぶことも出来ず、犬猫のように俊敏な動きも出来ない人間の肉が「美味しいわけがない」。
話を聞きながら、他の生物を食べるという犠牲の上で成り立っている人間が、誰にも食べられず、(推測ではあるが)人間自身の舌にも合わないという事実は何だか納得いかない話しだと思う。
自然の力に飲み込まれるという事もあるにはあるが、それは人間以外の生物にもあり得るので。
だからといって、別に「人間も食べられるべし!」ということが言いたいわけではない。
ただ人間は、地球上で一番賢い動物のように考えがちだが、他の生物なしでは本当に生きてはいけないのだな、と痛感したりしたのである。
まぁ、人肉の味について語りながら食事をする環境ってどうかと思ったりするわけだが。
by ミズキ
私は、私の全てを知っていると思う。
私という管理下の元で行動しているのだから、当然といえば当然なのだが。
でも、どんなに身近な人でも私の全ての顔を知っている人はいないだろう。
意識しているかどうかはともかくとして、私たちは普段、様々な顔を使い分けている。
プライベートの顔、仕事での顔。
プライベートの中でも、付き合う友人によって見せる顔は違うはずだし、仕事だって向き合う相手によって、見せている顔は違うはずだ。
何かのきっかけがあって、違う顔を見せる時、とんでもない緊張感を強いられたり、気恥ずかしさが伴ったりもする。
また、親しい人の違う顔を垣間見れる瞬間に立ち会った時、好奇心とちょっとした感動が気持ちの中に湧き上がる。
皆、誰にでも、様々な顔を見せるわけではないだろう。
見せないことが、互いにとっていい関係を保つ基盤になったりすることだってあると思う。
でも相手によっては、「見せたい。知って欲しい」と思う事だってある。
少しの戸惑いと緊張感を連れ歩きながら。
この人には知って欲しい、と思う私がいる。
この人の事を知りたい、と思う私がいる。
そういった気持ちに裏打ちされた行動が見れた時、気持ちは温かく満ち足りた気分になる。
それは、ほろ酔い気分の高揚感と酷似している。
by ミズキ
毎日、動き回っている時間がポッカリと空いた。
正確には、それなりに用事があって空けたのだけれど。
いつもと違うことをして、時間を過ごすと、時の流れ方が妙にゆるやかになったように感じた。
もちろん、そう感じているのは私だけなのだけれど、どうしてこうも時間というやつは、掴みにくく捉えにくいのだろうか。
楽しい時は、特に時間の流れが早く感じる。
忙しい時も、同じように早く流れるように感じる。
一人暮らしになって、最初に感じたのはこの時間の流れだ。
まったくの一人になってみて、なんて夜は長いんだろうと感じた。
予定のない休日なんて、一人でいれば、持て余すぐらいの時間があるようだった。
一人暮らしを始めた時に苦労したのは、この時間との付き合い方だったかもしれない。
時間と上手く付き合えるようになっていくにつれ、私は自分との付き合いが上手くなっていくような気がする。
私は、私の持っている時間を自分の満足の行くように使えこなせて始めて「自立」するのかもしれない。
長いか、短いかではなく、満ち足りているか、そうでないかが問題なのだけれど。
あなたの今は長いですか。短いですか。
あなたの今は充実していますか。
by ミズキ