へびあし。

サイト名通り、「蛇足」な日々を書き綴ります。
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_ 掛け持ち 2005-06-03

今日は、カウンセリング講座の三回目だが、その前に「図書館ボランティア養成講座」を受けに行く事になった。

つまり、今月は金曜日だけ、2つの講座を受講している事に。

他の日も時間はあるのだから、何も金曜日だけそんなに忙しくしなくても、と思うが、まぁ、どっちもただなので文句も言えまい。

今日から始まった「図書館ボランティア養成」は申し込んだものの、どんな事をするのだろうかと思っていたら、つまりは「図書館って何の利益も生まないから、運営費を削りたいんです、でも人手はいるから、ただでノウハウを提供するから、よかったらボランティアしてみない?これって社会貢献よ」という事らしい。

簡単ではあるけれど、司書的な知識の話もあるようだ。

実際にボランティアしたくなるような図書館が少ないのだけれど、それはそれとして、楽しませてもらおうと思う。

一回目は、元館長の話だった。普通の話し好きのオジサンが、行政の悪口とか言ってるだけだった。いいのか、それで。

しかも、元市役所職員のくせに。

次回に期待しよう。

今日仕入れた話で衝撃だったのは、すでに市内で二箇所の図書館が民間委託して、経費削減を図っているという事だった。

しかも、一箇所は近所!あそこですよ、あそこ!

今のところ、何の問題も起きてないって事ですが、とんでもないです!

図書館とは思えないほど、受付にいるご婦人達が大きな声で始終話していて、ビックリして二度と行かないと誓ったよ、オレ。

問題じゃないの?

その後、家に帰って、夕飯の下準備して、今度はカウンセリング講座へ。

こっちは講師がまともなので、面白いです。

カウンセリングマインドという考え方が教育の分野で活用されているという話もあって、しかも教師教育用に作られたビデオを観ましたが、どうもおかしかったです。

カウンセリングマインドの基本的な考え方で「生徒に対し親身になって、誠意を尽くす」。

いや、これって普通じゃないの?それが仕事でしょ?

人と相対する仕事であれば、普通だと思うけど、でも出来てないって事だよな。

何だか、自分にこどもとかいたらビックリする事も多いような気がします。学校なんか行かなくてもいいとか言いそうだ。

私は小学校後半まともに行ってないし、Qちゃんも教育に批判的だからなー。

思わぬ所で恐ろしい事を見聞きした一日でした。

しかし、見知らぬ人に慣れてきたように感じる今日この頃。少しは引きこもりを脱しつつあるだろうか。

_ 草木染 2005-06-01

行政の主催の草木染1日体験講座へ行く。

何だか、優雅な主婦みたいだ、最近。

本当の目的はこの土地に友達を作りたいという事なのだけれど、どうもこの手の講座は(カウンセリングにしろ、何にしろ)子育てを終えた年齢の方が多くて、どうも「お友達」とは程遠い感じだ。

年齢で友達の制限をしたりはしていないけど、どうもきっかけが難しいのですよ、年齢の分余計に。

それでも今回は体験講座という事で、たくさんの人と話した。

話も聞いた。

こんな、と言ってはなんだけれど、お手軽な講座なのに、ちゃんと予習をしている人もいて驚いた。

あと、オレなんか前に経験しているので、どの程度のものになるか想像がついていて、真剣みが足りなかったけど、それ以外の人は「もっとどんな色に染まるかはっきり言ってほしいよね」とか割と真剣に文句を言っていたりして、驚いた。

別に売ろうってわけじゃないでしょ、あなた、と思ったり。

でもその姿と言ったら、「自分は失敗しないぞ、いいものを作るんだ」という小学生の図画工作の時間に見られるような真面目さで、自分の母親の年齢の人たちのそんな姿を見るのはとても微笑ましかった。素敵だな、とすら思った。

