へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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_ 母の陰謀 2005-07-01

今日はQちゃんは飲み会。

朝、「早く帰ってこようかな」などと呟いていたが、聞こえないふりをした。

以前なら、素早く聞きつけて「本当?本当?」と目を輝かせて期待したものだったが、そういうのはもう止めたのだった。

朝家を出る瞬間に本当にそう思っているのだと思う。それは、そう信じている。

ただ、飲みに行く時間になったら気持ちが変わっているだけなのだ。そういう事。

今日は夜、S子と夜のドライブをしようと画策しているので、一旦実家に行く事にする。

実家が待ち合わせの中間地点。待ち合わせ場所はそこから更に一時間ぐらい。

うーん。遠いな。

でも、久しぶりの長距離運転にワクワク。

実家では、母と口論したり、うたた寝したりして過ごす。

さて、そろそろ出発しようかなと思っていた頃に大雨!と腹痛。

え、何で?

「おなか痛いよ」と言うと、誇らしげな顔で、

「さっき起き抜けに、コーヒー牛乳を飲んだでしょう!あれが駄目なのよ、お母さんもすぐそうなるもの」とエッヘンとばかりに語る母。

言っておきますけど、飲みなさいと勧めたのはあなたでしょう?

どうしてそんなに威張っているの?

陰謀か、そうなのか?

そういう訳で、S子にはキャンセルをお願いする。くっそー。

すまん。

ボチボチ、雨を避けながら家に帰る。

何をしたのかまったくわからない一日だった。

今後、母の勧める物を口にする時は気をつけようとだけ、誓う。

_ おっかしーなー 2005-06-29

朝、「金曜日に飲みに行こうか」と誘うと、「会社の飲み会がある<かも>しれない」と振られた。

あんまりじゃない?未定の予定の方が優先?

と、泣きたくなる気分だったのだが、要するに話が進んでいるのが聞かれてなかったという事なのだろうと思い、また余計にどんよりする。

予定でも早く分かれば、私だって、他の予定を立てることが出来るのに。

一番嫌なのは、ご飯が、一生懸命考えた献立が、無駄になることなのにな、と思う。

どうしようもない気分で、お弁当を詰めたけど、どう考えたって愛がこもらない弁当だったので、初めて写真に残さなかった。

別にひどいものばかりつめたわけではない。

気分の問題だ。

中学時代からの友人にメールカウンセリングしてもらっていたら、色々と自分の気持ちが分かって、本当にビックリした。

そうなのか、と思う事もあって、今のむしゃくしゃした気持ちの原因も全部分かって、分かったから解決するわけではないが、妙に安心した気分になって、よかった。

仕事に関しても、色々な事が分かった。

気晴らしに昔の職場に、ガトーショコラを焼いて持っていく。

みんな、ビックリしていた。そうか、結婚した事も福岡にいる事も言ってなかったのであった。

驚くほど歓迎された。

事務所に向かい入れられ、話し込み、その間に私が来ていると誰かが、長崎の人にもメールし、長崎から私宛に電話が掛かってきたりもして、本当にビックリだった。

昔の職場は、グループ会社に派遣会社を持っていて、そこの責任者の方にも昔良くして頂いたので、ご挨拶に寄ったら、そこでも歓迎していただき、「何してんの?え、専業主婦?もったいないわ、うちに登録しておきなさい」となぜか、登録までさせられた。

おっかしーなー。

いいのか、それで?

そんなこんなで揉みくちゃにされたら、気分は上向きになって、コンタクトを取りに行ったり、立ち読みしたりして時間をつぶし、Qちゃんと待ち合わせて飲みに行った。

思う事や気付いた事を話して、すっきりした。

家で食事をしながら話すのと、外で食事をしながら話すのでは少し違うと思う。

やっぱり、たまには外食って大事だと思う。

後片付けもしなくていいしね。

_ また。 2005-06-28

暑い。

扇風機もつけないで、過ごしてます。

汗が、湧いてくる。

午前中は、昨日のプログラムの話をまとめたり、図を描いたりして過ごす。

夕方から、また砂っぽい家の中を拭きまわる。

汚い。

買い物に行って郵便物を見たら、転送で脅迫状が来ていた。

いや、違います。警告書。

荻窪の都民税。あ、そういや払ってないような。いや、払ってないよ、うん。

どうしようかね。

保留。

差し押さえって言ってもさ、給与はないし、問い合わせされて困る会社もないし、貯金もないし、車も不動産も株もなーんもない。

だから、もうちょっと見てもいいかなぁなんて。

友人によると、段々と色が変わっていくらしい。

まだ、序の口?

