へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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_ どう応えれば? 2005-06-17

今朝の会話。

「昨日ね、郵便を取りに行ったら、人がいたから挨拶したんだけど、そしたら、『暑いですねー』って言われたの」

「うん、うん」

「それで、『梅雨に入ったのに、雨が降りませんね』って返したわけ」

「妥当だね」

「そうしたら『雨降らないのよね。何ででしょう?』って言われちゃったんだけど、それにはやっぱり科学的根拠とか、迷信とかについて語った方が良かったのかな」

「『何故って考えるのは素敵な事ですね!!(NHKのお姉さん的に)』って応えれば良かったんだよ」

「マジで?」

「もしくは、『あなたのせいですよ!』と指差しして逆切れするとか」

どうして、こんなにブラックなんだろう、Qちゃんって。

しかも、そんな事を語る時だけ、目が生き生きしている気がする。

_ クールビズ 2005-06-16

世間では色々と騒がれているようですが、うちではQちゃんは何も変わらないので、全然影響はありません。

役所関係に勤めている友人によれば、多くのおじさんたちは「ゴルフに行きそこなったオヤジ」だそうで、非常に不評です。

まぁ、映像を見なくても想像はつきます。

ダレタおじさんたちの姿。

余程のおしゃれさんか、スタイルがよくないと、なかなか難しいのでは?と思うわけです。

そう思っていたら、こんな映像が、届きました。

メルマガのインタビューで応える、小泉君。

やっぱり、これじゃ、ただのだらしないオヤジです。

コメント。

―――(インタビュアー)常にいろんな情報が(メルマガで)発信されていますが、最近は、クールビズ。※()は私の補足。

(首相)今日もクールビズだよ。ところが、今日はこれから外国の首脳が見えて、その会談のときにはやはりネクタイをするんです。相手に合わせて、失礼にならないように、先方も背広で来たい、ネクタイしたいと言うと、私だけノーネクタイでは悪いから、そのときは私もネクタイをするんです。

 着替えるのも面倒だと思って、ネクタイして上着を着ればわからないようなシャツを着るんです。

いやー、駄目じゃん。

着替えるのが面倒とか言ってたら駄目だよ。だから、そんないい具合の酔っ払いで説教を始めちゃうお父さんみたいに写っちゃうんだから。着替えるのが面倒だけど、でもそういう気分転換も大事だよね、ぐらいの事は言って欲しいわけです。