オレは失敗のしようがないと分かっていたので、気が抜けすぎって感じだった。

目的はその行程を覚えて、自宅でやれないかという事。

自宅でも簡単に出来そう。問題は「何」で染めるかという事だ。

今回は、ハーブでショールを作った。ハーブ自体はもちろん緑だけど、緑は出ないだろうなと思っていたら案の定その通りで、黄色になった。

媒染(色を定着させるもの)を何にするかで違うみたいだ。家でやってみなければ。

今回の色は、何を使っても出せると思う。濃淡はあれど。

出来れば、藍とか緑とか出来るようになると面白いのに。しかし、こればっかりは経験なので、またじっくり楽しむ事にする。

何となく近くに座った人とお茶したりしたけれど、どうも、商売っ気がありすぎる気がして、やや警戒している。

言葉の端々が、何か怪しい気分にさせる親切さなのだ。でもただ単に、本当に親切なのかもしれない。わからない。

ちこさんはネットで知り合った人で、会うまで、生で声を聴いた事もなかったけれど、こんな警戒は一切しなかったな。

大丈夫だと信じられたし、もし、万が一、裏切られる事があってもいいと思える相手だった。もちろん、裏切られなかったけど。

なのに、目の前にいて話している人が信じられない。それって、悲しい事だ。

でも、寂しいと思っているから、誰かに手を借りて、この場を乗り切れたら、と甘えている今だから、仕方ないような気がした。

そう色々と考えていたら、もう、何だか一人でも、躍起になって友達なんて作らなくてもいいや、とかも思った。

土地全体に否定されているような焦燥感がなくなったからだろう。住める場所があると思うだけで、心はこんなにも強くなるのか。

それほど、強く感じていたこの土地からの反発。気のせいだと思っていたけれど、気のせいではなかったのだろう。

何だか、オカルトチックな事を言っているような気がするが、幼少からオカルトに身をおいているせいで何の抵抗もない。傾倒もしてないけど。

どこにも居場所がないわけではない、そう思うだけで、元気になった。

ある年齢になるまで、居場所が定まらなかった私。きっと誰よりも、強く居場所が欲しいから、土地の合う合わないまで感じるのだろうと思った。

ショールは、黄色っぽく染まった。シルク素材だったので、ちょっと綺麗にいうと黄金色。

自然の力を借りて、お洒落をすると思うと草木染って悪くない気がした。そんな風に生きていければというのは夢物語だ。

でも、夢は夢で持っていてもいいと思っている。

ただ、自然に寄り添って、生かされている事に感謝できる毎日。

せめて、そう感じられる食卓を作る事に努力しよう、今は。

_ お散歩 2005-05-29

昨日に引き続いていいお天気なので、一駅分歩いて散歩。

その駅から電車に乗って、一駅で降りる。

来週から、また違う講座を受けるので、その場所を下見に。

普段使わない駅なので、おりた事もなかったのだけれど、正直ショックでした。

この市内に、こんなところがあるなんて知らなかったのです。

ここ、好き。

こういうのは、何と言うんだろう。

駅を降りた瞬間分かる、その土地が自分に合うかどうか、その感覚。

駅がきれいとか、そんな要因も関係はする。

でも根本的なところはそんなものではないと自分では思っている。

東京にいた時もそう。

中野とかも勧められたけど、駅のそばや街並みが苦手だった。阿佐ヶ谷とかも。

違うって何かが言う感じ。

それで、荻窪に行った途端に「ここだ」と思った。私が住むのはここだと。

そういうのは、何だろう、わかるのだ、とにかく。

国立にいた時もそう。駅から降りた瞬間、国立に入った瞬間、「あ、好きだな、この感じ」と思った。

福岡で一人暮らしを始めた時もそうだった。そういうのは、人間の相性の「合う、合わない」と同じかもしれない。

そうして、ずっと好きにならなければ、と思い続けていた今住んでいる場所が「違う」というのを妙にリアルに感じた。

違うと思ったら好きになれないから、違うと思わないようにしなければと思っていた今の場所。

でも、違うと妙に確信してしまったのでした。

きっと、これからの毎日はとても辛くなるだろう。仕方ない。

しかも、毎週一ヶ月ここに通ってくるというのは、苦しい事だ。

Qちゃんも、この「好き」がわかってくれて、二人でちょっと苦々しい気持ちになったりした。

ただ、救いは、ずっと「この市内が私に合わないのでは?」という感覚が違っていた事。

場所が合わなかっただけで、この地区全体が駄目な訳ではなかったのだという安心感。

Qちゃんの仕事が順調ならばここから離れる事は出来ないので、この場所全体と自分が合わない訳ではないという事がわかって本当に安心した。

それまでは心のどこかで「仕事を変わる事はもうないだろうか」と何度か思い、苦痛を感じていたのだ。

ここから離れたいと強く感じていたのは、この場所だけとの相性の問題だとわかって安心した。

引越したい。今すぐは無理だけど。

前向きな目標がちょっと持てたし、ここを離れればもっと毎日の環境と上手く付き合うことが出来るのだと思えてよかった。

頑張ろうと思う。

あー、しかし、こういう感覚は恋に似ているよ。

その日、人とちょっと話すことがあって、新婚だと言うと「今が一番いい時ですね」と言われた。

その人はどう見たって、オレと同じ歳か、それより下で指輪をしていたので、思わず「毎日が辛いんですか」と聞きそうになった。

可哀想に。

オレの尊敬する夫婦は「新婚っていいよねー、うちも今でもラブラブだけど、新婚のラブラブってちょっと違うんだよねー」と言う。やっぱり既婚者にはこうあって欲しいと思う。