まあ、適当なところまで、待ってもらおう。待て。

夕方から、また、パンを焼く。

今日は、くるみパン。くるみに行き当たると、甘みがしてよかった。

でもQちゃんは、レーズンの方が好きだろうと思った。

夜は、夕飯を作りながら、ドキドキしていた。

Qちゃん、帰って来るかなって。夕飯、無駄にならないかなって。

そして、何だかこういう状態は心に良くないと思った。

飲みに行かれるというのも嫌なんだけど、夕飯が無駄になるのが嫌なのだ。

これは、私の心を入換えないといけないのだろうと思う。

そういう事をモヤシを炒めながら考える。主婦って感じ。

Qちゃんは、ちゃんと帰ってきた。ホ。

ご飯を食べて、色々な話をする。主に会社の話。会社の仕組みが聞けるのって楽しい。

自分の経験に当てはめて考え直すのは私の理解のためにはいいのだけれど、どうも馬鹿の一つ覚えっぽくて嫌だなとも思う。

私も昔はね、、という感じ。でも、それしかないのは仕方ないか。

あまり、自分を大きく見せようというのは、もう止めよう。

それで、誰かの期待を裏切ってしまうのは仕方がないではないか。

Qちゃんとプログラムの話を確認して、また手直しをすることに。

二人で何かを作れるのは、本当に嬉しい。

楽しい。

_ 何でもない月曜日。 2005-06-27

暑い一日。

風が強くて、強すぎて、家中が砂っぽくなる。

困ったな、と思うけど、何せ暑くて閉切ったりは出来なくて、仕方なく、何度も拭き掃除をする。

それでも砂っぽいのは仕方がないと諦める。

朝一でふらりと卵だけを買いに出掛けて、あとは家で過ごした。

何だかんだと言っていても、やっぱり引きこもりなのかもしれない。

月曜日は、週末に溜め込んだ家事がたくさんあるので、家で過ごす時間が重要。

週末、家事をまったくしない訳にはいかないけど、でも出来るだけQちゃんと過ごしたい。

そう思うので、洗濯物は取り入れたままとかになっていて、みっともないけど、見なかったふり。

もっとも、そうまでして、二人で何かするかといえば、そうでもなかったりする。

「妻」と逢引をしているQちゃんの横で本を読んだり、パソコンを触っているのが好きなのだ。でも、時々寂しくなって、話しかけてみたりする。上の空の返答でも返ってこないよりいい。

その溜まった家事を砂っぽさと戦いながらやっつける。

Yシャツにアイロンを掛けたりとかしながら、その意味を考えたりする。

クリーニングに出すと親の敵のように糊付けされていて苦しいので、私がアイロンを掛けた方が着易いと<たまに>言ってくれるので、これは意味があるのだ、とか思う。

そういう事の繰り返し。

そんな事をしていたら、携帯が鳴った。随分と久しぶりすぎて、携帯が鳴っているという事に気付くのに時間がかかった。

仙台のSさんが、日記を見て、心配して電話をくれたのであった。

ありがたい。

鬱の時は、本当にどうしようもなくなるけど、こういう気遣いをしてもらえるのは本当に嬉しい。

それを期待して書いているわけではなくて、本当にその時々の自分と向き合いたくて、向き合ってじっくりと考えたり、記録したりする為に書いているのだけれど、こういう反応は本当に嬉しいと素直に思う。

Qちゃんは、自分の事が書かれるようになるまで、この日記の事を(私が素直に書き過ぎていて)臭いものに蓋をするようなリアクションをしていたし、その反応もわからなくもないけれど、別に偶然の場合を除き、不特定多数の人に見てもらおうと思ってもいないので、いいと思っている。