これなら、暑苦しいスーツ姿でいて欲しい。でも、本当にちゃんとしている人は、どんな格好でも素敵なものです。

小泉さんも最初の頃は素敵でしたよ、割と。もう、駄目かしらねー。

ちなみに、カウンセリング講座の社協のお兄さんは、クールビズでも素敵です。スタイルの違いですな。

あと、お洒落ですよ、この人。さり気ない色気があるもん。

あの、仕事が出来なさそうな感じは省くとしても。

_ 想像力。 2005-06-14

21時半まで、晩御飯の準備をしたまま待って。

そして、飲み会だそうです。

家事は私の仕事だと思っている。

だから、それが無駄になった瞬間って、泣けてくるぐらい情けない気持ち。

何時間も掛けて準備した企画書が、無駄になった時みたいに。

一生懸命作ったエクセルの表の原本をあっさりと誰かに消されたみたいに。

想像しよう。

分かる。

突然の飲み会。

あるよ、外にいればそんな事、あると思う。

望んでなくてもね。

そうなんだろう。

でも、出来るだけ体にいいものを。

出来るだけ、栄養のあるものを。

時間をかけて準備した私の気持ちはどこに行くんだろう。

会社みたいに上司の都合で、自分の企画が流れたと仕方ないと思うのと同じように、仕方ないとしなければいけないんだ。

きっと。

どうやって、乗り越えたっけ。

あの悔しさ。

あの辛さ。

そうそう、いつもQちゃんが聞いてくれていたのだった。

では、今、誰に言えばいいんだろう。

分かる、本当に分かるんだよ、私は君の気持ちも。

でも、だから、同じぐらいわかって欲しい。

社会的には何も認められない私の家事という仕事は、無駄になった瞬間に何の価値もなくなるんだ。

会社で流れた企画書をどこかで流用したり、何度も諦めないで、訴え続けたりするみたいには出来ないんだよ。

そういう道を選んだのは自分なのに、こんな責め方をしてしまうのはずるいのだろうか。

_ 浴衣と帯 2005-06-13

実家に浴衣を取りに行く。置きっ放しだったけど、そろそろ浴衣の季節なので。

実は浴衣着れると公言しているけれど、帯は作り帯をずっと使ってた。

出来れば、結びたいなと思っていたら、足りないものを買いに行った着物屋サンで教えてもらった。

十五分程度だったろうか。

そんなにすぐ出来るのか?と疑い深く思っていたのだけれど、本当に出来るようになってしまった。

すごい。

家に帰って食事をして、すぐに浴衣を着てみる。

あー、いいなぁ、この気楽な感じ。絶対、着物って特別な衣服ではないと思うのですよ。

というか、そう思える生活がしたいのです。着物が日常の生活。

15分ぐらいかな、着れました。

これで、いつでも人に着せる事も出来ます。いつでもうちに来い、友人共!オレが着せてやる。

浴衣は無駄に持っているので、自宅用とよそ行き用を三着持って帰ってきた。

自宅用を頻繁に着て、練習しようっと。

着物を着る時にいつも思うのは、着物は本当に自分が作品になるなぁという事です。

余った布の部分を綺麗に処理できているか、とか、皺の寄り方とかの細かいところ一つで綺麗さが全然違う。

綺麗に着れているのを見ると、やっぱりオオ!と思う。

同じ着るなら綺麗に着たいよね、って事で、着付け教室に通おうかと思ってます。

Qちゃんは、こういう事に寛大でありがたい。

出来ればね、週のうち二日くらいは着物で過ごしたいです。絶対、背筋がピンとなる素敵な一日を作れそうな気がするので。

何度も自分で浴衣とか着ていて思うけど、私は着る手間がちっとも苦痛じゃないタイプです。

勝手に向いているのだ、と思っている。ふふふ。

正直に言うと、洋服って買うのが苦手だ。あんまり欲しいと思わない。

でも着物は欲しい。ちょっと高価でも。

その分大事にすると約束できるし、本当に大事にすると思うんだよね。

ちなみに、自宅用にしている浴衣は、母のお下がりですよ。

着物ってそんなに流行がなくて、生地も高価な分はいいモノを使ってあるので、丁寧に扱えば(そしてお手入れをきちんとしていれば)ちゃんと長く使えるので、洋服よりずっと購買意欲が高まります。

洋服買えなくてもいいから、帯買ってって思う。

帯だけ買ってもらっても、すぐに着れないのだけれど、そこがまたいい。自分であわせる楽しみがあるよね。

そういうわけで、しばらくは浴衣をちょこちょこ着て過ごします。

Qちゃんはさ、「わー!」って浴衣ぐらいじゃ盛り上がってもくれないけどね。

浴衣着たら、点数UPという評価ではないようです。がっくり。いいけどさ。

褒めてもらえるまで、浴衣姿でずっとQちゃんの前で回ってました。みてみてーって。

アホですよ、オレ。

サボテン

三年以上前に植えた種から育てたサボテンが実家で花を咲かせていた。

東京に持っていけなくて実家に置いていったけど、あそこは本当に日当りが良くていい環境だからさぼちゃんにとっては、東京に行くより良かったと思う。

幸せで喜んでいるのが分かる綺麗な、そして幸せな黄色の花。

別の角度では写真の方でUPします。

_ 講座の一日 2005-06-10

今日は、講座を二股している日。

朝から、バタバタと家事をして、午後出掛ける。

まずは、図書館ボランティア養成講座。

お昼ごはんを食べた後という事もあって、どうしても眠たくなる時間。

今日の講師はおじいちゃん先生。ちょっと期待していたのだけど、眠い。

あまりに暇なので、ノートに落書き。

Qちゃんがよく書けていると笑ってくれたので、UPしてみた。

画像をクリックすると拡大します。

らくがき

一旦家に帰り、晩御飯の準備。

今日は、手作りピザ。

なんで、こんな忙しい日にそんな献立?

とりあえず、生地とトマトソースを準備して、講座へ。

カウンセリング講座は、今日から実技。

実は、引っ越してきてからは本当に引きこもりになっていて、知らない人と話すのは苦痛に感じる時もある私としては、正直嫌だなと思わないでもなかった。

でも、始めた以上は途中で止めたくなかったので、重たい足を引きずって講座へ。

いつも講座を受けれる形に配置してあるテーブルが全部はずされていて、椅子だけが円形に配置してあって、その様子を見るだけで、思いっきり、緊張!