三年後も同じ意見の自分でありたい。そして、先輩既婚者の方々にはそうあって欲しいよ、心から。

夜は、家でレバニラ炒め。

家では初めて作った。レバーって調理する前って、グロい。

でも、思ったよりおいしかった。あーゆーのは店でなくてはおいしくないと思っていたがそうでもなかったようだ。

レパートリーが増えてよかった。やはり、まだまだですなー。

頑張りますよ、主婦業。

_ しょうぶまつり 2005-05-28

朝、ちょこっと用事を済ませたQちゃんを車で迎えに行って、近くの公園へ。

菖蒲がきれいという事なので、見に行ってみたかったのです。

Qちゃんに「しょうぶまつりがあるんだよ」というと「それって、強そうだよね」との返答。

どういう文字変換が頭の中でなされているのでしょうか、この人は。

Qちゃんの思っているのは「勝負祭り」。

大体、なんだよ、それ。

「赤い下着の人とかいるかな?」

いません。

ちなみに正解は「菖蒲祭り」です。

菖蒲はまだまだ五分咲きというところ。

久しぶりに公園をゆっくり歩いたのは良かった。

お子達が、どうみたってドブとしか思えない水のところに手を突っ込んだりしているのを見たりして、背筋がぞっとした。

あれで、家に帰ったりするんだよね?

ひー、オレなら家に入れない。親御さんたちってすごいのねー。

虫とか掴んでますよ。ひぇー。

Qちゃんなんか姫だから、そんなものを目の前で見せたら卒倒しますよ。いや、本当に。

箱入りだからさ。

花を堪能して、Qちゃんのボスがおすすめの寿司屋へ。

暑いしさ、寿司だしさ、酒なしでは語れないよねって感じにも関わらず、ドライバーのオレは飲めません。

くそー、なんだよ、それ。Qちゃんが隣でおいしそうに飲むのを恨めしく見つめてました。

えーい、呪われてしまえー。

結婚して、ますます酒飲みになったツマに対する嫌がらせとしか思えませんでした。

寿司はうまうま。最高。

その後は、ちょっとドライブ。

Qちゃんは助手席で寝てました。いいよね、昼間から寿司食べて、酒飲んで、昼寝ですって。

恨めしい。

雑貨屋とかに寄ったり、花屋に行って、苗を買ったりしました。

最近、ベランダで食べれるもの(ここがポイント)を育てるのにはまっていて、トマトの苗を三種類買いました。

上手に育てたいのではなくて、食卓を彩るものを少しでも自分で作れたらいいだろうなと思って。

優雅な専業主婦だなぁ、オレ。

でも、全然美しくないのだ、家庭菜園の実態。

だって、肥料に小さな虫が寄ってきたりするし(でも変な化学肥料や虫除けを使うなら家で作る意味がないような気がする)、土は臭うし、ベランダでは制約が多くて、優雅ではない。決して。

早速家に帰って植えました。育つといいな。

菖蒲の写真をUPしました。

_ お弁当記録 2005-05-26

日記にお弁当の記録を入れていたが、どうしてもごちゃごちゃしているし、更新が実は面倒で、ついつい滞りがちになるので別にした。

こうすると、お弁当のレパートリーが少ないことが一目瞭然!と愕然とするわけだが、自分への戒めもあって、独立へ。

お弁当、頑張らねばいかんよ。オレ。

Qちゃんが飲み会に行くのは、オレの食事に飽きているからか、もしかして。

それは困るね、本当に。

そういうわけで、世の中の人には何の役にも立たないわけだが、個人的事情でお弁当記録を作ったので宜しく。

出来ればたまには、こんなお弁当が食べたい!とか、メールで送ってくれると嬉しいよね。

だって、何が大変って献立を考える事なのだよ。

気がつけば、晩御飯かお弁当のことを考えてるよ、オレ。毎日、いつ何時も。

本当に送ってくれたら、あなた様がおいでになった時にはその献立を採用致します。本当に。

でも、手間が掛かりすぎるものとか素材が入手困難なものは採用されない。