もちろん、それでもルールはあって、そこから逸脱しないようにしているつもりなのだけれど。

夜は久しぶりに早く帰ってきたQちゃんとプログラムについて話す。

共通の趣味を持ちたいと思っているのだけれど、なかなか難しい。二人とも新しい事にチャレンジするのが面倒だと思っていて、自分の趣味を相手に共有してもらえないかと考えるせいだと思う。

将棋とか言われたけど(Qちゃんは将棋好き)、負ける勝負をするのって嫌いだ。

勝つって分かっている時以外に、勝ち負けを決める事をする事が嫌いなのだ。

それで、私からの提案としては、プログラムを習う事。

Qちゃんは以前、サルでもわかるプログラム入門を三回程度で連載していたけど、文字校をしていて、ちっとも分からなかったので、本当に不満だったのだ。

サルでもわかるって嘘じゃん、と思っていた。そう思いながら書店などに行って見てみても、本当にサルでも分かるプログラムの本って少ない。いや、ないと思う。

だから、それをしてほしいとずっと言っていたのだ。

今晩がその一回目。

ちっとも分からなかったとはいえ、何度も原稿を読んでいた効果もあった(のだろう)。

ちょっとだけ、プログラムってものが分かった。

これは私一人だけで覚えては勿体無いので、ネット上で公開する事にしようと思う。

そういうプレッシャーがあってこそ、上手くいくのではないかと目論んでいる。

勉強しながらコーヒーを飲んだので、効果覿面!すぐに寝てしまった。

コーヒーを飲むとすぐに眠くなるのだ。オレ。

_ 雨音を聴き、梅酒を漬ける 2005-06-26

朝起きると、久しぶりの雨音!

ジッと聴いてしまった。嬉しい。

でも、すぐ止んだ。

朝ご飯も食べずに、買い物へ。

今年は誰も私に梅酒を作ったか、とか作るのか、とか言ってこなかったので、作るのは止めようかと思っていたが、結局買ってしまった。いつもより、一ヶ月遅れで作る。おいしいだろうか。

砂糖は控えめにする。

やっぱり、毎年やっている事をやらないとどうも落ち着かない。これで、梅雨を越えるような気分になった。

梅酒ビンを丁寧に熱湯で消毒したり、一粒ずつ、梅を丁寧に拭いたり、そういう作業が私は好きだ。

何かを丁寧に込める作業。先の楽しみを詰める作業だと思う。

梅酒

並行しながら、コーンパンを焼く。

コーンとマヨネーズを載せて。本来ならパセリを載せる所に、青海苔を載せた。別に問題はなかろう。

6/26のパン

お昼ごはんは、かりっと焼いた油揚げとポーチドエッグとかつお節を茹でてお湯を切ったうどんの上に載せて、擂ったしょうがとネギを置き、お醤油をかけて食べた。意外と旨かった。しかも、楽チン。

ダシを使うと暑いし、かといって冷たいものばかりでは体に悪いので、こういうのも悪くない。

夜はちょっと愚図ってしまった。

最終的には私の勘違いだったのだけれど、「何でそうなったのだろう?」と考えてもらえずに、「調整すればいいだけじゃない」と言われたのがショックだった。

原因が分からなければ、また同じ事をするとも思ったし、何でそうなったのか分からないのに、またその楽しいとは思えない作業を続けていく自信が全くなくなり、加えて、今までやってきた全てが無駄になったと強く感じてしまったから。

体調が悪いと余計に些細な事に傷ついてしまう。しかも、自分でコントロール出来ない時期と言うのがあるので、どうしようもない。

男の人にはわかるまい。でも察して欲しいと思う。

コントロール外にいる自分を持て余す事を。

そして、いい加減学習しろ、自分、とも思う。ただ、年々色々な形で体が痛んでいくので、なかなか追いつかないのも事実。

いつまでも、ここに留まっていられないという事を自分の体に知らされる。

可能性はどんどんと減って、選択肢も減っていくと日に日に思い知らされて、ちょっと切なくなる。

それが老いるという事だから仕方がない。受け入れていく思考を手に入れる努力をしようと思う。