でも、それは私だけじゃなかったようだ。

いつもは挨拶もしないような人が目が合うとお互い困ったような顔になって「緊張しますね」と声を掛け合ったりした。

これだけでも、すでにいつもの教室と違った感じだった。

実際に始まるとその感じはさらに強くなった。

まず、ブラインドウォーク。

両手を少しだけ前に出して、目を瞑ってゆっくり会場を歩き回る。

当然、誰かとそっとぶつかる。その度に、こんばんは、と声を掛け合って挨拶するのだ。

これは、よかった。

今まで、誰と知り合うでもない、お互いちょっと警戒しあっている様な感じでもあった教室だったのに、一気に親密感が高まった。

みんな、何が始まるか不安だし、しかも目を瞑っている事もあって、誰かにちょっと触れると「目を開けていいんだ」とホッとして、それは相手も同じである事を表情で確認し、照れたように笑う。共犯者の笑み。

年齢も性別も生活環境も違う、見知らぬ人たちが一つの部屋で、目を瞑って歩き回って、挨拶しあうというのは過去の経験上少ないことだし、しかもみんな講座に来るまでの「今日はどんな講座になるんだ?」という緊張感もあって、余計に安心で親密になった。

たった、挨拶をするっていう簡単な事だけで。

これは、本当にとびっきりの魔法だった。みんなが暖かい気持ちになっていた。

過去の三回で、教室内がこんな雰囲気になった事は一度もなかったのだから、本当に驚いた。

過去に何度も初対面の子ども達と親睦を深めていく為のゲームを何度もやった。もう、効果のあると思われる事は全部やったような気分でいたのだ。でも、それは井の中の蛙だったと思い知った。

こんな魔法がまだあった。子どもの年齢という要素を省いても効果のある方法。

あー、まだまだ勉強しなくては、と心底思った。そして、それがすごく嬉しかった。

その後は、そばにいた人とペアになって、信頼度を測る。

一人が後に倒れ、相棒がそれを支える。

体重を掛けるから、信用しているかが問われる。

ここでも最初のゲームが効果を発揮したと思う。どんな風になった組み合わせも、笑い、会話して、評価しあった。

やはり、今までにない雰囲気になっていた。

そして、またペアを変わる。

次の相手とは、向かい合って座り、五分間相手に対し、好きなように話す。

話し手は、ただ、話す。ひたすらに。

聞き手は、ただ、聞く。相槌だけを打ちながら。

その後、役割をチェンジ。

お互いの話を正確に、何の注釈も脚色も省略もせず、近くにいた別のペアと一緒になり、新しいペアの二人に自分のペアを紹介する。

「他己紹介」

これは、難しかった。ただ話すのも、ただ聞くのも。

でも幸い、興味のある話をしてくれたので、かなり正確に覚えていた。というか、人の話を正確に覚えるのは得意です。

めちゃめちゃ。

そして、それぞれの相手がどこが省かれていて、追加されていたか、などを語り合う。

これも本当によかった。

人は勝手に喋れと言われると、概ね自分の興味のある分野を話すものだ。

それを人に聞かせたいと思うのは人情で、そうすると自然と熱が入る。親密度は増す。

しかも、これはまったく個人的な事だけれど、一緒になった二人の人は、私が今欲しいと思っている情報を持っている人だった。

ここ最近模索し始めた事の情報や手立てを持っていた。

そして、その事を休憩時間に話し、何らかの形で情報提供や協力が得られないかと相談した。

お二方とも気持ちよく、了承してくれた。まだ様々な事が手探りで(昨日から状況把握のために動き出したばかりだ!)何をしていいか私自身がわかっていないので、この約束がどうなるかはわからないけれど、その状況下でそういう出会いがあった事が私を励ました。自分が、今向かおうとしているものが間違っていないと思えた。

そんな興奮状態のまま、講座終了。

初めて、こういった講座に参加してよかったと思った。

夜は、QちゃんとスターウォーズのエピソードⅠ、Ⅱを借りて帰り、ピザを食べながら、Ⅰを観る。

大して凝ったストーリーではなかったけど、面白かった。Qちゃんのリアクションが。

ただ、訳が省略されすぎていて、意味が変わりすぎていて気になったりした。いいんだろうか。

久しぶりに、充実した一日になった。幸せだ。

生地から作ったピザ

ピザにコーラで、DVDを観るなんて、本当に贅沢。